続×35「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:4番目の橋の橋台工事がほぼ完了〜そのスペックを「レイクタウン橋」と比較してみたよ
「越谷レイクタウン」を貫く「春日部への道」こと「東埼玉道路」の工事の進捗をお伝えする本シリーズ。
2020年の8月末に橋台(両岸で橋を支える台)工事の予兆をお伝えした「東埼玉道路」第4の橋。
今年の異常な夏の暑さにも負けず工事は進捗し、1ヶ月とちょっとと言うハイスピードで、ほぼ完了の域に達しました!!
「大落古利根川」の左岸(松伏町側)では4番目の橋の橋台工事がほぼ完了
「埼玉県松伏町下赤岩」付近の「県道67号」を走れば、約60メートルにわたって件の橋台工事を見ることができます。
西半分はすでに完成しておりますが、東はこれから型枠が外れるよ〜と言ったところです。
対岸の「越谷市増森」からとらえた図ではその様子がよくわかります。
「大落古利根川」の右岸(越谷市側)の橋台工事はひと足さきに完成
一方「越谷市増森」にある右岸の橋台はすでに完成しており…
綺麗に鎮座してきたるべき時を待っているかのようです。
ちょっとその妄想スペックを「レイクタウン橋」と比較してみよう
中々にでっかい橋であることがわかりますね。ちょいとそのスペックを妄想してみると…
そんでもって「東埼玉道路」第1の橋にして、現在のところ最大の「レイクタウン橋」のスペックがこちら↓↓
ほぼ互角なれど、ほんの僅か「第4の橋」の方が大きいかな?と言ったところですね。
でも真に注目すべき違いはその「橋脚」です。
大落古利根川(おおおとしふるとねがわ)は、埼玉県を流れる一級河川。利根川水系中川の支流で、流路延長は26.7キロメートル。江戸時代以前は利根川本流がこの河道を流れ東京湾へ注いでいた。
流れのほとんど無い「大相模調節池」に立つ「レイクタウン橋」の足元は割とスマートですが、一級河川「大落古利根川」に立つ「第4の橋」のそれは、豪雨時の強大な水流にも打ち勝つために、頑強な作りになっています。
改めて、橋にも「性格」があるんだなあと気付かされたブログ主です。
「東埼玉道路」に架かる6つの橋とは
①「大相模調節池 南池」(越谷市レイクタウン「レイクタウン橋」)
②「元荒川」(越谷市大成町「大成橋」)
③「新方川」(越谷市増森「新ましもり橋」)
④「大落古利根川」(越谷市増森〜松伏町下赤岩)←本記事はこれ
⑤「中川」(松伏町大川戸)
⑥「中川」(春日部市赤崎〜赤沼)
基礎知識「東埼玉道路」とはなんぞや
東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域で供用・建設中の路線である。東北自動車道・常磐自動車道の補完を目的として建設され、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部(5.7キロメートル〈km〉)が供用されている。本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。
埼玉県八潮市の東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市で国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6 kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。by ウィキペディア大先生
引き続きウォッチして参ります。