2021年11月18日オープン「にぼしラーメン一恭(いっきょう)」に行ってみました【吉川市中野】
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またしてもまたしても当ブログのグルメ顧問「ロキュータス」さんからの情報です。(いつも本当にありがとうございます)
何でも「千葉県千葉市から遥々やってきた煮干しラーメンのお店が11月にオープンしたぞよ」とのご神託。
「煮干しラーメン」といえば同じ「吉川市」の今や大人気店「煮干中華蕎麦 舞〜MAU〜」さんを真っ先に連想しますが、果たしてその違いや如何に!?
胸躍らせて、イザ「レイクタウン」から「一恭(いっきょう)」じゃなくて「越境(えっきょう)」セリ!!(苦しい…)
タレ・スープ・具材にいたるまで化学調味料無恭加!! 店内に良い香りがあふれる実力店!!
いきなり話が脱線しますが、その昔「ウニクス吉川」の中に、名店「中華そば青葉」がありました。
シンプルで開放感ある店内に足を踏み入れると、言葉では形容し難い、とてもいい香りで鼻腔が満たされたのを覚えています。
それは小麦粉の香りなのか、出汁をとる材料の香りなのか、はたまたその両方か…。目を閉じると豊穣な黄金の穂波が脳裏に浮かぶ、そんな香りです。
この「一恭」さんに初めて訪れた時、ふと同じ香りがブログ主を包み込んでくれました。これは絶対に期待できる!!
何はともあれ、注文したのがこれ。ラーメン並+トッピング味付玉子(960円)でございます。
カウンターに掲示された「こだわり」から、良い香りの元を探すブログ主。
様々ならーめんに対しての「こだわり」の中でも特筆すべきは「化学調味料無恭加」という点でしょうか。化学調味料を使わないということは、味の微調整が難しいという点で、とても厳格な製造プロセスが必要になってきます。つまり、いい加減な仕事をしていては成り立たないということですね。
澄んだスープは、もちろん煮干しの美味しい味なのですが、それを支える様々な素材の味が複雑に組み合わさって、決して一本調子ではないハーモニーを作り上げています。
今、流行りの濃厚系の煮干しらーめんとは全く違う、かといって「大勝軒」さん系列ともまたちょっと違う、オリジナリティーがブログ主の舌を喜ばせてくれます。
ブレブレでスミません。北海道産の小麦で打たれた、卵不使用の麺でございます。
しっかりした歯応えのチャーシューでございます。
ガッツリ・こってり系のらーめんを食すとき、何かカラダも興奮して戦闘態勢に突入しますが、当店のらーめんは目を閉じて味わいながら食べたい一杯と言えるでしょう。
とても丁寧なマスターとスタッフの皆さん。この人々ありてこの一杯ありと思うブログ主
当店で特筆すべき点をもう一つ。それはマスター&スタッフの丁寧さです。
注文や配膳の確認に、丁寧な声がけをするのは飲食店では当たり前の接客ですが、当店のマスターはちゃんと真っ直ぐこちらの目を見ながら話しかけてくれます。それはスタッフの方々もまた同じ。
モノづくりに対する真面目さ、研究熱心さが、言わずとも伝わってきますね。真面目じゃなくちゃ「化学調味料無恭加」なんて難易度の高いオペレーションは成り立たないですもの。
結局のところ、らーめんが美味しかった事は十分確認したものの、あの「良い香り」の源はわからなかったブログ主。
悔しいので、ここはひとまず「良い香り」の源は「丁寧さ」であると、巷によくある自己啓発本のような玉虫色の定義でまとめておくことにいたしましょう…
でもやっぱり悔しいので、その源を突き止めるまで(突き止めた後も)末長く繁盛して頂きたいと思います。
これからも「レイクタウン」から「一恭(いっきょう)」じゃなくて「越境(えっきょう)」して参ります!!
「にぼしラーメン一恭(いっきょう)」
〒342-0042 埼玉県吉川市中野1−2−102
ホームページ:https://foodplace.jp/ra-men-ikkyou/
営業時間:
平日 11:00〜15:00(L.O.14:45)/18:00~20:00(L.O.19:45)
土日祝 11:00〜15:00(L.O.14:45)
※土日祝はお昼のみの営業
※スープが無くなり次第終了
定休日:火曜日・水曜日
(次のページ:「吉川市中野界隈」にまつわるエトセトラ)
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