「イオンタウン吉川美南」2021年6月12日増床オープン〜世界の「辻口シェフ」から地元の皆様へのメッセージ〜「アクアイグニス吉川美南」の「食」編
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『県内外からも大勢のお客様がお見えになると思いますが、やはり一番大切なのは地元です。これからしっかりと地元の皆様にメッセージを発信していきたいと思います。他では食べることができない、最高の素材を用いて作られた世界最先端の「食」で、ここ吉川を盛り上げていきたいと考えています。将来的には、この3人のシェフでイベントを仕掛けていきたいとも考えています。』
そう語るのは、世界的パティシエとして名高い「辻口 博啓シェフ」(写真左)。
同じく、イタリアンの「奥田 政行シェフ」(写真中央)中華料理の「菰田 欣也シェフ」(写真右)と共に、2021年6月12日にオープンする「アクアイグニス吉川美南」の「食」を司どる超一流の匠の面々です。
実はブログ主、この度「イオンタウン吉川美南」の増床オープンに先立つ、メディア向け内覧会にご招待を頂き、ここ「アクアイグニス吉川美南」にて錚々たる「食の鉄人」から地元の皆さまへのメッセージを頂くことができました!!
思い起こせば、2017年の6月10日から執拗に追い続けた「吉川美南」の「温泉」が、今まさに、最高の形で大団円を迎えようとしています。
その1回目として、関東初進出を果たした「癒し」と「食」の空間ゾーン「アクアイグニス吉川美南」の「食」の部分をご紹介しましょう。
「ル ショコラ ドゥ アッシュ (LE CHOCOLAT DE H)吉川美南店」
「アクアイグニス」ゾーンの1階から扉を抜けると、先ず目に入るのはこの度の増床オープンの「顔」とも言える、スイーツの殿堂「ル ショコラ ドゥ アッシュ 吉川美南店」。
入り口正面の中央に誇らしげに積まれたのは「Chocolat Baumkuchen」(税込¥1850)
チョコレートをふんだんに使用した生地を何層にも重ね焼き上げた、しっとりしたアッシュオリジナルのショコラのバウムクーヘンです。
冒頭で地元の皆さんにメッセージをくださった、世界的パティシエ「辻口シェフ」が総力を挙げて作り上げたお店だけに、もうそのドアをくぐり抜けた瞬間に、ショコラの世界が広がります!!
クープ・デュ・モンドなどの洋菓子の世界大会に日本代表として出場し、数々の優勝経験を持つパティシエ、ショコラティエ。現在はオーナーパティシエ・ショコラティエとして、モンサンクレール(東京・自由が丘)をはじめ、コンセプトの異なる13ブランドを展開。サロン・デュ・ショコラ・パリで発表されるショコラ品評会では、2013年~2018年の6年連続で最高評価を獲得。2015年には「インターナショナルチョコレートアワーズ世界大会」のチョコレートバー部門で金賞を受賞。
基本の生スイーツは12種類。ちょっと全部はご紹介しきれませんが…
こちらは吉川美南限定の「モンブランジャポネ」(税込¥750)
低農薬で栽培した島根県出雲産の一番茶のほうじ茶を使用したメレンゲの上にトンカ豆のクリーム、熊本産和栗のモンブランクリームを絞り、濃厚で上品な味に仕上げた逸品。
右側に写るのが、こちらも吉川美南限定「シネンシス」(税込¥650)
ショコラオレとショコラノワールを使用したショコラムースに2種類の紅茶をブレンドしたクレームブリュレをしのばせた逸品。
こちらは「BONBON CHOCOLAT」(税込¥303)
エクアドル/ヒメ/ヴァンルージュ/ユズ/クロッカン/シャンプノア/ジュエ/ギャルソン/プラージュ/ペルー75%の全10種類
こちらのショーケースに並ぶのは「Macaron」(税込¥303)
72%ノワールショコラ/56%ノワールショコラ/ハーフビター/ブランデー/パッション/キャラメル サレ/抹茶/カフェ/フランボワーズ/ユズの全10種類
ショーケース後ろの壁面のモチーフももちろん「ショコラ」。
ブログ主が最も注目したのはこちら↑「LE CHOCOLAT DE H」の刻印が施された、カカオ豆の布袋の姿。これはペルーの自社農園で栽培し、熟成発酵したオリジナルのオーガニックカカオ豆なんです!
