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「イオンタウン吉川美南」2021年6月12日増床オープン〜「東街区」の「様々な取り組み」編

『それではテープカット、どうぞー!!』

2021年6月12日10:00、アナウンス嬢の美声を合図に、ついに新たな歴史が幕を開けた「イオンタウン吉川美南 東街区」

2021年6月12日「イオンタウン吉川美南」グランドオープンの様子

「イオンタウン吉川美南 第三期工事」として開発されていたエリアは「東街区」と呼ばれています。

グランドオープンを目前に詰めかけた長蛇の列

9:30頃の様子。近隣の方はご存知の通り、この日の「グランドオープン」に先立ち、2021年6月8日から「ソフトオープン」(いわゆるプレオープン)が実施されたこともあり、入店待ちの人の列は出来ていたものの、極めて穏やかにその時を待っています。

10:00のテープカットと開扉の儀

ちなみに、左から3番目が「吉川市」の「中原市長」、その右隣は「吉川美南育まち自治会」の会長様。

9:50からのテープカットが終わると…

続々と店内にお客さんが吸い込まれていきました。

「西街区」(第二期・既存の施設)からも上空通路を渡って、続々と人が!!

この日は暑かったけど薄曇り。見たところ熱中症などで倒れる人もおらず、まさに「グランドオープン日和」でした!! めでたしめでたし。

トップが語る「イオンタウン吉川美南」「アクアイグニス吉川美南」

さて、無事にグランドオープンを果たした「イオンタウン吉川美南 東街区」。ここで「イオンタウン株式会社」の「加藤久誠社長」と「株式会社アクアイグニス」の「立花哲也社長」のおふたりに興味深いお話を伺うことができました。

ビッグなお二人を前にして、右に「日経新聞」左に「産経新聞」。図々しくも真ん中に「越谷レイクタウン散歩」というインタビュー配置。(偶然そういうレイアウトになっただけです。念の為)

地元との連携について

加藤社長

『ここ「吉川」の魅力は、やはり「新しい街」であることです。

人口も更に増え、これから益々発展する「吉川市」さんと一緒になって街を創っていければと考えています。

そしてまた「アクアイグニス」の「立花社長」が素晴らしいメンバーを連れてきていただいたおかげで、これまでになかったコンテンツを取り入れることができました。近隣のショッピングセンターさんとは一味違った訴求ができると確信しております。』

立花社長

『私どもは元々「三重県」の観光地で、食と温浴施設をテーマに事業を展開してまいりましたが、この度は「生活の地」という新しい場所でのチャレンジの機会を「イオン」さんにいただき、とても楽しみに準備を重ねて参りました。

45°C、毎分400リットルという、加温の必要がない正真正銘の温泉にも奇跡的に恵まれ、加えて本物の「食」を「生活の地」で楽しんでいただけることを通じて、地元の方々に親しんでいただけるお店にしていきたいと思います。』

温泉が湧き出ても、温度が高くて水でうめたり、温度が低く沸かし直しが必要だったりするケースは多々あります。「アクアイグニス武蔵野温泉」源泉掛け流し。これだけ本格的な温泉が650円で楽しめるというのはかなり凄いことです。

加藤社長

『例えば…(奥田シェフのイタリアンレストラン「イル・ケッチァーノ」の店頭のサインを指差して)実はあそこに「吉川ナマズ」と書いてありますが、先般の内覧会において市長さんから「吉川の名物はナマズだよ」と教えていただいたのを受けて、早速仕入れてメニューを開発されたものなんです。

こういう連携が直ぐにできる環境でございますから、これから「吉川市」さんともいい関係を築いて行けると確信しています。中華の「菰田シェフ」もナマズを取り入れたいとおっしゃってますし「辻口シェフ」からも「ナマズチョコ」を作ろうかななんていう話まで出ていますよ(笑)』

「辻口シェフ」は「さばチョコ」を作った実績があるそうです!!

新型コロナの影響下での集客について

加藤社長

『当初はかなり広域への集客施策を考えておりましたが、やはりコロナ禍ということもあり、地元中心の「ソフトオープン」から実施となりました。グランドオープンにおきましても、通常ならば10万部ほどのチラシを配布するのですが、地元中心に3万部の配布に留めております。

その一方、感染防止対策については「イオン新型コロナウイルス(後述)」に基づき「光触媒方式除菌機」や、エスカレーターベルトの抗菌処理や、ウィルスを吸着するエアコンフィルタなど、今考えられるベストを取り入れられたと考えております。』

立花社長

『本当は多く広く集客したいというのが本音でございます。またその実力があるシェフ達でございますが、今はPRしたい心をあえて抑えて、コロナが明けた時には遠方からのお客様にも来て頂ける様に準備をしているところでございます。』

新型コロナ禍に苦戦しながらも、地元と連携して、他とは一味違った魅力を作り発信する。その努力の程が、ブログ主の脳髄にひしひしと伝わってきました。

「イオン新型コロナウイルス防疫プロトコル」稼働中!!

