続×24・吉川美南駅東口の素敵なまちづくり「エブリワンズガーデン」〜お米の「食味ランキング」を決定しちゃう研究分析施設が着工
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吉川美南のイオンタウンとは武蔵野線を挟んで反対側に建設予定の、素敵なまちづくり「Everyone’s Garden(エブリワンズガーデン)」。
前回の記事では「吉川美南駅」寄りに計画されている「商業・業務ゾーン」に「カインズホームセンター」が優先交渉者として決定したことをお伝えしました。
そして現在、駅からは北東にある「産業ゾーン」で工事が活発化して参りました!!
産業ゾーンで着工したのはお米の等級を「格付け」する「日本穀物検定協会」の研究分析施設だ!!
この度「エブリワンズガーデン」に3階建ての建築物を着工したのは「一般財団法人日本穀物検定協会」さん。
例えば、平成5年(2023年)では「埼玉県」の県西地区で採れたお米「彩のきずな」が特Aランクに認定されていますが、この「食味ランキング」を決めるのがこの「一般財団法人日本穀物検定協会」さんの仕事のひとつ。
なんか急に親近感が湧いて来ましたね〜、ってか腹へってきた!!
一般財団法人日本穀物検定協会とは?
●日本の農産物、飼料、食品などの第三者検定機関
●農産物検査法に基づく登録検査機関
–米の品種(DNA)鑑定
–残留農薬分析
–カビ毒検査
–重金属検査
–微生物検査
–放射能検査
–遺伝子組換え体試験などを行う
●1971年(昭和46年)食味ランキングを開始
●1989年(平成元年)食味ランキングに特Aランクを設定
因みに平成5年の特Aランクは全国114産地品種から43が選ばれています。関東では「埼玉:彩のきずな」と「栃木:コシヒカリ」の2つだけです。
その敷地面積は7000m2。ほぼサッカーグラウンド1面に相当する広さ、そこに3階建ての事務所兼研究分析施設が建てられる予定です。
現在はまだ杭打ちの段階ですから、完成は当分先になるでしょうが「エブリワンズガーデン」のコンセプトによれば、この街にできる工場は「見学できる!」が条件ですので、きっとお米にまつわるスペシャルな体験ができるのではないでしょうか。
いや〜ワクワクして、更に腹が減ります!!
その位置は、絶賛稼働中の「アヤベ洋菓子吉川工場」の北側のお隣です。
と、いうことでここまでの情報で「エブリワンズガーデン」を形容すると…
●駅近に「カインズホームセンター」
●駅近に「AOI吉川病院」
●北西部には「ポラス」の工場(建設中)
●北西部には「アヤベ洋菓子」の工場(稼働中)
●北西部にはデータセンター(未着工)
●北西部には「日本穀物検定協会」の工場(建設中)←本記事の内容
●21.6ヘクタールの住宅地(レイクタウン1丁目とほぼ同じ)と
●3.7ヘクタールの調整池(大相模調節池の約10分の1)を備える
だんだんおもちゃ箱の様な楽しい街になって参りましたね!!
恒例の「定点観測」
それでは恒例の「定点観測」も行ってみましょう。
写真の右端が「吉川美南駅」。駅前広場も整備中です。手前では「2号調整池」と「第二大場川」を結ぶ水門が建設中。
左端の地平線近くの住宅ゾーンでは区画工事が進行中です。
北は「産業ゾーン」。電線の向こうに「日本穀物検定協会」の工事現場。いずれは「病院」と「ホームセンター」で隠れて見えなくなるでしょう。
北西の住宅ゾーンには目立った動きはありません。
引き続きウォッチして参ります。
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