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保護犬の命を繋いで15年「レイクタウン」にある「イオンペット株式会社」の「ライフハウス1号店」が2023年7月 保護猫の譲渡施設として生まれ変わったよ

そういえば最近、ノラ犬ってほとんど見かけませんよね?

そうなんです、近年では動物愛護センターや保健所などに収容される「保護犬」の数は2008年頃と比較して6分の1程度にまで減少しているそうです。

これはひとえに、マイクロチップの普及や飼い主側の意識の高まりが功を奏した結果と言えますね。

一方、保護猫の収容数はどうかというと、今日ではなんと保護犬の1.4倍も多いのだそうです!!
保護犬・猫を取り巻く現実も常に変化しているということです。

そこで「イオンペット株式会社」さんは環境の変化に即応し、「イオンレイクタウンmori」に構える旗艦店の「保護犬」向けの施設を「保護猫の譲渡施設」としてリニューアルするというじゃないですか!!

自らも3頭の保護猫を飼っている不肖ブログ主、こりゃあ取材にお邪魔しない訳には行きますまい!!

保護猫の譲渡施設として生まれ変わった「ペテモライフハウス レイクタウンmori店」

ここは、超広大な「イオンレイクタウン」の中でも「越谷レイクタウン駅」から最も離れたところにあるより良いペットライフを提案・提供する「PETEMO(ペテモ)」さん。

その中のさらに奥まったところにあるのがこの「ペテモライフハウス レイクタウンmori店」です。(イオンレイクタウンmori1階の最も北側)

ライフハウス」(全国10店舗)は、動物愛護センターや保健所等の行政機関から保護犬猫を引き取り、人慣れやし つけ等のサポートの上、新たなご家族のもとへ譲渡を行っています。
2023年2月末の時点で、保護犬猫の譲渡数は累計724頭にものぼります。


保護猫の譲渡施設としてリニューアルした「ペテモライフハウス レイクタウンmori店」では、最大7頭の保護猫が入居することが可能であり、越谷市保健所をはじめ、関東地域にある 複数の動物愛護センターや保健所から保護猫の引き取りを行います。


広域から多くのお客様が来訪する大型商業施設内にある強みを活かして、より一層の譲渡促進と適正飼養の発信を目指します。また専任スタッフによるお世話や人慣れトレーニングに加え、施設には動物病院も隣接していることから、常時の健康状態の管理も可能となり「安全・安心」のもとで、譲渡活動を行います。
(ニュースリリースより引用)

まずは覗く!!これは地域ブログの基本ですね(嘘)。するとそこには…

おおおっ! 愛おしさ120%の子ネコちゃん!! しかも3匹も!!!

そのまま、にゃんこを眺めていたい衝動を抑えつつ…今回お話を伺うのは、当施設の開設時から携わってこられた、「ライフハウス」の生き字引(いきじびき)こと、Tさんです。

「越谷市保健所」との連携そして「譲渡先の方々」からのお便りが支えた苦労と喜びの15年間!!

「ライフハウス」の1号店として当施設がオープンしたのが2008年のこと。以来15年に渡り、数えきれないほどの犬猫の譲渡に携わって来たTさんには、忘れられないエピソードがあると言います。

「ポチ」と名付けられた推定7歳の保護犬は、その生い立ち故か「人と見れば咬みまくる」性格だったと言います。もちろん施設のスタッフにも咬まれていない人は誰ひとりいない状態でした。

言葉通りまさに「血まみれ」の大変な苦労の末に「ポチ」も徐々に心を開き、皆の願いが通じたのか、幸いにも譲渡先も見つかり「ポチ」は第二の人生(いや犬生)へと巣立って行きました。

それから7年が過ぎ、Tさんの元に届いた保護主さんからの手紙には「ポチ」が家族に看取られながらその生涯を閉じたこと、そして縁を繋いでくれたTさんとスタッフの方々への感謝がつづられていたそうです。

Tさんが号泣しまくったのはここだけの秘密です。

Tさんはこう語ります。「ライフハウス」が無くなるような時が来た時、すなわち保護を必要な犬猫を生まない社会を作り出すことこそが「ライフハウス」の目的なんです』と。

よくある逆説的なロジックは、経験と実績に裏打ちされると、こうも心に響くものなのだと改めて感じたブログ主です。

そして、犬から猫へと譲渡対象が変わっても、開設当初から続いてきた「越谷市保健所」さんとの密な連携と互いの信頼関係は変わることなく続いていくことでしょう。

そんな「救うことができなかった子たち」に想いが背中を押してくれるとも語る「イオンペット」随一の熱いハートの持ち主のTさんでも、いつも日曜の夕方にはソワソワしてしまうそう…(何故に?)

その答えは、あの国民的アニメ作品の「タマ」がアウトドアライフを満喫していること。


※Tさんの脳内で変換された「来週の○○○さん」

アニメのこととは分かっていても「マイクロチップは装着してるのかしら?」「キャットタワーを設置して屋内飼育にした方が…」と、ついつい思ってしまうのだそうです。
これはもう立派な(称賛すべき)ワーカーホリックですな!!

以前「同行避難」の大切さを啓蒙するイベントでも感じたのですが、Tさんに限らず全てのスタッフの方々の目線が人間とペットの幸せをいつもセットで見ているところが素晴らしいです!!

もっと平たく言えば「ペットと暮らすのが大好き」っていう人の集まりなんですね。

ペットと共に災害を生き延びる!「イオンペット株式会社」が「レイクタウン防災フェス2023」で見せた「本気」に敬意を!!

さらに言えば、ビジネスと社会的な貢献の双方への追求の姿勢にも、頭が下がるブログ主です。

ということで、ニャンコを家族に迎え入れたい読者の方は、ぜひ一度「ペテモライフハウス レイクタウンmori店」。に訪れてみてはいかがでしょう。

ブログ主もこれからは定期的に「保護猫情報ボード」↓をウォッチして参ります。

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