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「イオンタウン吉川美南」2021年6月12日増床オープン〜「アクアイグニス吉川美南」の「癒し=温泉」編

『お帰りなさ〜い。先にお風呂にする?それともご飯?』

昭和のホームドラマにはこんなセリフが常套句のように使われていましたっけ。(※ヤングジェネレーションの皆様には虚無のネタ、申し訳在りません。)

どっちが先はさておき、令和の今でも疲れた体を癒すのは「食」と「お風呂」であるということだけは大宇宙不変の真理ですね。

そして、2021年6月12日にオープンする「アクアイグニス吉川美南」は、どっちが先でもOKだよ〜と、超ハイレベルで答えてくれる稀有なスポットです。

「イオンタウン吉川美南 第三期工事」今はここを「東街区」と呼びます。

岩陰の洞窟のようにひっそりと開いた「武蔵野温泉」への入り口

「イオンタウン吉川美南」の南東に位置する「アクアイグニス吉川美南」ゾーンの玄関口に目をやると、2階に上がるエスカレーターの左隣に、何やら灰色の小さな入り口が洞穴のようにぽっかりと口を開けています。

ロールプレイングゲームに良くある、ここに入ると何かのイベントが発生する的なアレのようです!!

おお、こ、これは!!

壁面に刻まれし、超古代の紋章…ではなく「アクアイグニス」のエンブレム。

これこそが、ブログ主が4年の歳月をかけて追いかけてきた「吉川美南」の温泉へのエントランス!!

石壁調のエントランスを抜けると、そこには木の温もりが溢れる、優しい色調の空間に変貌します。

さりげなく掲げられた暖簾には、これまたさりげなく「武蔵野温泉」の文字が。

「武蔵野温泉」の浴場への入り口は、暖簾をくぐるとすぐに、男女に別れます。

正真正銘の源泉掛け流し!! 地下1,500メートルから湧きいずる「吉川美南」の温泉を見よ!!

嗚呼、まさしく温泉!! 陰影のフレームにトリミングされた、露天風呂と植栽の光景はまるで一幅の絵を見ているかのような美しさ。ここが「埼玉県吉川市」の街中であることを忘れてしまいそうです。

当たり前ですが、洗い場だって沢山あります。

見てください、このいかにも効きそうな褐色を!!

当温泉は正真正銘の源泉掛け流し。45°C、毎分400リットル。ボイラーでの温め直しも不要な稀有な温泉です。
その泉質は「含よう素‐ナトリウム‐塩化物強塩泉」。うがい薬にも含まれる、強い殺菌成分を持つ「ヨウ素化合物」が主成分で、体の芯から温まる効果が期待できます!!

こちらはかけ湯用のカメですな。

濁り湯の反対側には、普通のお湯も用意されています。

庭に出ると、そりゃあめっちゃ気持ちいい露天風呂。

ちなみに露天風呂の塀の外側はこんな感じ。 この塀をよじ登って中を確認したいと何度思ったことか…。

もう、惜しげもなくジャンジャンと「含ヨウ素泉」が湧き出ておりますね!!

でもね、地表に降った雨が、1,000メートルを超える大深度に浸透して温泉になるまでは、50〜100年という長〜い年月が必要なんです。つまり目の前に湧き出ているこのお湯は、おそらくは明治時代、下手すると江戸時代の雨の賜物かもしれないんです。
読者の皆様、心してありがたく浸からせて頂きましょうね!!


こちらは「寝ころびの湯」。あまりの気持ちよさに、寝転んでいるうちに本当に寝てしまわないように。だって「お風呂」から上がってからのお楽しみも待っているんですから…

さあ、ひとっ風呂浴びたら、まどろむのか食べるのか?どっちもOK!

「武蔵野温泉」の暖簾を出ると、目の前にはちょいとおしゃれな休憩スペースが。

しかしなんと言っても目玉は、本館2階にも出店している「金沢まいもん寿司」がプロデュースする「まいもん食堂」でしょう!!

乾いたのどを潤す生ビールをはじめとした各種アルコール&ノンアルコールドリンク。北陸金沢を拠点とした金沢まいもん寿司プロデュースの味と素材にこだわった数々の自慢の「お料理」「定食」「おつまみ」。
隣接する ル ショコラドゥアッシュの「スイーツ」まで、様々なシーンでご利用いただける新しいコンセプトのフードコートです。

アクアイグニス 吉川美南 ホームページより引用

なんと、前記事でお伝えした「辻口シェフ」プロデュースの「ル ショコラ ドゥ アッシュ」のスイーツもこの「まいもん食堂」で食べられちゃうという、新しいコンセプトのフードコートなんです!!

もちろんお土産だって充実してますって!!

温泉に入った後にお土産を物色したくなるのは、日本人のDNAなんでしょうか?そこのところも「アクアイグニス吉川美南」は外しませんよ!!

ここでしか手に入らないオリジナルのスイーツやパン、こだわりの調味料などが取り揃えられています。もちろん監修は「辻口シェフ」。

ちょいと粋な小物も。

お洒落な手ぬぐいもズラリ。奥にあるクロネコ柄がブログ主のお気に入り。

お土産ショップの横にはリラクゼーションのサロン「laxis」(ラクシス)。
体全体をもみほぐしたり、足ツボの刺激はアカスリなどで心も体もリラックス。

いかがでしたでしょうか? 何度も言いますが「武蔵野温泉」にいると、ここが「埼玉県」だってことを忘れてしまいます。もちろんそれこそが当店の狙いなんですけれどね。

読者の皆様、如何に気持ち良くても、帰り道だけは、ゆめゆめお忘れなき様。

「吉川美南の温泉」を追い求めたブログ主の冒険のフィナーレ〜あの「大魔神」にご参拝

普通の温泉レポートならばこれで終わりですが、ブログ主には最後に絶対に行かなくてはならない場所がありました。

そう、1500メートルの地下から温泉を汲み上げてくれる陰の立役者、「武蔵野温泉」の守護神、通称「大魔神」様へのご参拝です!!

2017年の6月ごろ、少年野球のグランドの片隅に、温泉試掘のヤグラが立ち

その一月後にはめでたくお湯が噴出との未確認情報あり。

2017年8月にはヤグラは消え去り、その跡にはポツンと残された温泉の源泉。その孤独感あふれる姿にブログ主がつけた名前は「笠地蔵」

しかし、2018年の春頃、温泉施設は立ち消えになったのではないかという噂が流れました。

2019年を迎えた頃もひとりぼっち。

2019年の暮れ頃。今考えれは「アクアイグニス」の出店はこの頃には決まっていたと考えられます。

そして、2020年10月、孤独な「笠地蔵」は屈強な「大魔神」へと進化を遂げました。(※「大魔神」の正式名称は「温泉のゆう出量を増加させる目的の動力」)

そして、2021年6月7日。グランドオープンを前に、初めて「大魔神」の傍らに立つことが叶ったブログ主。

「吉川美南の温泉」を追い求めたブログ主の4年間の冒険は、この日ついにフィナーレを迎えることができました。まさに感無量…。

しかし冒険は終わっても「武蔵野温泉」の「含ヨウ素泉」の褐色に触れるその度に、「大魔神」の元で「今日のお湯は何十年モノですか?」と問いかけるだろうブログ主です。(ほとんどHENTAI)

次回「イオンタウン吉川美南」の「様々な取り組み」編を乞うご期待!!

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