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続×83 共用開始1ヶ月前〜ついに「東埼玉道路」と「浦和野田線」の接続が完了したよ

「越谷レイクタウン」を貫く「春日部への道」こと「東埼玉道路」の工事の進捗をお伝えする本シリーズ。

「吉川市川藤」から「松伏町田島」までの延伸部分の供用開始まで、あとひと月と迫った2025年4月の末。

工事の猛烈なラストスパートの甲斐あって、都市計画道路「浦和野田線」と「東埼玉道路」が文字通り「繋がる」光景を見ることができます!!

「東埼玉道路」「浦和野田線」との交差ポイントがついに繋がった!!

その位置は下図に示した「松伏町田島」(A地点)のあたり。ご覧のように、舗装工事の最終的な詰めはまだですが、L字型に繋がっている様子がわかりますね。

続×56「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:計画道路「浦和野田線」インターチェンジの規模の大きさがくっきりと現れる

1年前は、単なるうず高い盛土だったのが、なんと立派になったことか(感涙)

南北に走る「東埼玉道路」と東西に走る「浦和野田線」の2024年4月下旬の現況(拡大図)↓


南北に走る「東埼玉道路」東西に走る「浦和野田線」の計画(完成図)↓

© OpenStreetMap contributors

こちらはB地点から東(=千葉県野田市方面)を望んだところ。

この交差点のすぐそばには「松伏・田島産業団地」が建設中。この道に大型トラックが行き交う光景がもうすぐ見られることでしょう。

「東埼玉道路」の更に北の未開通エリアは「ストックヤード」に

一方「東埼玉道路」の更に北側の未開通エリアはどうなっているかと言いますと…

ご覧のようにブルーシートで覆われた盛土の列が「春日部方面」へと伸びております。

わざわざ盛土の目的を教えてくださった、国土交通省さんに敬意を!!(いや冗談抜きに、工事の進捗を簡潔に分かりやすく表示しているのは、結構珍しいことなんです)

つまり、将来の道路は、今はいわゆる「ストックヤード」として使用されているということですね。

続×50「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:5番目の橋「中川橋」の現況とその南側に出現した広大な「ストックヤード」

道路建設にとって土はまさに命であって必需品。工事の過程で発生した土は、同じ「東埼玉道路」の他の工事で使うために「ストック」されているということです。

【基礎知識】都市計画道路「浦和野田線」とはなんぞや


画像出典:吉川市公式ホームページ

「埼玉県」においては貴重な横軸の幹線道路として計画され、現在は「国道463号越谷浦和バイパス」として「北浦和駅」付近から「浦和美園」を経由、「越谷市」で「国道4号」に接続しています。
その名の通り「千葉県野田市」が終点なのですが「越谷市」「松伏町」「吉川市」では共用済みの区間と事業中の区間が飛び飛びに存在しています。将来的には「所沢市」から「野田市」を結ぶ構想です。

 

【基礎知識】「東埼玉道路」とはなんぞや

東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域で供用・建設中の路線である。東北自動車道・常磐自動車道の補完を目的として建設され、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部(5.7キロメートル〈km〉)が供用されている。本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。
埼玉県八潮市の東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市で国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6 kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。by ウィキペディア大先生

出典:国土交通省関東地方整備局北首都国道事務所ホームページ

引き続きウォッチして参ります。

「東埼玉道路」シリーズの全バックナンバーはこちら。