続×46「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:4番目の橋の下り線にも橋桁が架かった〜インターチェンジ予定地に至る工区では地中の廃棄物が行手を阻む
「越谷レイクタウン」を貫く「春日部への道」こと「東埼玉道路」の工事の進捗をお伝えする本シリーズ。
「東埼玉道路」第4の橋こと「大落古利根川橋」の「橋梁架設」(橋桁を橋脚や橋台に据え付ける工事)は着々と進捗し、下り線(西側)の橋桁の一部も架設されました!!
そしてその傍には、当ブログの読者「うなむ」さんが、詳しく教えてくださった、例の「インベーダーゲーム」の「アレ」みたいなパーツ「支承」に特・大・中・小のバリエーションも登場するなど、現場は活発な動きを見せています。
その一方で、本橋の南に位置する工区では、地下の廃棄物によって工程を変更せざるを得ない状況も発生して…。
年末年始を挟む3週間ほどで上下線の橋桁の一部が架設された「大落古利根川橋」
前記事では、600t級クローラークレーンのもたらすコスト縮減効果についてお伝えしましたが、評判どおりの超速(今風に言えば「タイパ」)ぶりを見せていますね。
2023年12月20日ごろに上り線の橋桁が架かったと思いきや、正月休み明けの2024年1月5日には下り線の橋桁が橋脚に設置されました。
「松伏町」側の先端では、橋脚との接合部を入念にチェック中です。(きっとここで「支承」が使われているのでしょうね)
「大落古利根川」右岸には「支承」に特・大・中・小のバリエーションが登場!!
右岸側から望むクローラクレーン「リープヘル」社製「LR-1600/2 HS650」の勇姿。
なんといってもこのトレーラーのように後ろに従えたウエイト専用車両(?)がゴツかっこいい!!!
そしてその足元には、件の「支承」のご一行。
支承(ししょう)とは、橋梁において、上部構造(主桁・主構)と下部構造(橋台や橋脚)の間に設置する部材のことである。沓(くつ・シュー・shoe)とも呼ばれる。
橋梁では、温度変化の影響による主桁や主構(以下「上部構造」)の伸縮の吸収や耐震性向上を目的として、上部構造と橋台および橋脚(以下「下部構造」)を直接剛結せず、変形を吸収する部材を介して支持するのが一般的である(直接剛結しているものをラーメン橋とよぶ)。この部材を支承と呼び、上部構造の変形(回転・伸縮)を吸収し、上部構造の荷重を下部構造に伝達する役割を果たす。
近年、橋梁の巨大化、耐震性基準の強化により、支承部にかかる費用が大きくなった。総工事費の30%になることもあり、ラーメン橋や軽量化の図れる複合構造が採用される事例が増えるとともに、機能分離型支承なども検討されている。
はて、よく見ると大きさと形状が色々ありますね…
小さくて短いやつ。
中サイズ、大サイズ、特サイズと4つのバリエーションがあるんですね!!
さらに言えば「レイクタウン界隈」の様々な橋においても「支承」は使われていたはずなのに…
とは言え、こんな風にわかりやく並べていただけているのを目にするのは初めてです。
となると「特サイズ」があの橋台に使われるのしょうかね?いや妄想ですけど。
①「大相模調節池 南池」(越谷市レイクタウン「レイクタウン橋」)
②「元荒川」(越谷市大成町「大成橋」)
③「新方川」(越谷市増森「新ましもり橋」)
④「大落古利根川」(越谷市増森〜松伏町下赤岩「大落古利根川橋」)
⑤「中川」(松伏町大川戸「中川橋」)
⑥「中川」(春日部市赤崎〜赤沼「中川連絡橋」)
橋の南に位置する工区では地下の廃棄物によって工程を変更せざるを得ない状況も発生
一方こちらは「大落古利根川橋」から800mほど南の「第4のインターチェンジ」建設予定地あたりの様子。
工事戦線異常なし!!と言いたいところですが、大工事では想定外なことが起こるものでして…
「国土交通省 関東地方整備局 事業評価監視委員会」による「東埼玉道路」についての再評価をまとめた資料によりますと、なんと道路予定地の地下(地表から90cm程)に廃棄物の存在が確認され…
廃棄物を含む土壌を撤去し、置き換えることになったそうです。
基礎知識「東埼玉道路」とはなんぞや
東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域で供用・建設中の路線である。東北自動車道・常磐自動車道の補完を目的として建設され、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部(5.7キロメートル〈km〉)が供用されている。本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。
埼玉県八潮市の東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市で国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6 kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。by ウィキペディア大先生
引き続きウォッチして参ります。