【大相模調節池の水位】 03/23 11:50現在 1.36m(これまでの最高水位4.27m)

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続×21・越谷レイクタウンのすぐ南側の草加柿木産業団地は「草加柿木フーズサイト」〜その治水能力をフルに引き出す排水路の護岸工事が完成!!

ここは、2021年5月現在建設工事もたけなわの「草加柿木フーズサイト」のはるか東側。め同エリアの雨水を集めて「中川」へと逃す「千疋幹線排水路」の最終地点でございます。

2021年1月にお伝えした「プチ地下神殿」こと「地下調整池」の能力をフルに活かすための本排水路の護岸工事は、ひとまず雨が多い季節へと突入する前に、無事完了した様です。

「草加柿木フーズサイト」の雨水を逃す「千疋幹線排水路」の護岸工事は美しく完成

只今絶賛工事中の「草加柿木フーズサイト」が完成すると「草加市柿木町」あたりの水田のほとんどは無くなってしまいます。となると心配なのは最近多発傾向の「豪雨」ですね。

今まで雨水のバッファーとして機能していた水田の代わりに設けられたのが、「プチ地下神殿」こと「地下調整池」ですが…

続×8・越谷レイクタウンのすぐ南側の草加柿木産業団地は「草加柿木フーズサイト」〜 建設中の調整池は「プチ地下神殿」だった

そこに溜め込まれた水も含めて、最終的に「中川」に放流される直前のこのあたりが、護岸に一番負荷がかかるエリアと言えます。

つまりこのエリアの水路がしっかりとしていないと、ここで水が溢れかえってえらいことになると言うことです。

この写真は2021年1月の工事状況。昔に作られた木造の護岸が見て取れます。
大昔に作られたままの樹木や水草の生い茂る小川のような水路を、近代的に改修するのが本工事の目的なんですね。

どうです?美しいでしょう。排水路の右岸(草加市側)にあった鬱蒼とした樹木は綺麗さっぱりと取り除かれて、コンクリートと軽量鋼矢板で直線的に護岸されました。

この軽量鋼矢板を用いた護岸は、金属板の厚みの裏表合わせて2mmほどの腐食代が見積もられています。つまり、経年の腐食で矢板が2mmほど薄くなっても、構造安全性が確保されるということです。
過去の事例では、施工後40年で2.4mm程度の断面減少があったそうですから、次は2060年頃に改修工事が見られる、かも?と妄想するブログ主です。

流れの抵抗となる堆積物や樹木の根っこなども無くなって、増水時の流量もかなり改善されたんじゃないでしょうか。

「排水門」の正式名称は「千疋排水樋管」。写真で開放されているのが「千疋排水ゲート」、その隣に隠れて見えないのが「調節池排水ゲート」です。
これで、この辺りの治水についてはひと安心。めでたしめでたし。と、言いたいところですが、そうは問屋がおろしません。
今回の工事箇所と「プチ地下神殿」こと「地下調整池」との間には、さらに約600メートルの水路が存在します。実は「地下調整池」に近いあたりの水路において、護岸が十分とは言えない状況も未だ見られるのです。

言ってしまえば、「プチ地下神殿」こと「地下調整池」が満杯になってしまった時のことを考えるならば水路改修は、あともう一息。

視点を変えれば、「プチ地下神殿」こと「地下調整池」の貯水能力あればこそ、火急の水路改修工事をしなくても良かったと言えますね。

引き続きウォッチいたします。

(次のページ:「洪水」にまつわるエトセトラ



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