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続2「流山インターチェンジ」西側に建設中のレジャースポットは巨大な物流倉庫に囲まれた内陸型人工サーフィン施設〜江戸川のほとりに「ビッグウェーブ」はやってくるか?

前記事ではボーリング調査から実際の工事へとフェイズが移った「常磐自動車道 流山インターチェンジ」すぐそばの弩級のレジャースポットの様子をお伝えしました。

2025年も梅雨入りを迎えた6月、レジャースポットを取り囲む物流倉庫群を含む、その造成工事が、2027年の完成に向けて加速しています!!

「流山」に「ビッグウェーブ」がやってくる? ~それは50万人のサーフィン人口がもたらす未来の波

これまでの記事では、どちらかと言うと「グランピング施設などがあるよ!」という切り口でしたが、実は当レジャースポットの真髄は「水辺」にあり!

そして水辺は水辺でも人工的に大波を発生させるサーフィン向けのプールだということなので、今回はその概要にフォーカスしてみましょう!!

2025年6月初旬。江戸川左岸の土手を越えた流山インターの西側。
ブログ主の目の前に広がっているのは、まるで滑走路のような広大な更地の風景。

その名も「流山インターチェンジ西部地区地区計画」というそうです。

2年前まではのどかな田んぼだったこの場所に、今はブルドーザーが走り回り、これから始まる本格的な工事を迎え入れる下地を作っています。

重機のための「ランウェイ」も着々と出来つつありますよ。

まあ「レイクタウン」のある我が「埼玉県」とは違って「千葉県」は海を擁していますけど、ここは「九十九里浜」から60kmも離れた内陸の「流山市」。そんな場所に「人工サーフィン」の施設を作っちゃおうという発想がぶっ飛んでてステキ❤️

「地域貢献施設」=内陸型人工サーフィン施設の概要

カナダの「ホワイトウォーター社」が提供する空気圧式の人工造波システム「Endless Surf(ES)」を採用。プールの背面に並んだ複数の空気圧チャンバーにより、左右両方向に波を出すことが可能。特徴的なハート型プールにより、上級者から初心者まで異なる波を同時に提供できる。1つのプールで最大4ゾーンを構成し、プロ用には最大32秒の長波も生成可能。チューブ状の「バレル波」も自在に再現でき、自然の海では難しい「確実な体験」が可能。

一言で言えば「プロをも満足させる超本格的な人工サーフィン施設」!!

(約125,000m2)=「大相模調節池北池」にすっぽり入るぐらいの面積


イベント広場:仮設観客席約500席
駐車場:普通車793台 大型車23台
グランピングサイト(14棟)
スケートボード(パークエリア・ストリートエリア)
BMXコース

内陸型人工サーフィン施設:サーフショップ・クラブハウス・バーカウンター・ラウンジ
アウトドアショップ・ファーマーズマーケットなどなど

ちなみに日本のサーフィン人口は200万人とも言われますが、これは一生涯で一度でも波に乗ったことがある人の数を示していますから、ちょっと大袈裟な表現ですね。

実際には年間通して波乗りをする「アクティブ層」が約30〜50万人、年に1回程度の「ライト層」が50〜70万人だとのこと。

でもね、サーフィンは波が命ですから、まさに天候次第で天と地ほども体験のクウォリティ〜が変わってしまうもの。つまり安定した「波」を求める潜在的ユーザーはかなり多いと踏んでいるわけですね!!

現在日本国内にある人工サーフィン施設は「静波サーフスタジアム PerfectSwell®」(静岡県=海のそば)「ラ・レイエス湘南」(神奈川県)「神戸レイーズ」(兵庫県)「シティウェーブ境町」(茨城県=室内型)など数ヶ所。当施設が出来れば『内陸型 × 大規模で強力 × 複合施設』といった点で、超レアな存在となるでしょうな!!

かつて「流山橋の戦い」の舞台となった「江戸川」のほとりに、極上の波を求める50万サーファーたちの「ビッグウェーブ」がやってくる(かもしれない)!!

「常磐自動車道」北側の物流倉庫予定地でも造成が加速中

レジャースポットの北側では、巨大物流倉庫のための造成も急ピッチで進んでいます。

工事エリアの北端から南すなわち「常磐自動車道」を望む。因みにその向こう側はまだ未着工です。

工事エリアの西側を走る牧歌的な農道のみが、以前の風景を伝えています。

引き続きウォッチして参ります!!

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