続×36「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:2023年時点での工事最北端を見に「春日部市赤崎」に行ってみた
「越谷レイクタウン」を貫く「春日部への道」こと「東埼玉道路」の工事の進捗をお伝えする本シリーズ。
「吉川市川藤」から北へ8.7kmに及ぶ一般部(一般道)の事業中(工事中)区間では各所で工事が進行中です。
しかし、2022年から2023年にかけてお伝えした、ダイナミックな動きはちょっと南がわ=起点に近い方に偏っていた感じがします。
ということで本記事では「東埼玉道路」の終点付近にスポットを当ててお伝えいたしましょう!!
ここが2023の工事最北端!「春日部市赤崎」の真新しい盛土を見よ!!
いきなり登場しました、これが2023年度の「東埼玉道路」工事の最北端「春日部市赤崎」の姿。
ゲートボール場かっ!?とツッコミたくなるほど端正に低く慣らされた路面からは真新しさを感じますね。
中川を挟んだ「春日部市クリーンセンター」の対岸に位置するこの盛土よりも北には、工事の痕跡は全く無く、正真正銘工事の未踏の地です。
ゴール地点である「4号越谷春日部バイパス」との合流地点「春日部市水角」まではあと400メートルに迫っています。
© OpenStreetMap contributors
2022年2月の「第6の橋」建設の様子
最北端から2kmほど南東の「松伏町魚沼」あたりの様子
こちらは「松伏町魚沼」。「春日部市」との境界あたりの様子。砂利道は「東埼玉道路」ではなくて、左手の草ぼうぼうが盛土された本物の「東埼玉道路」予定地です。
工事中の道路は「九尺排水機場」を掠めて…
九尺(きゅうしゃく)排水機場とは?
大雨の際に春日部市、松伏町の農地の湛水を防止するために、松伏町魚沼に平成3年度~平成11年度に排水路とあわせて建設されました。松伏町が所有し、春日部市と協力し管理を行っています。
完成から20年が経過し、ポンプや電気設備、建屋が老朽化しています。
そこで、埼玉県が実施主体となり、補修工事をすることになりました。埼玉県ホームページより引用
さらに南下をした、その先には…
続×28「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:5番目の橋の橋台が完成〜中川左岸では芝生が麗しい遊歩道出現の兆し
「5番目の橋(中川橋)」の工事エリアが広がっています。
さてそれでは冒頭のクイズの答え合わせをしましょうか。
基礎知識「東埼玉道路」とはなんぞや
東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域で供用・建設中の路線である。東北自動車道・常磐自動車道の補完を目的として建設され、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部(5.7キロメートル〈km〉)が供用されている。本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。
埼玉県八潮市の東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市で国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6 kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。by ウィキペディア大先生
引き続きウォッチして参ります。