【告知】山崎 弘義 写真展『Around LAKE TOWN12 ーふたつの時間ー 』2024年2月16日〜28日 ギャラリーヨクトにて開催
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「レイクタウン」を撮り続ける越谷在住の写真家、山崎弘義さんの写真展が、約一年半ぶりに帰ってきます!
2024年2月16日(金)~2月28日(水)いつもの東京四谷は「ギャラリーヨクト」にて開催されるそのタイトルは「Around LAKE TOWN12 ーふたつの時間ー」。
熟練の写真家がファインダー越しに観た「レイクタウン」に流れる「ふたつの時間」とは一体?
「レイクタウン」に流れるふたつの時間〜すなわち”ニュータウン”の歴史と”土”の歴史
当ブログには「土」にまつわる記事はたくさん登場します。「東埼玉道路」や「高速鉄道東京8号線」の進捗や、新しく建つ建物の妄想然り。
土から街への変貌を記録して、後に残すのもローカルサイトのひとつの使命と思っているブログ主。
- 「Around LAKE TOWN」2017年9月29日(オリンパスギャラリー東京)
- 「Around LAKE TOWN2」2018年2月10日(ギャラリーヨクト)
- 「Around LAKE TOWN3」2018年8月5日(ギャラリーヨクト)
- 「Around LAKE TOWN4」2019年2月20日(ギャラリーヨクト)
- 「Around LAKE TOWN5」2019年8月4日(ギャラリーヨクト)
- 「Around LAKE TOWN6」2020年3月2日(ギャラリーヨクト)
- 「Around LAKE TOWN7 -social distance- 」2020年8月1日(ギャラリーヨクト)
- 「Around LAKE TOWN8-GO TO LAKE TOWN-」2021年2月10日(ギャラリーヨクト)
- 「Around LAKE TOWN9 -social distance2- 」2021年8月21日(ギャラリーヨクト)
- 「Around LAKE TOWN10 -There is no place like HOME- 」2022年3月3日(ギャラリーヨクト)
- 「Around LAKE TOWN11」2022年8月21日(ギャラリーヨクト)
これまでの写真展を振り返れば「人と街」という切り口が特色だった山崎さんが、今回のサブタイトルである「土」と「ニュータウン」に流れる「ふたつの時間」をどのように魅せてくれるのかとても興味があります!!
山崎弘義写真展
『Around LAKE TOWN12 ーふたつの時間ー 』
2024年2月16日(金)~2月28日(水)※月曜日休み13:00~19:00、入場無料<写真展内容>レイクタウンを2014年頃から撮影している。撮影に通っていてレイクタウンには“2つの時間”が流れていると感じている。その一つは2008年に街開きして過去の歴史から遮断されたニュータウンとしての時間。もう一つは土盛りされて埋められた大相模町、東町、川柳町の土の歴史だ。そしてもう一つの時間が流れていることを感じる。それはこの地区に住み生活している人々の時間軸とレジャーランドとなっているイオンレイクタウンにやってくるお客さんの時間軸だ。この両者は時間の流れが大きく違うように見える。越谷レイクタウン地区は東京都心から北方に約22km、埼玉県越谷市の南東部に位置する、計画面積225.6ha・計画人口22,400人の新しい町である。2008年に街開きして、16年になろうとしている。中心に位置する大相模調節池の畔に立ち、あたりを見渡すと、東にはイオンレイクタウンという巨大商業モール、南方向にはマンションが連なる一帯がある。そこにわずか20年前にあった田園風景は想像すらできない。人口は既に21,985人(2023年12月時点)になっている。2015年1月時点での人口は7,760人だったので、ここ数年での人口増加が著しい。既に広い空き地は無くなってきていて、レイクタウンという都市の外景は今後大きく変わっていくことはないのではないだろうか。島村慎市郎市長(1977年~1997年在任)の発案で始められたというレイクタウン事業は背景に農家の後継者不足という問題があった。当初のインテリジェントシティを作る構想はバブル崩壊などの経済状況の変化により修正を余儀なくされたが、ここまで大きなニュータウンが誕生すると思った人はおそらく少ないのではないか。(写真は2018年11月3日に大相模調節池で開催されたウォータファンタジアイベント)・展示作品:フロンティアプリントA3・24点・使用カメラ FUJIFILM XH-1、XE-4、XT-20
【作者略歴】
山崎 弘義(やまざき ひろよし)
1956年 埼玉県生まれ。
1980年 慶応義塾大学文学部哲学科卒。
1986年 フォトセッション’86に参加し、森山大道氏に師事。
1987年 東京写真専門学校報道写真科II部卒業。
2012年~2021年 日本写真芸術専門学校非常勤講師。主な写真展・写真集に、
1990年「路上の匂い」(ミノルタフォトスペース)
1992年「はざまの表情」(オリンパスホール)
1994年「クロスロード」(コニカギャラリー)
1996年「ウォーク・オン・ザ・サニーサイド」(ドイフォトプラザ)
2014年「Outskirts」(Totem Pole Photo Gallery)
2015年「DIARY母と庭の肖像」(新宿ニコンサロン)
2016年「水と緑と太陽の町」(コニカミノルタプラザ)
2017年「KnowThyself」(TAP Gallery)などがある。
2015年『DIARY母と庭の肖像』(大隅書店)を出版。
2019年写真集『クロスロード』(蒼穹舎刊)出版。
2023年写真集『路上の匂い』出版。
ギャラリーヨクト
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-10 ユニヴェールビル102
東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅2番出口から徒歩5分
そういえば「四谷」にもご無沙汰しておりました。
土の見えない東京ですが、再開発で古の地層が見える場所も存在します。そんな界隈の散歩もまた楽しみです。
引き続きウォッチします。
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