続×26・「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:「古利根川」に架かる新たなる橋の松伏町側の護岸工事が進行中
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「越谷レイクタウン」を貫く「春日部への道」こと「東埼玉道路」の工事の進捗をお伝えする本シリーズ。
「大落古利根川」を越えるための新しい橋は、その橋脚が2019年に出来上がってから久しいですが、下部工事はまだまだ続きます。
普通に工事を眺めていたら絶対にわからない位置、すなわち「松伏町」側の堤防では、その護岸工事が絶賛進行中です!!
橋台建設への序曲か?「松伏町」側の堤防の下部が鋼材で仕切られる
写真は本橋の工事を「大落古利根川」の右岸、つまり「越谷市増森」から眺めたところ。
ご覧のように、鋼材が打ち込まれ仮の土止めが施されています。
本橋の「橋脚」が出来上がったのは2019年のこと。あれからもう4年が経とうとしています。そして2023年1月現在でご覧の状況…。橋の建設は時間がかかるものなんです。だってあの「New吉川橋」だって7年の歳月を費やしましたから。
おそらくはこれからはじまる橋台建設への序曲なのでしょうが、その理由は別にあるようで…
西側の放水路の切替工事の進捗状況
本橋のすぐ西側(上流)の松伏町側では、以前お伝えした「放水路の切替工事」も進行中です。
続×23・「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:「古利根川」に架かる新たなる橋に珍しいスロープ盛土が出現〜その傍で誰もが見過ごす地味ながら重要な工事も進行中
本橋の建設のために、それまであった放水路の「樋門」の位置を約80メートルほどずらす工事です。

つまり、現在行われている護岸工事は、使われなくなった古い「樋門」を塞いで、これからの橋梁工事に耐えうる土台を築くという重要な役割があることがわかります。
「大落古利根川」左岸の「松伏町下赤岩」から工事箇所を望む
対岸の「松伏町下赤岩」から工事現場を見たところ。
一見して、堤防上が平坦になっただけのように見えます。冒頭で「普通に工事を眺めていたら絶対にわからない」と述べた所以です。
「東埼玉道路」の概要
引き続きウォッチして参ります!!