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「越谷アルファーズ」が「越谷レイクタウン」での「アリーナ建設」の要望書を「越谷市」に提出したよ〜さっそく候補地の現況をウォッチしてみた

「レイクタウン」にアリーナが建設される!?

そう、大手WEBメディアなどでも取り上げられたので、すでにご存知の方も多いと思われる、プロバスケットボールクラブ「越谷アルファーズ」さんがホームアリーナの建設に「レイクタウン」のあの場所を使わせて欲しいとの「要望書」を提出したというあの話題です。

いきなりの発表に驚いた方のために(ブログ主もそのひとりですが)建設候補地の現況と、「要望書」の内容についてを超わかりやすく説明して参りましょう。

※「らぶれいく」さん「K・S」さん、情報ありがとうございました。

「レイクタウン」にある「アリーナ建設候補地」の現況

まずは何はともあれ、件のアリーナ建設候補地の現況をご覧ください。レイクタウンピープルならばよくご存知のあの場所です。

© OpenStreetMap contributors

面積: 約9,800m2
周囲: 約400m2
越谷レイクタウン駅からの距離:約380m

時折「レイクタウンアウトレット」などの臨時駐車場としても使用されている空き地であり、隣接する「水辺のまちづくり館」を包含した「越谷市」が所有する約9800m2程の敷地です。

最近はあまり見かけない白鳥のボートの姿が眩しいです!!

片隅には、今まさに進められている「元荒川/大相模調節池 水辺deベンチャー計画」(イオンさんの呼称では「レイクタウン大相模調節池河畔・芝生公園地域共創事業」)の資材なども置かれています。

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「要望書」の背景を整理すると…

さて、それでは次にその「要望書」の内容を整理しましょう。

WHEN(いつ?):

ことの始まりは、2024年3月27日のことです。

WHERE(どこで?):

舞台は、先にご覧いただいた、現「水辺のまちづくり館」と「レイクタウンアウトレット」の間にある空き地です。

WHO(誰が?):

もちろん「越谷市」にホームを構えるプロバスケットボールクラブ「越谷アルファーズ」さんが主人公です。そしてその相手となるのは「越谷市」です。

WHAT(何を?):

新ホームアリーナ実現を目指すための越谷市への要望書を提出しました。

WHY(何故?):

「越谷アルファーズ」さんが所属するプロバスケットボールリーグである「B.LEAGUE(ビーリーグ)は2026年からのリーグ構造の変更を伴う、大きな変革があります。

そのトップ(最上位)カテゴリである「B.PREMIER(ビープレミアム)」参入が「越谷アルファーズ」さんの目標なのです。

HOW(どのように?):

「B.PREMIER(ビープレミアム)」参入には最終的には4次審査に合格することが必須であり、以下に掲げる3つの条件があります。

  1. 入場者数:4,000名(一期)
  2. 売上基準:12億円(一期)
  3. アリーナ基準:新設アリーナ基準充足(VIPルームなどホスピタリティを備えた) / 5,000席

ここで話題に登っているのはもちろん「3」の基準を満たしたホームアリーナがあるかどうかです。
(現在のホームコートである「越谷市総合体育館」は総合体育館は施設の基準を満たすことができない)
しかし、このハードルはなかなかに高く「2024年9月末までの進捗、および12月理事会までに落札者等が決定していることなど」となっています。

つまり、「B.PREMIER(ビープレミアム)」参入のための最大の難関である「基準(時間的問題を含む)を満たしたホームアリーナ」の建設について「要望書」を提出したということなんですね。

ではどんなアリーナを構想しているのか?

「越谷アルファーズ」のウェブサイトを要約しますと…

●エンターテインメント性の高い非日常体験ができる場所として。
●バスケットボールだけでなく、他のスポーツや、さまざまなイベントやライブに触れられる場所として。
●アリーナをきっかけに越谷を訪れ、観光・飲食・宿泊する人が増え、アリーナ周辺だけではなく越谷市全体の経済が活性化し、にぎわいを生み出せるように。
●防災施設として有事の際の安心の場に。
●アリーナをきっかけに商店会や自治体、企業などが集まり、「まちづくり」を考え、活発に意見交換をする場に。
●新たな教育の可能性を広げ、子どもたちにとっての有益な場に。

クラブのためのアリーナではなく、地域の皆様にとっての「夢のアリーナ」を目指していきたいと思っております。

なるほど…整理してみると何故このタイミングで「要望書」が提出されたかが分かります。

ブログ主も「越谷アルファーズ」さんの黎明期に「大相模中学校」「光陽中学校」のバスケ部の皆さんへのクリニックに立ち会った記憶と共に、愛着がめっちゃあって、何とか「難関」をクリアできないものかなあと考えています。

しかし反面、渋滞問題や市の財政問題、あるいは「レイクタウン」以外の地域とのバランスを考えた時に、手放しで「アリーナ最高!!」と叫ぶ訳にはいかないのもまた事実…

となると「ホワイトナイト」は…。(欲張りすぎですかね)

引き続きウォッチして参ります!!

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