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続×48「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:4番目の橋の下り線が「松伏町」へ接続〜北側に連なる道路工区では舗装に向けて路盤材をロードローラーが転圧中

「越谷レイクタウン」を貫く「春日部への道」こと「東埼玉道路」の工事の進捗をお伝えする本シリーズ。2024年1月も終盤になりましたが、年度末に向けて我らが「東埼玉道路」の工事はますますヒートアップしております。

「東埼玉道路」第4の橋こと「大落古利根川橋」の「橋梁架設」(橋桁を橋脚や橋台に据え付ける工事)では、下り線の橋桁が「松伏町」側に接続!!

そして「松伏町下赤岩」あたりでは舗装に向けてロードローラーがせっせと路面固めに余念がありません!!!

下り線(西側)の橋桁が「松伏町」側に接続した「大落古利根川橋」

600t級クローラークレーンの威力で見るみるうちに橋梁架設が進んでいる第4の橋「大落古利根川橋」では、ついに下り線(西側)の橋桁が「松伏町」側に接続しました!!(拍手)

これがその「松伏町」側、つまり左岸の接合部分。

橋脚と橋桁の隙間に目を凝らすと…

まさに縁の下の力持ち「支承(ししょう)」師匠が活躍しておられます。

支承(ししょう)とは、橋梁において、上部構造(主桁・主構)と下部構造(橋台や橋脚)の間に設置する部材のことである。沓(くつ・シュー・shoe)とも呼ばれる。
詳しい説明は過去記事をご覧くださいね。

と、朽ちた電柱のてっぺんから、その工事を静かに見つめる視線が…

カワウ(河鵜、川鵜、学名: Phalacrocorax carbo)は、カツオドリ目(以前はペリカン目に分類された。Sibley分類ではコウノトリ目に属する)ウ科に分類される鳥類の一種。名前の由来は文字通り「河(川)」に生息する「鵜」である。ただし、河川のみならず、湖沼、河口付近や浅海域でも普通に見ることができる。

by ウィキペディア大先生

この辺りはまさに野鳥の宝庫でもあります。彼らにとってもこの大工事は人ごと(いや鳥ごと)ではないのでしょうね。

「東埼玉道路」に架かる6つの橋とは

①「大相模調節池 南池」(越谷市レイクタウン「レイクタウン橋」

②「元荒川」(越谷市大成町「大成橋」
③「新方川」(越谷市増森「新ましもり橋」
④「大落古利根川」(越谷市増森〜松伏町下赤岩「大落古利根川橋」)
⑤「中川」(松伏町大川戸「中川橋」
⑥「中川」(春日部市赤崎〜赤沼「中川連絡橋」

「赤岩橋」に至る道と交差するあたりでは舗装に向けた工事がさらに前進

一方、第4の橋から北へ600mほど離れたあたりでは「赤岩橋」へ至る道と交差する部分で、工事がかなり形になって来ました。

なんかちょっと可愛らしいロードローラーが路面固めに余念がありません。

これはいわゆる「路盤」と呼ばれる、アスファルト舗装の1〜2層下の部分ですね。と言うことはピカピカの道路が出現するのも、そう遠くないでしょう。

メインの「車道」左右には「副道」が設けられているのが良く分かります。この道はやがて先ほどの「カワウ」さん電柱のあたりまで伸びていくものと思われます。

「大落古利根川」以北の「東埼玉道路」は高架(橋梁)ではなく、盛土の上に作られます。
「副道」とは「車道」が沿道とに高低差がある場合に、車両が沿道にスムーズに出入りできるように設けられた道路のことです。

還暦越えの「赤岩橋」も喜んでいるといいのですが…。しかし「軽自動車」までしか通行できないのはいずれ改良しないといけませんね。

基礎知識「東埼玉道路」とはなんぞや

東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域で供用・建設中の路線である。東北自動車道・常磐自動車道の補完を目的として建設され、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部(5.7キロメートル〈km〉)が供用されている。本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。
埼玉県八潮市の東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市で国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6 kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。

by ウィキペディア大先生

 

出典:国土交通省関東地方整備局北首都国道事務所ホームページ

引き続きウォッチして参ります。

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