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「埼玉県」と「千葉県」を結ぶ「三郷流山橋(仮称)」〜 巨大ボックスカルバートもう一丁追加!!それを見守る麗しき向日葵夫人たち

2022年7月の時点で、その威容を見せつけていた、「三郷流山橋」の「埼玉県三郷市」側の巨大ボックスカルバート。

それ一つでおしまいかと思いきや、なんと、8月に入るとなんともう一丁追加されているではありませんか!!

しかもその断面形状も全然違う、設置面の高低差までご丁寧につけられている念の入れようです。

「三郷流山橋」の建設進捗「埼玉県三郷市」側の様子

橋台わきの堤防上の古代遺跡の様な巨大ボックスカルバートは2基目が出現!!

「江戸川」右岸の堤防下の道路から南を望むと、何やら足場に囲われたボックスカルバートの姿が。

つい1月前までは、左側の1基だけだったのが、右側(西側)にもう一つ追加になっています。

同じく「江戸川」右岸の堤防上から北を見下ろすと…。

一段低い場所に作られた新しいボックスカルバートは、先にできた物よりも二回りほども大きく、その断面は横長なのがわかります。

ボックスカルバートとは、あらかじめ工場で作られた、箱の形をした地下に埋設されるコンクリート構造物のことです。工事現場で直接コンクリートを打設するよりもコストと時間において優れています。

これはつまり、上段=サイクリングロード、下段=車道のような位置付けなのでしょうかね。
「三郷流山橋」が堤防上の橋台で繋がれば、現在のサイクリングロードをそのまま通すよりも、人道と自転車道に分離させる方が、安全上好都合なのかもしれませんね。

ふと視線を落とすとそこには麗しき向日葵夫人の皆様の姿が!!

今まで、橋ばっかりを見つめていたので、全く気がつかなかったのですが、本橋の南側には広大なひまわり畑が広がっておりました。

ご覧くださいこの麗しき立ち姿を!! しかもこんなに大勢!!!

まるで、工事の方々へのエールが聞こえるようじゃあありませんか!!

無骨な足場用のスチールパイプ製の柵に囲われており、明らかに観賞用とは言い難い通りとは離れた区画に、超善と彼女らは咲き誇っています。どなたが何のために植えたものかは不明です。

「江戸川」の右岸から建設中の橋を望む〜橋桁の上部工事も着々と進行中

さて、橋梁に目を移せば、そこには橋本来のスッキリとしたシルエットが。


今年の1月の時点では、こんな感じでいろんな設備が橋桁の上に据え付けられていました。
今では、地上とを結んでいた工事用の階段の名残が見られるだけです。

「常磐自動車道」へと伸びる「都市軸道路」の進捗

「三郷流山橋」を通る「都市軸道路」は「常磐自動車道」と「三郷料金所」あたりでクロスする計画ですが、そちらの工事も粛々と進められています。

上の一枚は「県道21号 三郷松伏線」の「前間」交差点あたりから東側の本橋を望んだところ。

地上から橋へと至るスロープの様子がよく分かりますね。手前の盛土の向こう側には南側の車線部分が出来上がりつつあります。

同じポイントから西側の「常磐自動車道」方面を望めば、基礎工事の真っ最中といった様子です。

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