「加藤社長」のお話にもあった、「イオン」がグループ一丸となって推進する、新型コロナウィルス感染防止対策、それが「イオン新型コロナウイルス防疫プロトコル」。なんかカッコいい響きですね。

「プロトコル」とは「議定書」などと訳されますけど、簡単に言えば「手順」のこと。

当然ながらこの「東街区」では、その至るところで「プロトコル」に則った新型コロナウィルス対策が施されています。

「東街区」と「西街区」の主要ポイントの二酸化炭素濃度を一元表示する「ネットワーク型CO2濃度モニーシステム」によるデジタルサイネージ「CO2」モニター。

二酸化炭素濃度の上昇をフィードバックして、混雑の状況に応じた換気対策(例えば入場制限)へとつなげる、いわゆる「見える化」です。

特にフードコートなど、マスクを外す必要があるエリアでは、エアコンにウイルス吸着フィルターを装着。タンパク質などの有機物を吸着する能力に優れた「チタンアパタイト」がウイルスや菌を捕まえる優れもの。

壁面スイッチで開閉する換気用の高窓。

今やお馴染みとなったフードコートのパーテーションですが…

日本の誇る漫画文化を取り入れた、ちょっと面白いギミックも。

館内31箇所に設置された「光触媒方式除菌機」。酸化チタンに光が当たると強い酸化力が発生。その表面に触れたウイルスや細菌などの有機物は水と二酸化炭素に分解される仕組みです。

ブログ主がちょっと気になる「アクティブ・ウェルネスゾーン」2選

「アクアイグニス吉川美南」以外にも「東街区」には魅力的なお店が目白押しですが、その全てはご紹介すると、ブログ主の精魂が尽き果ててしまいますので、特に気になった2選をご紹介!!

爽快感満点の屋上フットサルコート「SOLumコミュニティフィールド」の人工芝は黒汚れしないらしい

駅前から「東街区」を眺めると、いやでも目に入る屋上のネットの支柱。「JR武蔵野線」に一番近いこのゾーンは「アクティブ・ウェルネスゾーン」。

その屋上の「SOLumコミュニティフィールド」の自慢はこの爽快な人工芝のフットサルコート。

「SOLum」とは、あの「キャプテン翼」の髙橋陽一先生とともに立ち上げたブランド。日本サッカー協会認定コーチのもと、小学校高学年までを対象としたサッカースクルールを開講しているとのこと。

一般的な人工芝はその支持層に黒いゴムチップが敷き詰められているんですが、それが靴や衣類に黒い汚れとして付着するのが悩みの種。

当店の人工芝は密度が高いのでゴムチップフリー! つまりユニホームが黒汚れたりしないらしいです。スポーツキッズのお母さんには嬉しい機能ですねこりゃ。

広々としてバリエーション豊かな総合型スポーツクラブ「スポーツクラブ ルネッサンス」

フットサルコートの横には大手スポーツクラブの「スポーツクラブ ルネッサンス」が出店。入口は普通だけど、ドラクエのダンジョンみたいに奥へ奥へと色んな施設が登場するのが楽しい。

最新の設備がずらりと並んでいますよ!!

オンラインでヨガのインストラクトが行われておりました。

220平方メートルを誇る広大なスタジオ。

6コースを擁する25メートル温水プール。

やっぱりスポーツジムには、綺麗なお風呂がなくっちゃね。

そして新たなる「冒険」へ

いかがでしたでしょうか。

コロナ禍においても、地元との連携、素晴らしいコンテンツと確実な防疫対策で愛されるお店づくりに砕身する当店の取り組みの一端をお分かり頂ければ幸いです。

そして当ブログ恒例の「妄想」を最後にひとつ。

ブログ主が限りない愛着を寄せる温泉の源泉「大魔神」のあたり、現在工事車両の駐車場となっている空き地は、どうやら「イオン」さんの土地っぽいです。

そしてその更に東側には、あの「都市軸道路」が計画されています。

2020年4月1日の「吉川美南」丁目別人口 —>「吉川美南」全体で53人増 〜 「美南4丁目散歩」で「都市軸道路」ウォッチをしてみました!

「ブログ主よ、お前の冒険はまだ終わりではないぞよ」そんな天の声が聞こえてきます。

引き続きウォッチします。

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