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続×81「東埼玉道路」延長区間「吉川川藤〜松伏田島」2025年6月1日15時に供用開始へ

【2025年4月1日追記】関東地方整備局 北首都国道事務所より正式発表があり、供用開始は6月1日の15時に決定しました!!(もう1日早めてくれろ〜)

「越谷レイクタウン」を貫く「春日部への道」こと「東埼玉道路」の工事の進捗をお伝えする本シリーズ。

2025年春の開通に向けて工事が進む「レイクタウン」の北「吉川市川藤」から「松伏町田島」のエリア。

2019年3月に始まった「東埼玉道路」シリーズも、気づけば80回を超え、ついにこの春ギリギリ、吉川市川藤から松伏町田島までの3.8kmが共用開始となります!!

様々な困難を克服し「努力」がいよいよ「道」になる2025年5月31日6月1日!!

本エリアでは2025年3月中旬の今まさに、各所で一斉に舗装工事が展開中です。

遡ること6年前の2019年「大落古利根川」を越える橋の橋脚が姿を現し、着実に未来へ向けた一歩が踏み出されました。

その後も、水田地帯の中に秘密基地のような盛り土が築かれ…

巨大なクローラークレーンが橋桁を吊り下げる様子を追いながら、この道の完成が少しずつ現実のものになっていくのを見守ってきました。

時には地中に廃棄物が発見され撤去予算は爆上がり。またある時は想像を超えた地盤の軟弱さに計画の再考を余儀なくされる(「越谷市の道の駅」の計画に動きがないことに歯がゆさを感じることもありましたが)など、傍目から受ける印象以上の難工事の連続でした。

それでも工事は着実に進み、道路の形が明確になるにつれ、この地域の未来への期待も膨らんでいきました。

出典:国土交通省 関東地方整備局 北首都国道事務所ホームページ

そして今、6年越しの思いが形となり、2025年5月31日(または6月1日)待望の区間が共用を開始します。ちなみに一般的には5月はまだ「春」。春頃の開通という約束は守られる!(かも)

「八潮市八條」から「レイクタウン」を貫き「松伏町」に至る約9.4kmのこの道がつながることで、地域の交通はより便利になり、生活の風景も変わっていくことでしょう。

ブログ主も長年にわたって追い続けてきた道の完成を目前にし、これまでの歩みを振り返ると、感慨深いものがあります。

基礎知識「東埼玉道路」とはなんぞや

しかし「東埼玉道路」の物語はこれで終わりではありません。

© OpenStreetMap contributors

今回の「ゴール」は「松伏町田島」にある「浦和野田線」とのインターチェンジ(上の写真)ですが、この先、さらに北へと伸び、「春日部への道」として大動脈へと発展していくことでしょう。

さらには「八潮市」で活発になっている「自動車専用部=高架道路」の工事の進捗も見逃せません!!

これからも、その一歩一歩を見守りながら、新たな未来を妄想ウォッチして参ります。

東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域で供用・建設中の路線である。東北自動車道・常磐自動車道の補完を目的として建設され、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部(5.7キロメートル〈km〉)が供用されている。本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。
埼玉県八潮市の東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市で国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6 kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。

by ウィキペディア大先生

出典:国土交通省関東地方整備局北首都国道事務所ホームページ

「東埼玉道路」シリーズの全バックナンバーはこちら。