続3「レイクタウン」の水辺の再開発〜「埋め立て工事」は更に拡大して「水上デッキ」の大きさがあらわに
2024年8月末に始まった「元荒川/大相模調節池水辺de ベンチャー計画」の一環である「水上デッキ」の建設は、意表を付いた埋め立て工事に進展したことは前記事でお伝えしました。
それから2ヶ月が経過した10月中旬、埋め立ての範囲が更に拡大し、その形状、その大きさがあらわに分かるようになってきました!!
採石による埋め立てエリアは約100メートルまで拡大
10月当初は「親水テラス」から北へ40メートルほどだった、砕石による埋め立ては2週間余りで100メートルに拡大。
その規模の大きさがよく分かる程になって参りました。
台地のように法面が整えられて、水辺に接する縁には簡易的な柵(ロープ)が巡らされていることから考えて、北側の水上デッキ予定地に係る埋め立て工事は、これでほぼ完了といったところでしょうか。
また、その付近の湖面には運動会の万国旗のような構造の、シート付きのロープが巡らされています。
「イオンレイクタウンmori」のレストラン街・フードコートに匹敵するグルメスポットの誕生か?
湖岸に沿ってカーブを描く、水上デッキの形状が目に浮かぶようじゃありませんか!!
水上アクティビティのエリアから「水上デッキ」を眺めたところ。
夜になれば、あたかも漁火のように湖面に明かりが反射する、ちょっとした映えスポット(デートスポット?)にもなりそうです。はい。
ちょっと気になるのは「水上デッキ」完成の暁にこの砕石がどうなるのかです?
モルディブの水上コテージのように支柱で支えられる構造となって、この砕石は回収されるのか?基礎の一部として取り入れられるようになるのか…?
引き続きウォッチして参ります。
「レイクタウン」の水辺の再開発の概要とは?
「元荒川/大相模調節池水辺de ベンチャー計画」の目的は、年間6000万人(令和元年度)が訪れる「レイクタウン」への訪問客を「越谷市」の他の地域にまで環流させる目的で、「大相模調節池」水辺の住民、事業者、団体等が交流して2025年には市外からの観光者数を加えてて来訪者を6200万人まで引き上げようというものです。
ちなみに開発者である「イオンモール株式会社」さん側の名称はちょっと異なっていて「レイクタウン大相模調節地河畔・芝生公園 地域共創事業」と呼ばれています。
レイクタウン大相模調節地河畔・芝生公園 地域共創事業
「Fit the Piece of LAKE」をコンセプトに、大相模調節池河畔の水辺を活用し、3つのゾーン(水上デッキを活用した飲食店を中心とした店舗エリア/新設桟橋を活用したアクティビティエリア/芝生を活用した地域交流拠点エリア)の構築を検討しています。
2025年度中に、3つのゾーンから成る新施設のオープンを目指し、2024年度中に越谷市と水辺エリアの利活用の前提となる施設使用契約の締結を予定しています。 これまで契約締結に向け、地元・越谷市のまちづくり会社であるレイクアンドピース株式会社と地域の皆さまとともに、タウンミーティング(10回開催)や実証実験などを実施、地域内での水辺活用のニーズの掘り起こしを進めてまいりました。今後も官民および地域と連携し、水辺を活用した新たな賑わいを創出できるよう検討を進めてまいります。