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続×78「東埼玉道路」4番目の橋「大落古利根川橋」2025年春の開通に向け工事は続く〜その足元から美しい橋梁を見上げてみた

「越谷レイクタウン」を貫く「春日部への道」こと「東埼玉道路」の工事の進捗をお伝えする本シリーズ。

来年2025年の春頃の供用が予定されている「吉川市藤崎」から「松伏町」の区間。

その中でも要となるのが「東埼玉道路」第4の橋こと「大落古利根川橋」です!!
今や河川敷のフェンスは取り払われ、その優美な姿を橋桁のすぐ真下から見られる状態になっています。

2025年2月時点での「大落古利根川橋」の工事は上部工を残すのみ

昨年2024年11月末の時点でも、上部工を残すのみになっていた「大落古利根川橋」ですが、2025年2月に入って大きく異なるのは、取り巻いていた立ち入り禁止のフェンスが綺麗に消え失せたこと。

せっかくなので(?)ちょっとおどおと&ワクワクしながらその足元へ!!

おお〜っ!! これは素晴らしい!!!
右岸の河川敷、「東埼玉道路」の上下線の狭間にあるこの空間の広大さよ!!!
いずれはこの場所を「自動車専用部」が占領することになるのでしょうから、まさに今だけの光景と言えるでしょう。

「大落古利根川橋」左岸の橋台下では護岸工事が進行中

出典:国土交通省関東地方整備局北首都国道事務所HP

さて、大きな交差点が計画されている、その北側の岸=左岸に目をやると…

盛んに護岸工事が進行中です。

右岸と違い、河川敷の幅もかなり狭いので、増水にも耐えうる様に念入りに作っているのでしょうか。

「大落古利根川橋」左岸の堤防上から「松伏町」の「道の駅」計画地方面を望む

先の完成予想図の交差点のあたりから、さらに北側を望めば、そこには全く新しい道が生まれつつあるこれまた美しい光景を見ることができます。

続×39「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:「松伏町」道の駅予定地あたりはシルクロードのように〜バスターミナルやサイクルステーションを備えた交流拠点となる未来

某有名アスリートのプライベート練習場の脇を掠めるように、伸びていく道のその先は「松伏町」の道の駅計画地と産業団地。そして都市計画道路「浦和野田線」との交差ポイントです。

本記事でご紹介した、これらの工事が一斉に進捗する様を想像するとまさに胸熱です!!

「東埼玉道路」に架かる6つの橋とは

①「大相模調節池 南池」(越谷市レイクタウン「レイクタウン橋」

②「元荒川」(越谷市大成町「大成橋」
③「新方川」(越谷市増森「新ましもり橋」
④「大落古利根川」(越谷市増森〜松伏町下赤岩「大落古利根川橋」)
⑤「中川」(松伏町大川戸「中川橋」
⑥「中川」(春日部市赤崎〜赤沼「中川連絡橋」

基礎知識「東埼玉道路」とはなんぞや

東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域で供用・建設中の路線である。東北自動車道・常磐自動車道の補完を目的として建設され、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部(5.7キロメートル〈km〉)が供用されている。本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。
埼玉県八潮市の東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市で国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6 kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。

by ウィキペディア大先生

 

出典:国土交通省関東地方整備局北首都国道事務所ホームページ

さあ、さあこれから先の2ヶ月は全く目を離せません。

引き続きウォッチして参ります!!!

「東埼玉道路」シリーズの全バックナンバーはこちら。