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続7「レイクタウン」の水辺の再開発〜水上デッキ建設現場にそびえ立つ50メートル級の鋼管の姿を見よ〜ここから見る越谷花火大会を妄想する

「越谷市」への来訪者を年間6200万人まで引き上げるという、超野心的な計画の核となる「レイクタウン」水辺の再開発。2024年の8月にその工事がスタートしてはや5ヶ月が経過しました。

前記事では土嚢の隔壁が築かれ、いよいよ湖岸の高さに達するまでの盛土の工程に入った様子をお伝えしました。

と、2025年に入ったところで工事は一旦停止。現場には一部が飛び出た状態の図太い鋼管の姿が威容を見せています!!

水上デッキ建設現場にそびえ立つ図太い鋼管は太さ1メートル&長さは50メートル以上か?

20本が打ち込まれる予定の杭基礎のうちの1本と見られるこの鋼管。色々とレイクタウン界隈の工事をウォッチしてきたブログ主ですが、このように途中まで突き刺さった形で見るのは初見です。

よく見かけるいわゆる「杭打ちマシーン」とはちょっと違う佇まい。これは「回転杭工法」ですね。

「つばさ杭®」は、鋼管の先端に翼を取り付け、回転による推進力を利用して所定の深度まで杭を貫入させます。この翼が大きな先端支持力を得る役割を果たしており、 高い支持力による経済的な設計ができ、低振動、低騒音で無排土施工が可能なため環境への負荷が小さい理想的な基礎杭です。

「つばさ杭技術協会ホームページ」より引用

つまりこれは「大相模調節池」の環境に配慮した工法を選択して頂いたということでしょうか!!

上の写真をよく見ると表面に白線が引かれ「53.5」の文字が記されていますね。「レイクタウン」界隈の支持層(地下にある硬い地盤)は深さ50メートルあたりに存在しますから、この数字は鋼管の長さを示しているのかも知れません。またその直径は1メートルぐらいはありそうです。


【追記】後日に撮影した画像では、1メートル刻みに数字が刻まれているところから、これは鋼管の長さ、あるいは深度を示したもの思われます。

因みにあの「東京スカイツリー」では、長さ50メートル、直径1.2メートルの鋼管が50本ほど杭基礎として地中に撃ち込まれているそうですから、我らが「水上デッキ」もいい線いってるんじゃないでしょうか?(妙な対抗心)


水上デッキの構造(平面図)
2024年7月に行われた「大相模調節池水辺活用協議会」の資料より転載。
湖岸に沿うようにアーチを描く、幅17メートルのウッドデッキを20本の支柱とそれを結ぶ梁が支える構造となっています。


水上デッキの構造(断面図)
2024年7月に行われた「大相模調節池水辺活用協議会」の資料もとに加工。
幅17メートル、厚さ1.2メートルのウッドデッキを直径1メートルの鋼管の支柱が支えています。

最近、地震も多いですからねえ…。これくらい頑丈に作っていただけるのはとても心強いことです、はい。

因みに、水上デッキ上の建物の着工予定年月日は2025年9月1日となっていますから、水上デッキ自体の完成はこの夏ぐらいになると思われます。

ん、ちょっと待てよ?

とするとこの夏の「越谷花火大会」頃には、水上デッキ自体はもう存在しているってことじゃありません?

2024年7月27日の越谷花火大会をレイク湖畔から見ようとする人が雨ニモ負ケズ多すぎっ!の写真蔵

いや、無理とはわかっているんですが、花火大会の時だけ開放していただけると、非常に嬉しいですね〜。

いや、無理とはわかっているんですよ、無理とは…。(少なくとも工事フェンスは撤去されているといいな〜なんて

【修正版】「レイクタウン」の水辺の再開発の概要とは?

「元荒川/大相模調節池水辺de ベンチャー計画」(開発者である「イオンモール株式会社」さん側の名称では「レイクタウン大相模調節地河畔・芝生公園 地域共創事業」)ですが、その規模はちょっと当初の予定よりも縮小しています。


出典:「大相模調節池水辺活用協議会」資料

引き続きウォッチして参ります。

「レイクタウン」の水辺の再開発のバックナンバーはこちら