【告知】映画「一粒の麦 荻野吟子の生涯」2022年12月6日「越谷市中央市民会館」にて上映
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全ての物事にはすべからく「第一号」が存在するわけですが、女医さんの日本初について考えてもみなかったブログ主。
男尊女卑がまかり通っていた昔のことですから、それはそれは大変な苦労があったであろうことは、なんとなく想像できましたが、そのストーリーは想像を絶しておりました!!
そんな、日本で初めての女医の生涯を描く珠玉の映画が、来る2022年12月6日に、なんと「越谷市中央市民会館」で上映されます!!
これはちょっと、というか猛烈に観てみたい!!
日本で初めての女医、荻野吟子。
医師だけでなく、社会活動家としても
不屈の精神と大いなる愛に生きた波乱の生涯を待望の映画化
「荻野吟子」さんの生涯はあまりに壮絶で、とても本記事には収まらないこと必至!!
1851年4月4日〈嘉永4年3月3日〉 – 1913年〈大正2年〉6月23日)は、近代日本における最初の女性の医師である。女性運動家としても知られる。
なお、日本人女性初の国家資格を持った医師であるが、医術開業試験制度がなかった時代から、榎本住(1816年 – 1893年)ほか何人かの女性医師が開業していた。西洋医学を学んだ女性医師としてはシーボルトの娘・楠本イネ(1827年 – 1903年)がいる。
by ウィキペディア大先生
思いっきり要約してお伝えすると…
埼玉の名主の五女として生まれ、幼いころから聡明で、勉強好きだった吟子。
16歳で結婚するが、なんとその夫から性病(淋病)をうつされて生死をさまようことに。
医師は男性のみだった当時、肌を晒す屈辱的な体験を経て、自身が女医となる志を立てる。
最初の夫と離婚した後に故郷に戻り、本格的に学問を開始。
その後「女子高等師範学校」(お茶の水女子大学の前身)の一期生として入学し、首席で卒業。
私立の医学校「好寿院」に特別に入学を許され、男子学生に混じり様々な辛酸を舐めつつも、3年間で優秀な成績で卒業。
さあ、医術開業試験だ!!と願書を提出するが却下。
5年間にわたる願書却下にも決して諦めず、明治18年(1885)、34歳にて医術開業試験に合格、日本初の女医となる。
とまあ、普通ならこれでハッピーエンドなんですが…
その後40歳の時に16歳年下の牧師の男性と結婚して、当時開拓真っ只中の北海道に渡るところから、再び怒涛の人生ドラマが展開されます!!
まさに座右の銘「人その友の為に己の命をすつる 之より大いなる愛はなし」(ヨハネ伝第15章13節)そのものの生涯と言えるでしょう。
そしてその結末は!?…映画で見てね!!
「熊谷市」で生まれた「荻野吟子」にちなんで県は「埼玉県荻野吟子賞」を創設
実は「荻野吟子」先生が生まれたのは、現在の「埼玉県熊谷市」なんですね。
ということで「埼玉県」は、「埼玉県荻野吟子賞」を創設し、男女共同参画の推進に顕著な功績のあった個人や団体・事業所へ贈呈を行なっています。
映画「一粒の麦 荻野吟子の生涯」上映情報
越谷市中央市民会館 劇場 2022年12月6日(火)
開演:1回目10:30 2回目14:00(2回目は字幕付き上映)
住所:〒343-0813 埼玉県越谷市越ヶ谷4丁目1番1号
TEL:048-966-6622 FAX:048-966-6667
●前売券:一般1,200円(前売券の販売は 080-4364-1122 染野まで)
●当日券:一般1,500円
公式ホームページ:https://www.gendaipro.jp/ginko/index.php
新着情報:https://www.facebook.com/oginoginko/
加えてこの豪華なキャスト、さらには上映前に山田火砂子監督の舞台挨拶もあるらしいです。
これは是非ウォッチしたい!!
(次のページ:映画にまつわるエトセトラ)
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