【告知】山崎 弘義 写真展『路上の匂い』2023年2月2日〜19日 ギャラリーヨクトにて開催中
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「越谷レイクタウン」を取り続ける越谷在住の写真家、山崎弘義さんの写真展「路上の匂い」が、2023年2月2日(木)〜19日(日)に、いつもの東京四谷の「ギャラリーヨクト」にて開催されています!
写真家「山崎弘義」の代表作のひとつ「路上の匂い」がついに「ギャラリーヨクト」に登場!!
山崎弘義さんといえば、当ブログではあまりにもお馴染「越谷レイクタウン」の日常を取り続けている写真家さんです。
その山崎さんが、血気盛んなヤング(死語)だった1990年ごろに、新宿・原宿・渋谷・浅草・上野などの東京の繁華街で撮影したスナップ作品集がこの「路上の匂い」なんです。
いかがでしょう冒頭の写真の凄さ!!
以前ご紹介した「CROSS ROAD」もそうでしたが…
エントロピー(乱雑さ)全開で、ギラギラしていて、スナップに写り込む誰しもが強い生命のオーラを発しつつ、己が人生の物語の主人公を堂々と演じきっているがごとき自信に満ち溢れた光景は、SDGSが叫ばれる令和の東京ではもうお目にかかれないでしょう。
アラフォー・アラフィフの貴兄・貴女は、特に本展を見てグッとくるに違いありません!!
定価 本体¥4,000+税
※業務連絡:山崎さんへ ==> 会期中に絶対に伺いますので、サイン入りで一部お取り置きお願いします!!
でもね、ブログ主が本当に本展をお勧めしたいのは、20代のいわゆる「ゆとり世代」の方々です。
ちょうど「路上の匂い」が撮影されていた頃に生まれた若い世代の皆さんは、これらのスナップを前に何を感じるのか?どのような表情を浮かべるのか?
めちゃくちゃ興味があるブログ主です。
山崎弘義写真展『路上の匂い』
2023年2月2日(木)~19日(日)13:00~19:00
★月・火曜休み、入場無料
<写真展内容>「路上の匂い」は1987年から1990年頃に新宿・原宿・渋谷・浅草・上野などの東京の繁華街で撮影したスナップ作品である。この期間中には天皇崩御という歴史の転換点を含み、またバブル景気の危うさを感じながら乗らなきゃ損々という空気が充満していた時期でもある。なにか街の中がざわついていた印象を持っている。また私自身の人生の中で一番血の気が多い時期でもあった。
撮影した時期には写真集を出版するタイミングがなかったが、コロナ第一波で外出自粛が叫ばれていた2020年4月頃から、すべてのフィルムのベタ焼きをスキャニングして作成し、改めてセレクトを行った。約450本あったので大変な作業になった。
先に出版した「CROSSROAD」が1990年から1996年頃の撮影なので、東京をほぼ10年撮影していたことになる。ストリートスナップはジグソーパズルの1ピースを収集する行為に近い。たくさん集めたところで大きなイメージができあがる保証はない。30年という時間を経てジクソーパネルを組み立てる作業を行っているのかもしれない。その中から東京の断片が何か見えてくれることを願う。
【作者略歴】
山崎 弘義(やまざき ひろよし)
1956年 埼玉県生まれ。
1980年 慶応義塾大学文学部哲学科卒。
1986年 フォトセッション’86に参加し、森山大道氏に師事。
1987年 東京写真専門学校報道写真科II部卒業。
2012年~2021年 日本写真芸術専門学校非常勤講師。主な写真展・写真集に、
1990年「路上の匂い」(ミノルタフォトスペース)
1992年「はざまの表情」(オリンパスホール)
1994年「クロスロード」(コニカギャラリー)
1996年「ウォーク・オン・ザ・サニーサイド」(ドイフォトプラザ)
2014年「Outskirts」(Totem Pole Photo Gallery)
2015年「DIARY母と庭の肖像」(新宿ニコンサロン)
2016年「水と緑と太陽の町」(コニカミノルタプラザ)
2017年「KnowThyself」(TAP Gallery)などがある。
2015年『DIARY母と庭の肖像』(大隅書店)を出版。
2019年写真集『クロスロード』(蒼穹舎刊)出版。
2023年写真集『路上の匂い』出版。
ギャラリーヨクト
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-10 ユニヴェールビル102
東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅2番出口から徒歩5分
そして本展が終了後は「Around LAKE TOWN 12」がこの夏に開催予定とのこと、そちらもたのしみです!!
引き続きウォッチします。
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