続×70「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:4番目の橋「大落古利根川橋」上部工が着々と進行中
「越谷レイクタウン」を貫く「春日部への道」こと「東埼玉道路」の工事の進捗をお伝えする本シリーズ。
「吉川市藤崎」から「松伏町」に至る工区は来年2025年の春頃の供用開始に向けて、粛々と工事が進んでおります。
その中でも「東埼玉道路」第4の橋こと「大落古利根川橋」は2019年の橋脚工事開始から5年の歳月をかけて、ついに上部工(床版)も施工を終え、防水層の工事へと移ろうかというところまで漕ぎ着けました!!
2024年9月時点での「大落古利根川橋」の上部工の様子を観察する
2024年9月の「大落古利根川橋」は、堤防上の夏草と、足場のメッシュシートに覆われて、その全貌はよく見えない状態です。
よく見ると橋の上でにはフォークリフトも入って、せっせと工事が行われているようですね。
ということで「自撮り棒」を駆使してちょいと上から覗いてみると…おお!! 美しい床版が現れていますね!!
公開されている完成予想図をみると、この場所は「県道67号」とのかなりワイドな交差点になる予定です。
更にズームで寄ってみると、すでに歩道部分の欄干(手すり)も設置されつつあり、後は路面の防水工事へと移行するところまで進捗しております。
思えば、橋脚工事が始まったのは2019年のこと。実に懐かしい光景です。
ただし本工事が順風だったかと言えばそうでもありません。
「松伏町」側の橋台あたりに存在していた放水路の樋門を80メートルほど上流に付け替えるという難儀なミッションや…
工期と工費の圧縮を図るために600t級のクローラークレーンを投入するなど、知恵と工夫の必要とされる難工事であったことは申し添えておきたいと思います。
①「大相模調節池 南池」(越谷市レイクタウン「レイクタウン橋」)
②「元荒川」(越谷市大成町「大成橋」)
③「新方川」(越谷市増森「新ましもり橋」)
④「大落古利根川」(越谷市増森〜松伏町下赤岩「大落古利根川橋」)
⑤「中川」(松伏町大川戸「中川橋」)
⑥「中川」(春日部市赤崎〜赤沼「中川連絡橋」)
基礎知識「東埼玉道路」とはなんぞや
東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域で供用・建設中の路線である。東北自動車道・常磐自動車道の補完を目的として建設され、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部(5.7キロメートル〈km〉)が供用されている。本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。
埼玉県八潮市の東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市で国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6 kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。by ウィキペディア大先生
万感の思いを込めて、引き続きウォッチして参ります!!!