続×43「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:「越谷市」の「道の駅」計画のその後〜そして第4のインターチェンジ建設予定地あたりをウォッチ
「越谷レイクタウン」を貫く「春日部への道」こと「東埼玉道路」の工事の進捗をお伝えする本シリーズ。
全長17.6kmにわたる「東埼玉道路」には2つの「道の駅」が構想されています。
ひとつは「続x39」でご紹介した「松伏町」の計画。もう一つは「越谷市」の「増林地区」に計画されています。
実はこの「越谷市バージョン」においては2021年12月、ランダム抽出した16歳以上の市民3000人宛に「道の駅」に関するアンケートが実施されており、ちょっとした話題になりましたっけ。(アンケート結果はこちら)
それから2年が経った2023年、その「道の駅」の進捗を妄想するとともに、至近に計画されている、第4のインターチェンジもウォッチしてみましょう。
(仮称)越谷市「道の駅」整備事業の現況
こちらが「道の駅」建設予定地の「越谷市増森2丁目」の2023年12月の姿。まだ、何にもアクションが行われていないどころか、田園風景も健在です。
「越谷市議会」における「令和5年 予算決算常任委員会環境経済・建設分科会」議事録から、その進捗についてを超要約すると…
「コンサルに委託して調査検討は重ねているが、未だスキームは固まっていませんよ」というのが現状の様です。
計画の策定の参考にするためのアンケートということですので「道の駅」建設が確定した訳ではないのはわかりますが、進むにせよ、退くにせよ、そろそろ何らかのリアクションが欲しいなあと思うブログ主です。
【ご参考】当ブログが独自に実施したアンケート結果
総投票数:2276 投票者数:848 * 読者が追加
何なら「越谷・伏町・吉川」コラボ道の駅があってもいいかも!!
「東埼玉道路」の2つの道の駅予定地は、実はたったの3km程しか離れていないんです。おまけに共に「吉川市」との境界に位置しております。
(↑上のアンケートの一番下の1票に注目!!)
道の駅の設置間隔については、高速道路のSA・PAのような明確な基準は設けられていない。おおむね10 km程度の間隔があるように計画されている。なお、間隔が10 km以下となる申請があった場合は、特徴の違いによるすみ分け、交通量の状況、地域の実情などを総合的に判断して決定する。
by ウィキペディア大先生
であるならば、ご予算的にも、人的リソース的にも「越谷・松伏・吉川」が協力してコラボ道の駅を作っちゃえばいいじゃん?っと妄想する訳です。
ちょっとその参考になりそうなのが…↓
総面積3300ヘクタール、東京ドームの700倍の広さを誇る「渡良瀬遊水池」を背景に、栃木県栃木市—- 群馬県板倉町 —- 埼玉県加須市の「三県境」にある道の駅。
施設自体は「埼玉県」に建っていますけど、3県の名産品を販売するなど、いい感じのコラボが実現しています。実に爽やかな風が吹く、ブログ主も大好きな道の駅です。
「吉川市川藤」のインターチェンジ予定地の現況
さて「道の駅」予定地の300メートル東には、2023年現在の「東埼玉道路」一般部(一般道)の共用されている最北端である「吉川市川藤」があります。
同時にここは「自動車専用部」の高架(橋梁)区間が終わる地点であり、4番目のインターチェンジ「越谷総合公園川藤線IC(仮称)」の建設予定地でもあります。
まあ「自動車専用部」の工事は今のところ、5km南の「八潮市」で始まったばかりですから、ここで行われているのは「一般部」の工事です。
続×22・「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:「道の駅」計画地付近のインターチェンジ予定ポイントでも地盤改良が始まっている
ただし、2022年の3月ごろの当該ポイントには、大きな杭打ち機も登場するなど、只者ではないオーラを発しておりました。
現在は盛んに切り盛りの真っ最中です。
基礎知識「東埼玉道路」とはなんぞや
東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域で供用・建設中の路線である。東北自動車道・常磐自動車道の補完を目的として建設され、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部(5.7キロメートル〈km〉)が供用されている。本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。
埼玉県八潮市の東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市で国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6 kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。by ウィキペディア大先生
引き続きウォッチして参ります。