その貴重なカカオ豆を焙煎するするのが、この海外製のマシーンです。ちょっとガラスの反射で見えづらいので、2階の吹き抜けから見下ろしてみましょう。
巨大な窯に、カカオ豆を投入する機構がよく分かりますね。
それも、ただ単に炉に入れるのではなく、熟練の職人がその五感で、ひとつ一つ良い豆だけをセレクトする超こだわりよう!!
カカオ豆の栽培から商品に至までの一貫したものづくり。「辻口シェフ」の仰った「世界最先端」の一端が見たような気がします。
こちらはセミナールーム。シェフによるスイーツ作りの教室などに使用するとのこと。
もういい加減にして〜ってぐらいに次から次へと襲いくる、スイーツの嵐!!
吉川美南先行販売「CROQUANT CHOCOLAT」(税込¥1,680)
サクサクのシュトロイゼルやお米のパフをショコラと合わせたお菓子 全5種類 各9本入
(ショコラノワール/ショコラオレ/フリュイルージュ/トロピック/抹茶)
滑らかなショコラガナッシュをサブレでサンドした、吉川美南先行販売「CHOCOLAT BRIQUE」(税込¥450)
全7種類(ショコラノワール/フリュイルージュ/ショコラオレ/プラリネ/オレンジ/ラムレーズン/カフェ/エピス)
ドリンクなどはこちらでございます。
カラダ全体がショコラに変貌していく感覚を覚える、試食タイム!! 「甘さ」という味覚にはこんなにもバリエーションがあったことを、齢(よわい)X歳にして初めて知ったブログ主でした。ああまさに至福…。読者の皆さまも是非!!
「マリアージュ ドゥ ファリーヌ(Mariage de Farine)イオンタウン吉川美南店」
さて、店頭のエスカレーターで2階に上がると姿を現すのが、こちらも「辻口シェフ」の手がける大人気ベーカリー「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」。
「毎日食べても飽きないパン」がコンセプトということですが…
毎日食べても食べ尽くせないほどの豊富な種類じゃあありませんか、これは!!
厳選した国産小麦から作られた、こだわりのパンをイートインで食べられますよ。
お店の方に一押しされたのはこの「三河みりん入りソフト」と「三河みりん入りスムージー」
みりん業者数全国一を誇る、あのみりん作りの本場、愛知の三河地方のあれですか!?
その「もも」!! 爽やか甘い!!!
その「狭山茶」!! スッキリ甘い!!!
「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」の窓からは「都市軸道路」の予定地が見下ろせます。この場所からパンを頬張りながら、その道の開通を見届けたいと心に決めたブログ主です。
麻婆点心館
スイーツの波状攻撃にさらされたら、塩分を求めてしまうのが人間の悲しい性。
次に向かうは、2階のレストランゾーン、中華料理の「菰田 欣也シェフ」が手がける「麻婆点心館」です。
南青山にある 4000 Chinese Restaurant(ヨンセンチャイニーズレストラン)のほか、五反田や麻布十番で火鍋専門店オーナーを務める。2004年11月、第5回中国料理世界大会における個人熱菜部門で、日本人初となる金賞を受賞。2008年7月、szechwan restaurant陳及び四川飯店グループ総料理長に就任。2009年5月、日本中国料理協会「陳建民中国料理アカデミー賞」受賞。その師匠は、あの中華の鉄人「陳建一」なのだそう。
木の風合いと石壁と漆喰の土壁が、中華の長き良き伝統を感じさせる見事なインテリア。
これだ!! 左は「菰田シェフ」の代表作「陳麻婆豆腐」!!(¥1320) 目覚めるような辛さが病みつきになりそう。奥はザ・点心「小籠包」(1個¥165)、「海老焼売」(¥180)と「肉焼売」(¥150)。手前の黒いのが、餡に黒トリュフを練り込んだ贅沢な逸品「黒トリュフ小籠包」(1個¥330)でございます。
おっと忘れちゃいけねえ、手間は「焼餃子」(1個¥110)&「ピリ辛焼き餃子」(1個¥110)。
「イル・ケッチァーノ(il-checciano)」
中華の次は、大陸を横断してイタリアンへと参りましょう。イタリアンの「奥田 政行シェフ」が手がけるパスタとピザのお店「イル・ケッチアーノ」です。
2000年 在来野菜など旬の地元産こだわり食材を使ったイタリア料理店『アル・ケッチァーノ』をオープン。2006年10月 イタリアのスローフード協会国際本部主催の「テッラ・マードレ2006」で、世界の料理人1000人に選出される。
2016年6月 イタリアミラノにて世界野菜料理コンテスト『ザ・ベジタリアン・チャンス』にアジア代表として出場し世界各国からのファイナリスト8名中3位に入賞する。
新しいパスタの茹で方である「ゆで論」なるメソッドを本にしておられます。気になる人は本屋さんへGO!!
