続×53「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:第4の橋は橋梁架設完了まであと一歩〜道の駅予定エリアへと伸びる「南埼玉のシルクロード」では法面の保護工事が進行中
「越谷レイクタウン」を貫く「春日部への道」こと「東埼玉道路」の工事の進捗をお伝えする本シリーズ。
2024年も早いもので3月に突入し「東埼玉道路」の工事は日に日にその姿を完成体へと近づけています。
「東埼玉道路」第4の橋こと「大落古利根川橋」の「橋梁架設」(橋桁を橋脚や橋台に据え付ける工事)は「越谷〜松伏」両岸が接続するまであと一歩!!
そして「松伏町」の道の駅予定地へと一筋に伸びてゆく工事区間では法面の保護工事が各所で始まりました!!!
橋梁架設完了まであと一歩まで漕ぎ着けた「大落古利根川橋」
「東埼玉道路」第4の橋こと「大落古利根川橋」は、下り線側の橋桁の一部が「越谷市」側の橋台に接続すれば、完全に両岸が繋がるという所まで漕ぎ着けました。
本記事シリーズをご覧いただいている読者の方ならもうお気づきの通り、あの600t級クローラークレーンの威容が見えませんね。
続×42「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:4番目の橋のいよいよ橋梁架設へ〜600t級クローラークレーンが登場し越谷市側のアプローチも急ピッチ
600t級のリープヘル社製「LR-1600/2 HS650」は6000万円のコストダウンの任務を完了し、300t級のタダノ社製「ATF-300G6-1」オールテレーンクレーンにバトンタッチしたようです。
橋梁架設が完了すれば上部工は一気に進み、来年2025年春頃には完成に近づくのではないかと思われます。
①「大相模調節池 南池」(越谷市レイクタウン「レイクタウン橋」)
②「元荒川」(越谷市大成町「大成橋」)
③「新方川」(越谷市増森「新ましもり橋」)
④「大落古利根川」(越谷市増森〜松伏町下赤岩「大落古利根川橋」)
⑤「中川」(松伏町大川戸「中川橋」)
⑥「中川」(春日部市赤崎〜赤沼「中川連絡橋」)
「松伏町」の道の駅予定エリアへと伸びる「南埼玉のシルクロード」は各所で法面(のりめん)保護工事へと突入!!
そして第4の橋の北側「松伏町」の道の駅予定地へと伸びる交易の道「南埼玉のシルクロード」(ブログ主が勝手に命名)は、美しい新しい道の姿を徐々に確かなものにしています。
続×39「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:「松伏町」道の駅予定地あたりはシルクロードのように〜バスターミナルやサイクルステーションを備えた交流拠点となる未来
と、その傍に目をやると…
何やら瓦かタイルのようなものの束が並べられているじゃありませんか!
おお! これは法面(のりめん)を保護するためのシートですな!!
法面(のりめん)とは、切土や盛土により作られる人工的な斜面のこと。道路建設や宅地造成などに伴う、地山掘削、盛土などにより形成される。
ここは、軽自動車までしか通行できない築60年の「赤岩橋」の手前のポイント。
6X6個のタイルが一枚のシートの上に貼り付けられており、遠目から見ればちょいとイカした市松模様風に。
法面の保護工事が始まっているのは「赤岩橋」付近だけではありません。こちらは「松伏町」の道の駅エリアに掛かる「田島橋」付近。
複雑な形状の法面にもビシッとシートを合わせてくれちゃってますよ!! いい仕事してますねえ。
今まで↑こんな感じの断面図でしかわからなかった「東埼玉道路」がこうやってリアルな姿になっていく様はまさに胸熱です。
基礎知識「東埼玉道路」とはなんぞや
東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域で供用・建設中の路線である。東北自動車道・常磐自動車道の補完を目的として建設され、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部(5.7キロメートル〈km〉)が供用されている。本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。
埼玉県八潮市の東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市で国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6 kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。by ウィキペディア大先生
引き続きウォッチして参ります。