南埼玉オブジェ紀行その1【吉川美南:蒼天に映える黄金の浮遊物体】
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構想3年の熟考の末に(嘘)思いつきで始まった新シリーズ「南埼玉オブジェ紀行」。
「レイクタウン」から半径200km以内に存在する巷の「オブジェ」をご紹介してまいります。
栄えある第1回は知る人ぞ知るオブジェの宝庫「埼玉県吉川市」にあるニュータウン「吉川美南」からお伝えいたしましょう。
「埼玉県吉川市」は知る人ぞ知る「オブジェ」の宝庫!!
まず最初に当ブログが取り上げる「オブジェ」とは何たるかをローカル定義しましょう。勝手に取り決めたそのルールとは…
- 町中にあって人々の生活に溶け込んでいる。
- 思わず二度見する(スゲェ/美しい/デケェ/笑っちゃう等々)
- 真面目に作られている
さて、この条件に合致する「オブジェ」のトップバッターとは!?
UFOのごとく蒼天に浮遊する黄金の物体!
それを支えるのは、アーチに結ばれた1本の鋼鉄製のワイヤー。
磨き上げられたステンレスの躯体が周囲の全てを映し出します。
実はこれ、イタリア・ミラノで40年以上に渡って活動し、高い評価を受ける、高名な現代彫刻家
「長谷 京治(ながたに きょうじ)」氏の作品「風のアーチ」なんです。
作品のコンセプト
『大地から放たれたアーチは、自然界のダイナミックな動きをイメージしています。大自然への畏敬の念とともに空中で風に揺らぐカタチは自由奔放な心のシンボルです。』
吉川市ホームページより引用
『大地から放たれたアーチは、自然界のダイナミックな動きをイメージしています。大自然への畏敬の念とともに空中で風に揺らぐカタチは自由奔放な心のシンボルです。』
吉川市ホームページより引用
そしてこのオブジェがあるのは「吉川市美南1丁目」の「美南1丁目第2公園」。「JR武蔵野線」と「県道67号」に挟まれるようにある小さな三角形の公園です。
しばしばこの公園を通り過ぎるブログ主ですが、親御さんに手を引かれた小さな子供が、このオブジェを繁々と眺めているのに出くわすことがあります。
もちろんちびっ子には、このオブジェが名だたる芸術作品であることは知るよしもないのですが、只々その吸引力に引き込まれている様を見ると、何かこう腑に落ちるものを感じてしまいます。
実は「埼玉県吉川市」は知る人ぞ知る「オブジェ」の宝庫!!
引き続きウォッチして参ります。
おまけ:美南1丁目の人口推移
(次のページ:「吉川美南」にまつわるエトセトラ)
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