地中海を連想する白壁に黒いストライプが、伊達男っぽい洗練された色気を醸し出してますねえ。
手前「5種のチーズとハチミツのPizza」(¥1350)
モッツアレラ・ステッペン・ゴーダー・ゴルゴンゾーラ・パルメザンを絶妙なバランスで配合。
生胡椒の辛味がチーズのコクをより引き立て、あとをひく味わいです。
「ズワイ蟹とルッコラのPizza」(¥1400)
ズワイ蟹をタップリと使用したピッツァ。蟹の香ばしさを引き立てる相性の良いルッコラと合わせて。
「バジルとトマトのPizza」(¥1350)
モッツアレラチーズ・トマト・バジル。ナポリで定番のピッツァ。
手前左より「舟形町より たっぷりマッシュルームと生ハムのクリームスパゲッティ」(¥1600)
山形県舟形町で栽培されているマッシュルームを使用。フレッシュソテー・ペーストと一つの食材を複数の調理法で深みを出し、仕上げに削りたてのフレッシュマッシュルームをタップリ!マッシュルームの薫りがたまらない!
その奥「庄内豚ベーコンと新玉葱のトマトソース アマトリチャーナ」(¥1400)
しつこくなりがちなアマトリチャーナをトマトソースで煮込み、仕上げと2度入れすることによりコクがあるのにスッキリ!コクと酸味のバランスがとれた他では味わえないアマトリチャーナ。
そして「あさりとバジルのスパゲッティ ボンゴレビアンコ」(¥1300)
奥田流ボンゴレ イタリア料理の基本とされるボンゴレは白ワインを使いますが、その定石にとらわれることなく、あさりの気持ちになって、最大限活かしたボンゴレ。バジルとパセリの香りが相性バッチリです。
内覧会での「吉川の名物はナマズだよ」という「吉川市長」のコメントを受けて、光速で開発された「吉川ナマズ」のメニュー。「奥田シェフ」仕事早すぎ!!
中華の「菰田シェフ」パティシエの「辻口シェフ」もナマズメニュー開発中という噂も!!
「金沢まいもん寿司 吉川美南」
スイーツ、パン、中華、イタリアンとくれば、最後はやっぱり和食ですよね〜。ということで、あの回転寿司激戦区金沢市でトップクラスを誇る「金沢まいもん寿司」が埼玉県初出店です。
こりゃすごい「加賀百万石握り」(¥1485)
九谷焼の器に盛られた「のど黒」「ばい貝」「富山白えび」「ずわい蟹」「甘えび」と一皿で日本海を満喫できる当店自慢の逸品!!
左が「人気もん三昧」(¥495)
回転寿司の定番人気ネタ とろける「サーモン」・脂のり抜群の「はまち」・プリップリの「赤えび」がお楽しみいただける一皿は、女性に大人気。
右は「赤いもん三昧」(¥880)
THE KING OF MAGURO = 本まぐろの中でも人気の「中とろ」をアクセントにしっとりプチプチ食感の「いくら」&甘さが際立つ「甘えび」と豪華な赤色ネタの一皿!!
なんだかんだ言って、こういう和のテイストを見ると落ち着くブログ主は純日本人。でもこの時点でお腹の中は「WE ARE THE WORLD」状態でした。
いや〜こんな名店の数々が、こんなに近場に出来るなんて、人間長生きするもんですなあ(そんな歳じゃないよ)
でも、ブログ主の「アクアイグニス吉川美南」レポートはこれに終わりません。
次は風呂、温泉ですよ奥さん!! ブログ主が追い続けた「吉川美南」の温泉レポート。
次回「アクアイグニス吉川美南」の「癒(いやし)」編を乞うご期待!!
アクセスマップ
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