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ペットと共に災害を生き延びる「レイクタウン防災フェス2024」で学んだ同行避難〜「イオンペット」の本気は今年も健在だった

もはや「レイクタウン」の恒例イベントとなった「レイクタウン防災フェス」。

今年2024年5月25・26日もまた、普段はあまり見ることができない、救急や消防、警察車両などの展示にたくさんの人が詰め掛けました。

ハシゴ車待ちの行列を横目に急ぐ人波の中に、ちらほらと見受ける「ワンコ連れ」の姿。

それこそはほぼ間違いなく、明日、我が身と我が子=ワンコを襲うかもしれない災害に備えるべく訪れたペットオーナーであると言っても過言ではないでしょう。

そして、その向かう先は「イオンペット株式会社」さんの展示ブースであるということも。

愛犬家54組が受講した「同行避難」に欠かせない「しつけレッスン」と「首輪つけ1分チャレンジ」の熱きバトル!!

昨年よりを上回るピーカンに恵まれた「レイクタウン防災フェス2024」。防災関係の車両展示やイベントがイベントが一同に会するとあって、今年もまためちゃ混み状態でした。

そんな中で異彩を放つのがこちら「イオンペット株式会社」さんの展示ブースです。

実に会期中に304人が来場したと言いますから、ペットと防災の意識は着実に高まって来ていると言えますね。

「イオンペット株式会社」は「しあわせも、たいへんも、ずっと、いっしょに」を企業理念に掲げ、ペットと人が共に幸せに暮らせる社会の実現を目指しています。企業の取り組みとして、動物病院事業、サービス事業、リテール事業を展開し、ペットの健康と福祉を支えるためのサステナビリティとCSR活動も積極的に行っています。この「レイクタウン防災フェス」はそのエッセンスを垣間見られる、貴重な機会なのです。

そして、今回のメインはなんといっても、プロのトレーナーによる「しつけレッスン」です!!

災害時のペットとの同行避難では、緊迫した場面での「オスワリ」「フセ」「マテ」「クレートイン」(キャリアーに入ること)などが要求されます。

人もペットもピリピリしている避難所などでは、たとえ日常的な動作であっても、これが上手く行かないもんなんですよ。

ということで、少しでも模擬体験を積んでおくことが大切なんです。

↑そしてその緊迫感を見事に演出するのがこちら「首輪つけ1分チャレンジ」です!!

ルールはシンプル。我が子に何秒で首輪を装着できるかを競う、これはまさにい主とワンコの「異種混合ダブルス競技」です。

「首輪付け1分チャレンジ」競技結果[全54組中]
1位:はると・あさひ(柴犬)※同タイム 2.93秒
3位:ココ(トイプードル) 3.56秒
って2.93秒!?
まさに神業ですよ!! 是非ギネス世界記録に申請することをお勧めします。しかも2匹揃って同タイムとは「混合ダブルス」を超えて「シンクロナイズ」の域に達しております!!

世界で一枚のMy推しワンコ缶バッジにも人気集中!!

さてこちらは、愛する我が子=ワンコのイチ押しの画像から、その場で缶バッジが作れるという魅惑のサービス。

QRコードからアプリを読み込み、アンケートに答えた上で、スマホ内の画像を送信しますと…

その場でプリントアウトした画像と、缶バッジのベースを専用のマシンにセットし…

ガシャンと一発!!

笑顔をお見せできないのが残念ですが、皆さん超喜びでした!!

【2024年6月10日追記】こちらは当ブログの読者「保護犬らふ」様。コメントを頂きました!! いつもご愛読ありがとうございます!!! これからもよろしくお願い致します!!!!

缶バッジ作成者数:210名!!

実はブログ主も、一枚作って頂きました。バッグに着けようと思うも傷が着いたらマズイと考えると…家族を呼び寄せて、もう一枚作っておけばよかった(涙)

同行避難に必須グッズが一覧できるのも当ブースならでは

広報のYさん方が手にするのは「うちの子防災手帳」とオリジナルバッグ。

こちらは7日分の必須アイテムを詰め込んだ「非常用持出袋」。

「ワンちゃん非常食」や…

屋内外で使い分ける「ドッグシューズ」「うんちが臭わない袋」「折りたたみ皿」などなど。ある意味、人間よりも多彩なグッズの数々にびっくりしたブログ主です。

ちなみに「令和6年能登半島地震」においては、犬猫用の主食フードとおやつを提供し、主に被災された方々から保護した犬猫の飼育管理等にお役立てているとのこと。

ペットに賭ける熱い思いも当ブースの特長です

「イベントを行うことで、ペットを飼っていない人にもその重要性を知ってもらえたら」とお話して下さったのは、元・動物看護師のOさん。

そうなんです! ペットオーナーがいかに備えを充実しても、他の人々の理解無しには成り立たないのが同行避難ということなんですね!!

「ペットとの避難所生活を模擬体験できるイベントをぜひやってみたい」と述べる企画担当のSさん(左)と、広報のHさん(右)。

Sさんからのメッセージ:「同行避難」と「同伴避難」


「同行避難」とは災害が起きた時に、飼い主とペットが同行し安全な避難所まで避難すること。
「同伴避難」とはペットと一緒に避難したうえで、被災者が避難所でペットを飼養管理するという状態。ただし必ずしもペットと同室で過ごせることを意味する訳ではありません。
この2つを正しく理解し、最寄りの避難所がどちらなのかを事前にチェックすることが必要です。
自治体によっては「同行避難」すら受け入れていない場合もあります。

なるほど、だからこそ避難所のリアルをイベントで知ってもらえれば、貴重この上ない体験になるということなんですね!!

あのドクターカーもお色直しをして登場!!

岡山県での豪雨災害「西日本豪雨」の折に出動した、あのドクターカーも健在です。ん?でもなんかちょっと雰囲気が違うような…


昨年2023年のドクターカーの姿がこちら。
車両自体は全く同じですが、外装を「お色直し」した理由は、所属する「イオンペット動物医療センター」が「ペテモどうぶつ医療センター」へ名称変更したことも理由のひとつです。

お色直しをして、より救急車っぽく変身した「ドクターカー」は全国の防災イベントで引っ張りだこだそうです。

ふと空を見上げれば、お馴染みの埼玉県の防災へり「あらかわ3」の勇姿。

人の命を救う人。そして人を癒してくれる存在の命を救う人。「防災フェス」に集うプロの人々の活動に敬意を抱かずにはおられないブログ主でした。

また来年も、引き続きウォッチして参ります。

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