続×52「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:2つの工事最北端と第6の橋の現況〜「春日部市豊野工業団地」もウォッチ
「越谷レイクタウン」を貫く「春日部への道」こと「東埼玉道路」の工事の進捗をお伝えする本シリーズ。
この道のゴールがあるのはもちろんタイトルにもあるとおり「埼玉県春日部市」。
どんな道路でも「最北端」は存在するわけですが、この「春日部市」にはそれがひとつではないことをご存知でしょうか?
2024年2月現在の「東埼玉道路」一般部(一般道)の工事の手が及ぶ2つの最北端をウォッチしてみました。
「春日部市」に2つ存在する「東埼玉道路」工事の最北端とは?
ひとつの道路工事に最北端が2つある?このスフィンクスの謎かけの答えを知る人は、紛れもなく「東埼玉道路」マニアでございます。
何回か記事にしている通り「春日部市赤崎〜赤沼」を隔てる「中川」工事中の「中川連絡橋」にて「東埼玉道路」は2つに分岐しており、2024年2月下旬現在では双方の工事の先端部分が、分岐点より約300メートルに存在します。(赤丸のあたり)
「東埼玉道路」第6の橋の現況
こちらが分岐点となる「東埼玉道路」第6の橋こと「中川連絡橋」。(ちなみに手前側に写るステージのようなものは、橋の工事ではなく「中川」の護岸工事)
「中川」の右岸、すなわち「春日部市赤沼」側の橋台はすでに完成しております。橋台にピッタリと寄り添うように建てられた詰所が、居住感満載でちょっと可愛らしい。
「東埼玉道路」が出来上がってからではやりづらいからなのか「中川」の護岸工事もせっせと行われています。
本線側の工事最北端「春日部市赤崎」の現況
「中川連絡橋」から「中川」沿に300メートルほどの所に「本線」の工事最北端は存在します。
以前の記事でご紹介した時と位置は変わりませんが、緑のスクリーンに覆われたのが新たな変化です。
続×36「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:2023年時点での工事最北端を見に「春日部市赤崎」に行ってみた
ところで「赤崎」「赤沼」と「赤」い知名が並んでおるのお、この辺りは。
むか〜し昔「赤沼」にはお薬師堂があったとさ。ある時、利根川の氾濫で、お堂は隣にあった沼に沈んでしまったそうな。それ以来、この沼を仏様にお供えする香水の「閼伽(あか)」に見立て「閼伽沼(あかぬま)」と呼んだことから「赤沼」になったと言うことじゃ。
すまん「赤崎」はよく分からんかったのじゃ。知ってる御仁は是非ともコメント欄に書き込んで欲しいのじゃ。
支線側の最北端「春日部市赤沼」の現況〜そして「豊野産業団地」へと
こちらは「支線」の工事最北端「春日部市赤沼」の様子。ブルーシートで養生された盛土の姿も見られます。
しかし「中川連絡橋」の橋台あたりは色々と行われているようで、プレハブ小屋が立ち並んでいる状態。切り盛りが活発に行われている様が伺えます。
そこから北西にズームをすると「レイクタウン」にもショールームがある「タカラスタンダード」さんの春日部ショールームが聳え立ち…
500メートルも進めば44年の歴史を持つ「豊野工業団地」に至ります。
昭和の面影を強く残したものづくりの街。こういうの好きですよブログ主は!!
お世辞にも町並みはキレイとは言えませんが、きちんと整理整頓され手入れが行き届いていて、ここにある工場の技量の高さが伺えます。
でっかいテニススクールや…
いい感じに広い公園も整備されています。
「東埼玉道路」がここまでやってきたその後の「豊野工業団地」の姿もとても興味があります。
基礎知識「東埼玉道路」とはなんぞや
東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域で供用・建設中の路線である。東北自動車道・常磐自動車道の補完を目的として建設され、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部(5.7キロメートル〈km〉)が供用されている。本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。
埼玉県八潮市の東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市で国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6 kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。by ウィキペディア大先生
引き続きウォッチして参ります。