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「埼玉県」と「千葉県」を結ぶ最新の「三郷流山橋」その進捗と「三郷流山橋完成記念花火大会」について〜気になる「江戸サイ」の様子も

「埼玉県三郷市」と「千葉県流山市」を結ぶ「流山橋」の超慢性的な超渋滞を解消すべく、重い使命を帯びて開発が進められてきた全長2kmに及ぶ「三郷流山橋有料道路」。

その中核とも言える渡河部分がこの「三郷流山橋」です。

本来ならば今年2023年の春には開通する予定でしたが、ご存知の通りの資材高騰を受けて、10〜11月を目指して全開フルスロットルで建設中です!!

とは言え完成までにはあとちょっとというところでして「三郷市」側で10月7日に行われる4年ぶりの「みさと花火大会」=「三郷流山橋完成記念花火大会」はいわゆる盛大な「前祝い」として開催される予定です。

「三郷流山橋」の「埼玉県三郷市」側の料金所の現況

2023年9月24日現在の「三郷市」側の料金ゲートの様子です。

「流山おおたかの森駅」周辺から「新三郷駅」周辺の約9kmの所要時間30分を20分に短縮します。
通行料金は、軽自動車・二輪自動車=100円、普通車=150円、軽車両など(原付や自転車)=20円、歩行者は無料。となっています。

ゲートの概要は出来つつありますが、橋へと登るスロープは整備の真っ最中。

その東側には沿道施設も着々と出来上がってきました。

1年前(2022年)の様子はこんな感じ↓

ちなみに「前祝い」こと「三郷流山橋完成記念花火大会」は本橋から南へ1.5km程にある「江戸川」の河川敷で打ち上げられます。
但し…大混雑による事故を未然に防ぐため、全席有料の6000席に限定して行われるとのことです。

三郷流山橋完成記念花火大会
※ご注意:本花火大会は全席有料観覧制です。(既にチケットは完売)


日時:令和5年10月7日(土)16:30~19:00
 ●開場・受付開始 16:30~ ●開会セレモニー 17:45~
 ●打ち上げ開始  18:00~19:00(※小雨決行、荒天の場合は延期せず中止)


場所:江戸川運動公園 JR三郷駅南口から徒歩10分

主催:三郷市商工会青年部
電話:048-952-1231
ホームページ:https://sites.google.com/all-impulse.com/misato-impulse/fireworks

「江戸サイ(江戸川サイクリング道路)」はここを潜るよ

1年前は古代遺跡のようだった2基のボックスカルバートは綺麗にビルトインされて、特徴的な佇まいに仕上がっております。

そして、なんと!! この部分の工事にもご存知「白い守護神」(赤く図示された部分=EPS工法)が大活躍しているじゃあないですか!!!

New吉川橋建設の2021年12月の進捗状況 〜吉川市側のスロープに「白い守護神」大活躍!

フルーツをボックスカルバート(トンネル)とするならば、軽いクリームが「白い守護神」ずっしりパンが「盛土」というような構造です。(かえってわかりにくいか?)実際はさらに外側を「コンクリートの擁壁」が固めていますけどね。
ちなみにちっちゃい方が「江戸川サイクリング道路」のためのアンダーパスですね。だって有料道路を横切るわけにはいかんですからね。
1年前(2022年)の様子はこんな感じ↓

「江戸川」の風景に溶け込む貴婦人のような「三郷流山橋」の佇まいを見よ

優れた建造物には、美しいドレスを着せてあげたいと感じるブログ主。本橋においてはその願いが見事に表現されていて嬉しいですね〜。

奇を衒うところは一切なく、ごくありふれたエクステリアに見えますが、水色の橋桁は水平線そのものとなり、橋脚のホワイトは水面に映る白い雲のように心地よいリズムを生み出しています。

その優雅さはまさに貴婦人のよう。

足元のスポーツ公園の風景にも自然に溶け込んでいますよ。

1年前(2022年)の様子はこんな感じ↓

開通の日が待ち遠しいですね〜これは。

様々な工法を駆使して本橋を作り上げられた、全ての技術者の皆さんの努力に敬意を抱きつつ、その対岸にある「流山市」のちょっと美しい光景を見るために、自転車で渡って行きたいと思うブログ主です。

引き続きウォッチします。

(次のページ:「三郷流山橋(仮称)」と「都市軸道路」にまつわるエトセトラ