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「美松食堂」07:30の朝ラーメンは禁断の美味!!そしてブログ主のソウルフード【越谷市場】

らーめんといえばお昼か夜の食べ物のイメージ。まあ、冷静に考えれば早朝から開いている飲食店自体が少ないので、そういう図式が成立しているのでしょうけれども。

しかし、いつしかブログ頭の中に居座った「朝ラーメンはイケナイ禁断のモノ」という古臭いステレオタイプをぶっ壊してくれた「白馬の騎士」ならぬ「ピンクの豚」が存在します。

そう「越谷市場」の最古参「美松食堂」さんをご紹介しましょう!!

 「越谷市場内」朝7:30開店の「美松食堂」は、美豚(ヴィトン)が目印

「越谷市場」といえば、ブログ主が愛してやまない「フジシゲ」さんを始め、今をときめくドイツビールの「マーベリックス ビアステーション」さんや、絶品フルーツサンドの「アミュー アンド キッチン」さんなど個性あふれる実力派飲食店が居並ぶ、最近超ホットなスポットですね。

こちらの「美松食堂」さんは「越谷市場」開業以来30年の歴史を誇る最古参のお店。いくつものお店が出来ては消えていく中で、脈々とお客さんの胃袋を満たし続けた古(いにしえ)の強者(つわもの)です!!

そして「越谷市場」故に、早朝から訪れる業者さん向けに早朝からの営業なんですね。

お店の読みは「みまつ」。「びまつ」じゃありませんからご注意を。



しかし、この強者らしからぬポップなサインをご覧くださいませ!!
どなたが描いたかは存じませんが、いい仕事してますねえ!!!
壁面に手書きされたイラストで、これほどの完成度のものは滅多にお目にかかれませんよ!!!!

ブログ主の勝手な妄想では、ピンクの豚の彼女のコードネームは「美豚(ヴィトン)」ちゃんです。

 ブログ主が30年の時を超えて再会した懐かしの絶品ソウルフード

ブログ主が当店を訪れたのは、何も「朝ラー」が食べたかったばかりではありません。実は30年以上ぶりのソウルフードに再会するためでもあったのです。

この「美松食堂」さんはその昔、この「越谷市場」に出店する前は「越谷市大成町」にありました。実はブログ主、幼き頃に母に手を引かれ何度も当店で舌鼓を打った思い出があるのです。

でも「越谷市場」に移転してからは訪れることもなく、ただただ月日は流れ、今再び朝7:40に暖簾をくぐることになったのです。

「チャーシューメン」。これぞまさにブログ主のソウルフード!!

旨味溢れるあっさりとした醤油味。縮れた麺と、分厚くて塊感があるチャーシュー…ただただ旨い、そして舌の記憶そのままの味…(涙)。

女将さんのお話では、作っている職人さんも当時と同じ方ということ。嗚呼…時は無常ではなかったのですね!!

こちらは「塩ラーメン」。

シンプルながら、そのダシには貝の旨味が!! これこそ「朝ラー」に最適の一杯でしょう!!!

そんでもって「らーめんとしらす丼」のセット。


市場で食す「しらす丼」とベーシックなラーメンのコンビ。平凡なキャストの組み合わせが、非凡な仕事を生み出す参考例です。

お値段は押し並べてリーズナブル。「朝ラー」だけじゃなくて「朝丼」も「朝チャーハン」も「朝レバニラ炒め定食」だって可能なんです!!!!!!(落ち着けっ…)

夏ならではのメニューもあります。まさにサマータイムですな。

このように、「美松食堂」さんは、お店のエクステリアからして一見平凡に見えるけれども、よ〜く目を凝らし、舌に神経を集中するとその非凡さが分かる、まさに古強者(ふるつわもの)なんですよ!

そして今ひとつ、平凡で非凡なヒットメニューをご覧ください。

(次のページ:これの為にお店に通う人もいる!もう一つのヒットメニューとは!?