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【草加柿木フーズサイト】「おひさまレッジョ保育園」の見学会に密着取材してまいりました!!

ビオトープからの涼風が吹き渡る「柿木フーズサイト公園」のど真ん中に2022年9月1日に開園したのがその名も「おひさまレッジョ保育園」

なんでも「世界で最も前衛的・先進的な幼児教育」と評される「レッジョ・エミリア・アプローチ」を取り入れている保育園を覗いてみたいな〜と思っていたら、なんと「いいよ〜」の天の声が!!

ということで、2022年9月9日、当園の見学会に密着取材してまいりました!!

(あゆ子さん、情報ありがとうございます!)

「レイクタウン」からも入園できる「おひさまレッジョ保育園」には3つの「!(ビックリ)」があるんです!!!

最初に述べておきますが、当「おひさまレッジョ保育園」は「草加市」にありながらも「レイクタウン」から入園することが可能です!!


※関連する理由については「3つ目の!!!(ビックリ)」でご説明しております。

真っ先に目に入る「おひさまレッジョ保育園」のシンボルマーク。

「おひさま」と「ちびっこ」を結ぶ無限(∞)の意匠が、何やら只者ではないオーラを出していますぞ!!

この日、2022年9月9日は「おやこであそぼう&見学会」。9月1日に開園した当園が、近隣のママさま方にお披露目をするイベントです。

ブログ主は、もうちびっこのパパではないのですが「レイクタウン」のちびっこ子育て中の親御さんに成り代わって、見学会に参加させて頂いた次第です。

そして見た・聞いた「3つの!(ビックリ)」をお伝えいたしましょう!!

!(ビックリ)その1:「世界で最も前衛的・先進的な幼児教育」と評される「レッジョ・エミリア・アプローチ」に「!(ビックリ)」

当園の名前に刻まれている「レッジョ」って一体なんなんでしょうね?

「レッジョ」とは世界で最も前衛的・先進的な幼児教育と言われる幼児教育実践法である「レッジョ・エミリア・アプローチ」を指しています。

イタリアの北部にある「レッジョ・エミリア県」の県都(「埼玉県」の「さいたま市」みたいなものか)「レッジョ・エミリア市」を発祥とすることからこの呼び名がついたとか。

「レッジョ・エミリア・アプローチ」は、誰もがお世話になっている「グーグル」やあの「ディズニー」の本社内にある附属幼稚園でも採用されています。


●子どもはひとりの市民として尊重され、保育者は子どもの言葉に耳を傾けなければならない。子どもの可能性を奪わない。
子どもの創造性と想像力を育てる。光・影・音・自然の様々な素材から学びを広げていく。
●子どもたち自身がやりたいことを自ら選び自ら行なっていく。また同じ活動でも、ともに体験し、ともに悩み、コミュニケーションをとりながら社会性を身につけていく。
●子どもたちの活動や成長はドキュメンテーションという形で記録し、共有される。

幼児個々の自主性と協調性を引き出す手段として、アート(芸術)を用いたコミュニケーションを重視するのが特長です。
例えば…

おや?白い壁面にクリスタルのキラキラが…

それをしげしげと見つめるちびっこの目にも光が…

おやおや、今度はセロハン紙をなびかせて、壁に鮮やかな色合いを作り出します。

つまり、これは「アート」という「正解」を持たないメソッドが、100人百様と言われる子供達の個性に対して、無理なく浸透する見本のようなものですね。

当園は、レッジョ・エミリア・アプローチを学ぶ公的な団体「JIREA(Japan Institute for Reggio Emilia Aliance)」に加盟しており、これから本格的に「レッジョ・エミリア・アプローチ」を展開していくとのこと。期待大ですな!!

ふと天井を見上げればLEDのプロジェクターの姿。今日び、プロジェクターはどこの施設にだってありますが、それを「アート」に活用するのは珍しいんじゃないでしょうか。

インターネットを他の施設とつないでの、オンラインコミュニケーションも実施していく方針だそうです。

!(ビックリ)その2:「公園」のど真ん中という異例の立地に「!!(ビックリ)」

当園は「柿木フーズサイト公園」のど真ん中に建っています。

当ブログの読者の方ならばご存知の通り、ここには「ビオトープ」がありまして…

続・「草加柿木フーズサイト」の「ビオトープ」にはどんな生き物がいるのか探してみた〜初の生き物=カエルとタニシの存在を確認!!

この夏は見事な「ガマの穂」がみられた見られましたっけ。

そこから渡ってくる涼風が、当園を潤してくれるという寸法です!(ビニール紐を用いたヴィジュアルがイイじゃないすか!!)

