続×65「東埼玉道路」越谷レイクタウン〜春日部市区間完成への道:交差ポイント付近の「浦和野田線」は舗装への準備が着々と進行中
「越谷レイクタウン」を貫く「春日部への道」こと「東埼玉道路」の工事の進捗をお伝えする本シリーズ。
時は2024年6月。都市計画道路「浦和野田線」と交差する「インターチェンジ」の付近でその形状がはっきりとわかるようになったことをお伝えして3ヶ月が経過しました。
一旦工事を終えた「東埼玉道路」と対照的に、「浦和野田線」では舗装に向けて活発な工事が展開されています。
「東埼玉道路」x「浦和野田線」インターチェンジの工事はひと段落中
周囲よりもひときわ高い盛土が施された「東埼玉道路」と「浦和野田線」インターチェンジ付近「田島」2024年6月後半の様子。
綺麗に路盤が整備されたところで工事はひと段落となり、人の気配も重機の姿も見当たりません。
しかし自然の力は凄いもので、ちょっと目を離すとこの有様。この写真だけ見たらどこぞの里山の風景そのものです。
「前方後円墳」かよ!!とツッコミたくなるブログ主です。
© OpenStreetMap contributors
インターチェンジから南側=レイクタウン方面を望めば、端正に整備された一筋の道が続いています。
「浦和野田線」は約350mの工事区間は全面舗装に向けて着々と準備中
一方「浦和野田線」の工事は、インターチェンジ手前から「田島(南)」交差点までの約350mの区間で全面舗装に向けて準備が進んでおります。
ロードローラーやパワーショベルが活躍し、側道の整備も進んでいます。
「松伏町松伏」あたりの工事は休工中
さて「浦和野田線」は「松伏町」を約3キロメートルに渡って横切る計画道路ですが、その町の西端「松伏町松伏」あたりでも工事は進められています。
ご覧のように200メートルほどの区間は既に出来上がっているのですが、そのさらに西側の「古利根川」へ至る170メートルは、用地は確保されていますが未着工の状態です。
とはいえ、既に2キロメートルは完成・共用されており、先の「田島」とこの「松伏」エリアの完成を待つのみの状況です。
【基礎知識】都市計画道路「浦和野田線」とはなんぞや
画像出典:吉川市公式ホームページ「埼玉県」においては貴重な横軸の幹線道路として計画され、現在は「国道463号越谷浦和バイパス」として「北浦和駅」付近から「浦和美園」を経由、「越谷市」で「国道4号」に接続しています。
その名の通り「千葉県野田市」が終点なのですが「越谷市」「松伏町」「吉川市」では共用済みの区間と事業中の区間が飛び飛びに存在しています。将来的には「所沢市」から「野田市」を結ぶ構想です。
【基礎知識】「東埼玉道路」とはなんぞや
東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域で供用・建設中の路線である。東北自動車道・常磐自動車道の補完を目的として建設され、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部(5.7キロメートル〈km〉)が供用されている。本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。
埼玉県八潮市の東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市で国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6 kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。by ウィキペディア大先生
引き続きウォッチして参ります。