「埼玉県」と「千葉県」を結ぶ「三郷流山橋(仮称)」〜 巨大ボックスカルバートが古代遺跡の如くそそり立つ!!
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2022年4月には、埼玉県側から伸びてきた橋桁が、一本の橋として両県を結ぶ存在になった「三郷流山橋」。
橋梁の上部工事はもとより、両岸において橋のたもとの工事も急ピッチで進行しております。
と、埼玉県三郷市側の堤防に目をやると、そこには古代遺跡のような巨大ボックスカルバートが出現しておりました!!
「三郷流山橋」の建設進捗「埼玉県三郷市」側の様子
橋台わきの堤防上に古代遺跡の様な巨大ボックスカルバートが出現!!
どうですこの威容は!! この古代遺跡の如き構造物は、本橋の埼玉県三郷市側の堤防下を走る一般道のために用意されたボックスカルバートです。
ボックスカルバートとは、あらかじめ工場で作られた、箱の形をした地下に埋設されるコンクリート構造物のことです。工事現場で直接コンクリートを打設するよりもコストと時間において優れています。
今にも中からモビルスーツなどが出てきそうな迫力ですな、こりゃ。
上の写真の右側が「三郷流山橋」の橋梁です。つまり、橋へのアプローチ部分の下に埋設されるトンネルなんですね。
堤防上から見ると、このボックスカルバートを設置するためと思しきコンクリート基礎が確認できます。ただ、埋設後の完成イメージが今ひとつ想像しにくいですが…。
「江戸川」の右岸から建設中の橋を望む〜橋桁の上部工事も着々と進行中
両岸が繋がったおかげで、工事関係者の皆さんも現場の行き来が楽になったことでしょう。
「三郷流山橋(仮称)」の建設進捗「千葉県流山市」側の様子
「江戸川」の左岸から建設中の橋を望む
さて、千葉県側に目を移すと、綺麗な一本橋がよ〜く確認できます。
流山市側のアプローチ部分もだいぶ出来上がってきた
埼玉県側と同じく千葉県側も、橋台へと至るアプローチ部分が、かなり出来上がっております。
一般道の上には、2ヶ月前には無かった高架の橋が設置されました。
一般道側から「三郷流山橋」を渡れる「歩道」なのでしょうか?
この橋は有料道路となる予定ですが、もしかしたら歩行者と自転車は無料で渡れるのかも?
もしそうだとしたら、サイクラーの皆さんもこの橋を折り返し地点として活用できますね。
もしそうだとしたら、こんな景観のほとりにサイクラー憩いの場を作っちゃうのも一興かもしれませんな。
同じ江戸川のサイクリングロードにある、あの「竹林カフェ」さんのように。
引き続きウォッチします。
(次のページ:「三郷流山橋(仮称)」と「都市軸道路」にまつわるエトセトラ)
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