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続×14・「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:「東埼玉道路」の最北端に盛土が出現!!

「越谷レイクタウン」を貫く「春日部への道」こと「東埼玉道路」の工事の進捗をお伝えする本シリーズ。

新型コロナ第3波も完全に収束したわけでもないのに緊急事態宣言も解除されようとしている2021年3月。

そんな中でも「東埼玉道路」の工事は粛々と行われていて「八潮市」の「外環自動車道」から「春日部市」の「豊野工業団地」付近に至る約14.4kmの区間の様々な場所で少しづつ「春日部への道」は出来上がりつつあります。

本シリーズもここしばらくの間は「越谷レイクタウン」から遠く離れた工事箇所をお伝えしてきましたけども、いよいよと言うかついに「東埼玉道路」現在の北端付近である「吉川市川藤」あたりに動きが見られました。

「東埼玉道路」って何ですの?という方は先ずこちらをご覧ください。

「東埼玉道路」2021年3月時点の最北端「吉川市川藤」あたりに盛土が出現!!

今回の盛土の出現ポイントは「吉川市須賀」。ここは将来的に自動車専用道路が出来た時にはインターチェンジが計画されている地点でもあります。

「越谷市増森」との境界にあたり、2021年3月現在「東埼玉道路」の供用部の最北端です。

Base map and data from OpenStreetMap and OpenStreetMap Foundation

「東埼玉道路」が「吉川市」を走るのは、この盛り土付近の数百メートルの区間です。

いや、これまたエッジが綺麗に整った美しい盛土だこと!!

この盛土の目的は、道路として整備する土地の地盤をしっかりと固めることです。つまりは近い将来にここが道路になりますよ〜という目印ですね。

 

上の2枚は盛土の南端あたり。ブラックな土嚢が赤土にマッチして、ちょっとかっこいい。

上の一枚は盛土の北端です。

そして上の一枚の手前に写っているのが、現在の「東埼玉道路」の北端となります。

近くには重機の待機場所もありました。

一般的には盛土工事から3〜5年を経て、ようやく地盤は安定すると言われています。(もちろんケースバイケースですが)国土交通省関東地方整備局 北首都国道事務所の2020年の発表では、まさにこの「吉川市」から「松伏町」までの約3.8kmについては2025年の開通を見込んでいるとのことですので、タイムスケジュール的にはOKということですね。

基礎知識「東埼玉道路」とはなんぞや

東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域で供用・建設中の路線である。東北自動車道・常磐自動車道の補完を目的として建設され、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部(5.7キロメートル〈km〉)が供用されている。本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。
埼玉県八潮市の東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市で国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6 kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。

by ウィキペディア大先生

出典:国土交通省関東地方整備局北首都国道事務所ホームページ

引き続きウォッチして参ります。

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