1. TOP
  2. 交通
  3. シン・超未来妄想【七】「越谷レイクタウンに高速鉄道東京8号線が走った203X年」新駅ができる(かもしれない)「松伏」をウォッチしてみた

シン・超未来妄想【七】「越谷レイクタウンに高速鉄道東京8号線が走った203X年」新駅ができる(かもしれない)「松伏」をウォッチしてみた

「越谷レイクタウンと東京を結ぶ地下鉄が走る…」

「埼玉県八潮市」から「越谷市レイクタウン」を経由して「千葉県野田市」至る区間で計画中の「高速鉄道東京8号線(八潮-野田市間)整備」をウォッチするシリーズ7回目。

本記事では、新駅が建設される(かもしれない)地点「松伏」をウォッチ&妄想してみましょう。

⑦「(仮称)松伏駅」の位置と現況

この埼玉〜千葉を先に作っちゃおうぜ計画(※長いので以下「本先行計画」と呼称)のあらましについてはこちらをご覧ください。
本記事シリーズは、そもそも、100%実現するかどうかもわからない未来の計画についての憶測です。
くれぐれも真に受けることがないようお願いいたします、念の為。
誠に勝手ながらこの出来るかもしれない新駅⑦を「(仮称)松伏(まつぶし)駅」と命名させて頂いた上で、話を進めます。


© OpenStreetMap contributors

①「八潮駅」・②「(仮称)八潮市役所前駅」③「(仮称)八条親水公園駅」④「(仮称)草加公園駅」⑤「(仮称)越谷レイクタウン駅」⑥「(仮称)吉川川藤駅」⑦「(仮称)松伏駅」・⑧「野田市の野田橋下あたり」・⑨「野田市駅」

© OpenStreetMap contributors

「(仮称)松伏駅」の妄想予定地は、本先行計画第6の駅「(仮称)吉川川藤駅」から北へ約3.5kmにあります。

このような風情あふれる橋もある、牧歌的な「田島」エリアが「(仮称)松伏駅」の候補地です。

駅がない町「松伏町」の悲願「高速鉄道東京8号線」

本先行計画において、おそらく最も駅の実現を願っているのは、今回ご紹介する「松伏町」だと言っても間違いはないでしょう。

●「埼玉県」の東部において鉄道駅の存在しない自治体は「東秩父村」「三芳町」「川島町」「吉見町」「松伏町」の5つ。
●「地下鉄8号線建設促進並びに誘致期成同盟会」のメンバー3県11市町において鉄道駅の存在しない自治体は「茨城県坂東市・八千代町」と「松伏町」の3つ。

故にその「駅」にかける思いはまさに「悲願」と思われます!!!

いや当町に他の交通のプロジェクトが無いわけじゃありません。だって絶賛工事中の「東埼玉道路(国道4号)」に「道の駅」も計画されていますし…↓

続×39「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:「松伏町」道の駅予定地あたりはシルクロードのように〜バスターミナルやサイクルステーションを備えた交流拠点となる未来

さらには重要な計画道路「浦和野田線」がそこで交わる青写真だってあるのです。↓

続×41「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:計画道路「浦和野田線」との交差ポイントでの工事が更に本格的に〜地盤改良用の特殊な建機も「空飛ぶ宝石」も登場

おまけにでっかい「産業団地」も建設中です。↓

【松伏・田島地区産業団地】2022の夏〜「バスケやろうぜ!」と叫ぶ!! 超々広くて深い調整池の底で!!!

最早、未来予想図に不足なし!!

…それでもやはり「駅」の魅力には抗い難いものがありますよね。

そして当町の夢と希望がギュッと詰まったエリアがこの「田島」エリアなのです。

「松伏町」が町であり続けるための「松伏駅」の意義

それじゃあ少し視点を変えて「松伏」の「人口」から「本先行計画」の意義を見てみましょう。

「埼玉県松伏町」の2023年7月の人口は28,249人。
直近の3年間では1年に250人ぐらいのペースで人口が減少しています。

出典:人口DB

突然ですが、ここで埼玉県の「町としての要件に関する条例」を紐解くと…

  1. 人口(官報で公示された最近の国勢調査又はこれに準ずる全国的な人口調査の結果による人口。以下同じ。)五千以上を有すること。
  2. 当該普通地方公共団体の中心の市街地を形成している区域内に在る戸数が、全戸数の五割以上であること。
  3. 商工業その他の都市的業態に従事する者及びその者と同一世帯に属する者の数が、全人口の五割以上であること。
  4. 官署又は県の公署が設けられていること。
  5. 商工業その他都市的業態又は都市的業態に従事する者及びその者と同一世帯に属する者の数が、逐次増加の傾向にあること。
  6. 病院又は診療所が設けられていること。
  7. 当該普通地方公共団体の総合的かつ計画的な行政の運営を図るため定められた基本構想において、将来の都市的発展が見込まれていること。

となっております。

要するに、地方自治体の「町」が町たる条件は「人口は5000人以上、世帯数の5割が集まる市街地があって、就業している人も人口の5割以上、お役所と医療施設があって…」ということですね。

ちょっと気になるのは5の「商工業その他都市的業態又は都市的業態に従事する者及びその者と同一世帯に属する者の数が、逐次増加の傾向にあること」です。

人口の減少傾向は全国的なものなので、特に「松伏町」に限ったことではなく「レイクタウン」擁する「越谷市」ですら最近はじわじわと人口が減ってきています。

働く家庭の人口を増やすとなると…そうか「鉄道と駅だ!!」

引き続きウォッチして参ります。

(次のページ:シン・超未来妄想バックナンバー