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続4「レイクタウン」の水辺の再開発〜「大相模調節池」の命名権を公募中(年額182万円以上で)

2024年8月末に始まった「元荒川/大相模調節池水辺de ベンチャー計画」の一環である「水上デッキ」の建設の進捗は前記事でお伝えしました。

そして、それと並行して「埼玉県」が「大相模調節池」の今回初めて愛称のネーミングライツ(命名権募集)を公募中です。

この取り組みは、施設運営の財源確保だけでなく、地元の活性化や県民サービス向上を目的としています。地域の魅力を発信しながら、民間企業と一緒にもっと親しまれる施設にしていくためのネーミングライツ事業とはどんなものかちょいと見てみましょう。

「元荒川・大相模調節池」のネーミングライツ事業に係る愛称の命名権者の公募について

募集は10月15日から11月26日までで、対象は法人など条件を満たす企業です。契約期間は5年から10年で、契約額は年1,820,000円以上(初年度は月割り)となっています。

契約が決まれば、来年の2月頃から愛称が使われ始める予定です。また、名前が広まるまでは正式名称と併記される場合もあります。

応募のポイント

応募資格
指定された条件を満たす法人や団体であれば、どなたでも応募OK。複数の企業がチームを組んで応募することも可能です。また、広告代理店経由の応募も受け付けていますが、広告費は応募者が負担となります。

契約金額と期間
契約金額は年額1,820,000円以上(税別)で、契約期間は5年から10年までが条件。

県としては10年契約が理想ですが、短めの期間での提案も可能です。契約が終わるときには、更新希望があれば優先的に交渉できる権利もあります。愛称の使用開始は、2025年2月頃を予定しています。

愛称に関するルール

愛称には、条例で定められた正式名称を変更することはできません。契約期間中は、愛称の変更もできないため、しっかり考えたうえでの応募が大切です。また、定着するまでは正式名称と一緒に表示されることもあります。

愛称には、法令違反や公序良俗に反するもの、政治や宗教に関する表現は使えません。企業名やブランド名を冠することはOKですが、誰にでもわかりやすい名称にする必要があります。

愛称の表示場所と特典

愛称は、施設入口の看板や敷地内の案内板、ポスターやパンフレットに表示されます。看板の設置費用などは命名権者の負担となり、設置方法や時期は越谷市と相談しながら進めます。また、イベントの際にはSNSでのタグ付けなどを通じて、PR効果をさらに高める取り組みも行われます。

応募方法

募集期間は2024年10月15日から11月26日まで。応募書類はメールで提出しますが、登記事項証明書や納税証明書は郵送または持参が必要です。グループで応募する場合は、全ての法人や団体の書類が必要です。

命名権料の使い道

集まった命名権料は、調節池の環境改善や環境学習に活用される予定です。

地域のシンボルとして親しまれる愛称をつくり、施設を盛り上げるこのネーミングライツ事業。企業や団体と一緒に、新しい風を吹き込むことが期待されています!

まあ、最低価格の182万円ってことはないと思いますが、結構お値打ちじゃないんでしょうかね?だって物凄い宣伝効果が期待できますから!!
但し、「埼玉県」さんにはネーミング決定のプロセス(進捗)がわかるように、情報公開をお願いしたいところです。

引き続きウォッチして参ります!!

「レイクタウン」の水辺の再開発の概要とは?

「元荒川/大相模調節池水辺de ベンチャー計画」の目的は、年間6000万人(令和元年度)が訪れる「レイクタウン」への訪問客を「越谷市」の他の地域にまで環流させる目的で、「大相模調節池」水辺の住民、事業者、団体等が交流して2025年には市外からの観光者数を加えてて来訪者を6200万人まで引き上げようというものです。

ちなみに開発者である「イオンモール株式会社」さん側の名称はちょっと異なっていて「レイクタウン大相模調節地河畔・芝生公園 地域共創事業」と呼ばれています。

レイクタウン大相模調節地河畔・芝生公園 地域共創事業


「Fit the Piece of LAKE」をコンセプトに、大相模調節池河畔の水辺を活用し、3つのゾーン(水上デッキを活用した飲食店を中心とした店舗エリア/新設桟橋を活用したアクティビティエリア/芝生を活用した地域交流拠点エリア)の構築を検討しています。
2025年度中に、3つのゾーンから成る新施設のオープンを目指し、2024年度中に越谷市と水辺エリアの利活用の前提となる施設使用契約の締結を予定しています。 これまで契約締結に向け、地元・越谷市のまちづくり会社であるレイクアンドピース株式会社と地域の皆さまとともに、タウンミーティング(10回開催)や実証実験などを実施、地域内での水辺活用のニーズの掘り起こしを進めてまいりました。今後も官民および地域と連携し、水辺を活用した新たな賑わいを創出できるよう検討を進めてまいります。

※イオンレイクタウン プレスリリースより抜粋

「レイクタウン」の水辺の再開発のバックナンバーはこちら