でもですよ、そもそも保育園って公園の中に建てて良いんでしたっけ?いや、ブログ主の長い散歩歴の中でも初めてのケースですよこれは。

実は「柿木フーズサイト公園」を包含する「草加柿木フーズサイト(産業団地)」は約3,000名の雇用を生み出すと言われており、そこに働くママ・パパのためには、保育施設が必須です。

とは言え、既に分譲している企業の用地に建てる訳にはいかず、公園内に保育施設を建てられるように「草加市の条例」を改正して生まれたのが、世にも珍しい「公園」のど真ん中という異例の立地という訳なんです。

風の吹き渡る保育室の隣には事務室。その向こうには、前述の大きい「遊戯室」。事務室に詰めるスタッフから保育の全容が見渡せるようにとの設計上の配慮です。

当園には「キッチン(いわゆる給食室)」もありまして…

この日も美味しそうな給食が、着々と作られておりました。(ゴクリ…)

園舎から北を望めば、もうそこは「レイクタウン6丁目」。「レイクタウン美来の杜自治会」さんのシンボル、札幌チックな時計台がダイレクトに目に飛び込んできます。

いや〜近いけど越境通園って、なんかステキ!!

!(ビックリ)その3:「運営」と「経営」の強力タッグに「!!!(ビックリ)」

冒頭で述べた通り「おひさまレッジョ保育園」は「草加市」にある施設でありながら「レイクタウン」からも入園することが可能です。

それは当園が「内閣府企業主導型保育事業」の認定を受けているからです。

企業主導型保育事業とは
企業主導型保育事業は、平成28年度に内閣府が開始した企業向けの助成制度です。企業が従業員の働き方に応じた柔軟な保育サービスを提供するために設置する保育施設や、地域の企業が共同で設置・利用する保育施設に対し、施設の整備費及び運営費の助成を行います。

企業主導型保育事業の特色
本事業の特色として、次のような点が挙げられます。

  • 企業が、自社の従業員の働き方に応じて、多様で柔軟な保育サービスを提供することができます。
  • 夜間や土日、短時間や週2日のみ働く従業員への対応なども可能です。
    複数の企業が共同で設置したり、共同で利用することができます。
  • 地域の子どもを受け入れることにより、施設運営の安定化を図ったり、地域貢献を行うことができます。
  • 認可外保育施設でありますが、保育施設の整備費及び運営費について、認可施設と同程度の助成を受けることができます。

by 内閣府ホームページ

つまり、企業が自社の従業員に対して保育サービスを提供するために設置する施設でありながらも、加えて地域の子供を受け入れることもできる制度という訳ですね。
と、なればお察しの通り「おひさまレッジョ保育園」を設立したのは「草加柿木フーズサイト」に新工場を立ち上げたばかりの「株式会社デリモ」さん。

茹で麺・調理麺・調理済みレンジ商品・お惣菜などを、大手コンビニやスーパーマーケットに供給している企業さんですね!!
     

そして「おひさまレッジョ保育園」を運営しているのが「株式会社コマーム」さん。

ベビーシッター・居宅訪問保育、マーム 産前・産後ケア、人材派遣・紹介、一時預かり保育・イベント、保育、子育てひろば、児童館、学童保育、放課後子ども教室、保育施設、医療保育・病棟保育 などのサービスを提供する企業さんですね!!

 

元々は「株式会社デリモ」さんの企業内保育として「株式会社コマーム」さんが関わったのがきっかけでお付き合いが始まり、当園を設置・運営していく強力なタッグとして結実したということです。

本記事の最後に「株式会社デリモ」の「栗田社長」曰く。

「おひさまレッジョ保育園」の開設へは2つのモチベーションがあったとのこと。

ひとつは「株式会社コマーム」の「小松社長」の保育に関する理念への深い共感。

そしてもうひとつは「栗田社長」ご自身の子育てについてのやり残した思い。

今後は「レッジョ・エミリア・アプローチ」はもちろんのこと、知的障害を持つ子どもと、そうでない子どもの、いわば「境界線上」に置かれた子どもたちへ手を差し伸べられればとおっしゃっていました。

「越谷レイクタウン界隈」にまたひとつ、新しい希望が誕生しました!!
当園と「レッジョ・エミリア・アプローチ」の進捗を、引き続きウォッチして参ります!!

おひさまレッジョ保育園



住所:〒340-0001 草加市柿木町宝1338番1外 柿木フーズサイト公園内
電話:048-954-9001
Eメール:ohisama-reggio@comaam.jp
お問い合わせ時間:平日9:00〜17:00

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