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シン・超未来妄想【伍】「越谷レイクタウンに高速鉄道東京8号線が走った203X年」新駅ができる(かもしれない)「越谷レイクタウン」をウォッチしてみた

「越谷レイクタウンと東京を結ぶ地下鉄が走る…」

「埼玉県八潮市」から「越谷市レイクタウン」を経由して「千葉県野田市」至る区間で計画中の「高速鉄道東京8号線(八潮-野田市間)整備」をウォッチするシリーズ5回目。

本記事では、新駅が建設される(かもしれない)地点「越谷レイクタウン」をウォッチ&妄想してみましょう。

⑤「(仮称)越谷レイクタウン駅」の位置と現況

この埼玉〜千葉を先に作っちゃおうぜ計画(※長いので以下「本先行計画」と呼称)のあらましについてはこちらをご覧ください。
本記事シリーズは、そもそも、100%実現するかどうかもわからない未来の計画についての憶測です。
くれぐれも真に受けることがないようお願いいたします、念の為。
誠に勝手ながらこの出来るかもしれない新駅⑤を「(仮称)越谷レイクタウン駅」と命名させて頂いた上で、話を進めます。

© OpenStreetMap contributors

①「八潮駅」・②「(仮称)八潮市役所前駅」③「(仮称)八条親水公園駅」④「(仮称)草加公園駅」⑤「(仮称)越谷レイクタウン駅」・⑥「吉川市の川藤あたり」・⑦「松伏町の田島あたり」・⑧「野田市の野田橋下あたり」・⑨「野田市駅」

「(仮称)越谷レイクタウン駅」の妄想予定地は、本先行計画第4の駅「草加公園駅」から北へ約1.8kmにあります。

「越谷レイクタウン駅」の構想には2パターンのルートが存在する!

その駅の位置は(妄想では)すばりココ↑↑

「東埼玉道路」と「JR武蔵野線」が交わるポイントだと思われます。

「なんだこりゃ!! これじゃあ武蔵野線に乗り換えられないじゃないの!!!」と憤る声が聞こえてきそうです。

その通り。ということで現在の「JR武蔵野線 越谷レイクタウン駅」に接続するルート構想も存在します。(上の地図の紫色の点線で示したルート)

もちろん乗り換えにはその方が都合がいいのですが、実現にはちょいと課題が横たわっているんです…

この「本先行計画」では、すでに工事が始まっている「東埼玉道路」の自動車専用部の高架に相乗りして軌道を敷くことで、工期とコストを削減するプランが主体となっています。

出典:北首都国道事務所ホームページ

つまり「東埼玉道路」から逸れて「JR武蔵野線 越谷レイクタウン駅」に接続することは中々に難儀なことなのです。

高架鉄道のまま、現在の駅前ロータリーに鉄道を引っ張ってくるのは不可能なので、当然のごとく「地下」を走ることになるわけですが、基底層(地下の硬い地層)に無数に打ち込まれたマンションやビルの支持杭や、住宅地の直下を巧みに避けて工事を進めるのは、あまり現実的ではありません(とブログ主は思います)

※JR武蔵野線各駅あたりの基底層の深度の概略図↓

となればこのあたりに「JR武蔵野線 越谷レイクタウン駅 東口」を新設「高速鉄道東京8号線 越谷レイクタウン駅」との連絡通路を設けるのが一番現実的なのではないかと妄想します。

ついでに「レイクタウンゲート」ももうひとつ作っちゃって「イオンレイクタウンkaze」の東側からも店内に入れる様になると超嬉しいですよね。

このポイントではひと足さきに「ローカル5G活用の自動運転車両」の実証実験が行われていた

そんな妄想新駅の予定地あたりですが、鉄道よりも自動車専用道路よりも、ひと足先2022年1月に「ローカル5G活用の自動運転車両」の実証実験が行われております。

「越谷レイクタウン」で「ローカル5G活用の自動運転車両」の実証実験が実施された件

東埼玉道路 一般部 → 東埼玉道路 自動車専用部 → 自動運転車両 → 高速鉄道東京8号線 という順番で新しい交通手段が実現していく予定です。

つまり、長いスパンで考えれば、現在の「JR武蔵野線 越谷レイクタウン駅前」よりも、こちらのエリアの方が交通的に見て「レイクタウン」の玄関口と呼ばれる日が来るのかも知れません。

「レイクタウン」の人口から妄想する「越谷レイクタウン駅」

それじゃあ少し視点を変えて「レイクタウン」の「人口」から「本先行計画」を見てみましょう。

出典:人口DB

2023年11月の「レイクタウン」の人口は21,924人。計画人口が22,400人であることから考えても、ほぼ人口増は頭打ちとなっています。

つまり、たとえ鉄道が開通して、過激なまでに交通が便利になったとしても「レイクタウン」の人口が増えるわけではなく「本先行計画」の他の各駅周辺がその受け皿となるわけです。(もちろん「イオンレイクタウン」への来訪者はますます増えるでしょうけれども)

特に「草加市」の北東部、「松伏町」の南東部、「吉川市」の中川右岸など、これまで未開発だった地域にどんな新しい街が出来ていくのかに思いを馳せるのもちょっと楽しいブログ主です。

引き続きウォッチして参ります。

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