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【告知】山崎 弘義 写真展『Around LAKE TOWN 8-GO TO LAKE TOWN-』2021年2月10日〜21日 ギャラリーヨクトにて開催

当ブログではあまりにもおなじみ、越谷在住の写真家、山崎弘義さんの写真展「Around LAKE TOWN 8 -GO TO LAKE TOWN-」が、2021年2月10日(水)〜2月21日(日)に、いつものように東京四谷の「ギャラリーヨクト」にて開催されます!

コロナに負けず8回目を迎えた「Around LAKE TOWN」シリーズ!!

早いもので、2017年9月29日に新宿の「オリンパスギャラリー」で初めて開催された「Around LAKE TOWN」からもう8回目の開催となります。

思い起こせば前々回の「Around LAKE TOWN 6」(2020年3月2〜9日)の頃にコロナが本格的に流行り始め、前回「Around LAKE TOWN7-social distance-」(2020年8月1日〜11日)の頃には、第2波の影に怯えておりました。

そして今回は、コロナ第3波真っ盛り…。

ある意味、天災にはある程度の備えが出来ている日本ですが、パンデミックという忘れかけた天災がこんなにも長期戦になるとは誰も思わなかったはず。

そんな最中でも「越谷レイクタウン」の有り様を記録し続ける、山崎さんの写真家魂には敬意しかありません。

そして、前回に習って付けられたサブタイトルは…

「Around LAKE TOWN 8 -GO TO LAKE TOWN-

「GO TO」のスローガンが鳴り響いていた頃のこの街の姿を、是非ともご覧あれ。

山崎弘義写真展

『Around LAKE TOWN8-GO TO LAKE TOWN-』

2021年2月10日(水)~2月21日(日)13:00~19:00
(2月15日(月)・2月16日(火)は休み)、入場無料
<写真展内容>

昨年の緊急事態宣言が解除された時には、誰もが一段落と思ったはずだ。しかし第二波は7月に入ってやってきて、第三波は秋以降にやってきて、2回目の緊急事態宣言が発出されてしまった。埼玉県越谷市でも6月以降12月までに533名の感染者が見つかっている(3月~5月は41名)。このウィルスの厄介なところは実態がつかめないところだ。私は病気としてのコロナと指定感染症としてのコロナの2側面があると思っている。病気にかかって命の危険にさらされるという恐怖と、あのコロナにかかってしまったことで取りまく人々に多大な迷惑をかけてしまいそうだという恐怖。第二波以降においては、むしろ後者の方の比重が大きくなってきたのではないかと感じる。そして世界ではワクチンが開発されたにも拘わらず、ウィルスの猛威は衰える様子すら見せていない。

越谷レイクタウン地区は東京都心から北方に約22km、埼玉県越谷市の南東部に位置する、計画面積225.6ha・計画人口22,400人の新しい町である。2008年に街開きして、13年目を迎えた。中心に位置する大相模調節池の畔に立ち、あたりを見渡すと、東にはイオンレイクタウンという巨大商業モール、南方向にはマンションが連なる一帯がある。この地がかつて一面の田んぼだったことを知る人は少ない。

私は2014年ころから、この地を定期的に訪れ撮影を重ね、過去7回の写真展を開催してきた。新型コロナウィルスという未知の事態に向き合う時に、普段から続けてきているレイクタウンの撮影の中にそのウィルスの影がどう写り込んでくるかを見てみようと思った。数年後にこの写真を見て、そういうことがあったんだよね、という歴史の一場面になっていることを切に願う。展示作品は昨年の緊急事態宣言以降に撮影されたものである。GO TO・・・の掛け声が聞こえていた頃を遠い昔のように感じてしまう。
またレイクタウン南側に接する草加市柿木町に建設予定の産業団地(草加柿木フーズサイト)の造成現場の様子もご覧いただきたい。


【作者略歴】
山崎 弘義(やまざき ひろよし)
1956年 埼玉県生まれ。
1980年 慶応義塾大学文学部哲学科卒。
1986年 フォトセッション’86に参加し、森山大道氏に師事。
1987年 東京写真専門学校報道写真科II部卒業。
現在、日本写真芸術専門学校非常勤講師。

主な写真展に、
1990年「路上の匂い」(ミノルタフォトスペース)
1992年「はざまの表情」(オリンパスホール)
1994年「クロスロード」(コニカギャラリー)
1996年「ウォーク・オン・ザ・サニーサイド」(ドイフォトプラザ)
2014年「Outskirts」(Totem Pole Photo Gallery)
2015年「DIARY母と庭の肖像」(新宿ニコンサロン)
2016年「水と緑と太陽の町」(コニカミノルタプラザ)
2017年「KnowThyself」(TAP Gallery)などがある。
2015年『DIARY母と庭の肖像』(大隅書店)を出版。


ギャラリーヨクト
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-10 ユニヴェールビル102
東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅2番出口から徒歩5分

Hiroyoshi Yamazaki Photographs

 

さて、会期に緊急事態宣言は解除されているのでしょうか…。

「Around LAKE TOWN」コンプリートを標榜するブログ主ですからね、なんとか見に行きたいと思っております。

また「8」からは、当ブログでも取り上げている「草加柿木フーズサイト」の様子も収めているとのこと。

山崎さんのファインダーに写った「産業団地」の姿に興味津々です。

引き続きウォッチします。

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