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New吉川橋建設の2016年末の進捗状況

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2016年7月にお伝えした、吉川橋の架け替え工事。
あれから半年経って、どんな感じか見てきました。


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上の一枚は2016年7月ごろの様子です。
冒頭の一枚と比較すると、橋脚は相変わらずですけど、作業用の足場(仮橋?)が伸びているのがわかります。

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こちらは吉川市側からみた、新しい橋脚。
2枚中、上が現在で下が2016年7月です。

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上の2枚は現在のもの。

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※吉川橋架け替え工事の概要(出典:埼玉県HP)

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※画像左の緑色が越谷レイクタウンに至る新しい道路(出典:埼玉県HP)

この橋の完成は平成32年春=2020年。東京オリンピックの年です。
着工(古い橋の撤去開始)が2014年からですから実に6年計画!
橋を作るっていうことは時間がかかるもんなんですね。越谷レイクタウンのいろんな建物が半年ぐらい、早ければ一ヶ月で建ってしまうのを目の当たりにしているだけに驚きです。

国土交通省の資料によれば、同省が定めた「長寿命化修繕計画に基づく修繕実施済橋梁数」は、
全国の141,059箇所の橋のうち、修繕が必要なものが60,704箇所で、さらに修繕が済んでいるものは2015年4月現在で10,042箇所で、修繕実施率は15%あまりだそうです。

もちろん修繕の程度にはバラツキがあるのでしょうが、とてつもない数の橋梁工事が並行して行われているんですね。
(因みにお隣の「中島橋」も橋脚の耐震化工事中です)
なおかつ「長寿命化〜」とうたっているだけに、頑丈な橋を作ろうとしているんでしょうから、建設に時間が掛かるのもわかる気がします。(旧吉川橋も80年使われた)

とはいえ、早く開通して欲しいのも人情。記事にしながら指折り数えて待つことにしましょう。