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レイクタウン上空で激烈な空中戦!!「レイクタウン・ファルコン」VS「カラス」

貴兄・貴女はご存知でしょうか?
増え続ける「ムクドリ」の被害からこの街を守るために日夜(?)邁進する守護鳥「レイクタウン・ファルコン」の存在を!!

しかし守護鳥とて決して楽な家業ではありません。

「レイクタウン・ファルコン」の日常を脅かすライバルとの熾烈なバトルをご覧ください!!

「イオンレイクタウンmori」上空で「レイクタウン・ファルコン」と「カラス」の熾烈な空中戦が展開される!!

まずはその空中戦の様子を動画でご覧ください。(響き渡る「キィキィキィキィ」という鳴き声に注目)

2018年の記事でもご紹介したとおり「イオンレイクタウンmori」の東側の平面駐車場に面した壁面が「レイクタウン・ファルコン」の住処です。

そして対するは何処にでもいる「カラス」。「イオンスタイル」の看板を挟んで睨み合う二羽。

そして何故かショッピングを楽しむ人々の上空で、この両雄が空中戦を繰り広げていたのでございます!!

【空中戦の見どころ】
カラスは常に2羽のコンビネーションで追い立てます(ロッテ戦術)。この辺りが「カラス」の知能の高さを物語っておりますね。
対する「レイクタウン・ファルコン」はときおり見せる絶妙の「ひねり込み」でカラスの背後に回り込むなど、機動性の高さを見せつけます!!
「ひねり込み」とは「紅の豚」の「ポルコ・ロッソ」や、
零戦の撃墜王「坂井三郎」氏が得意とした空中戦の秘技です。
詳しくはブログ主も読んで超熱くなった「飛行の真髄」をご覧ください。
あ、もちろん「レイクタウン・ファルコン」にはプロペラはありません。念の為。

一回りも大きいカラスとの数的不利にもかかわらず、逃げるどころか、ひらひらと紙一重で攻撃をかわす様はちょっと見ものですよ。

ここで「レイクタウン・ファルコン」のプロフィールをご紹介

遅くなりまして申し訳ありません、この「レイクタウン・ファルコン」は何者かをご紹介しましょう。

こちらは、ハヤブサの一種「チョウゲンボウ」さんでございます。

チョウゲンボウ(長元坊、学名:Falco tinnunculus)は、
鳥綱ハヤブサ目ハヤブサ科に分類される鳥の一種。

ユーラシア大陸とアフリカ大陸に広く分布する。日本では、夏季に本州の北部から中部で繁殖する。
北海道や四国、九州でも夏季に観察されたことがあり、繁殖している可能性もある。
冬季は繁殖地に残る個体と暖地に移動する個体に分かれる。また、日本全国各地に冬鳥として渡来する。

全長はオスが約33cm、メスは約39cm。翼を広げると 65 –80 cm になる。

「キィキィキィキィ」と聞こえる声で鳴く。齧歯類や小型の鳥類、昆虫、ミミズ、カエルなどを捕食する。空中の一点に停まるホバリングを行った後、体を斜めにしながら急降下して地上で獲物を捕らえることが多いのが特徴。ハヤブサ類だが、飛翔速度は速くない。

その視力は紫外線を識別することが可能で、この能力は主食である齧歯類の尿が反射する紫外線を捕捉し、捕食を容易にさせていると推測されている。ハヤブサと異なり、捕らえた獲物は周囲が安全ならばその場で食べる。
日本では4–5月に断崖の横穴や岩棚、樹洞などに小枝を作って営巣するか直接卵を産む。

カラス類の古巣を流用することもある。

by ウィキペディア大先生

そう、以前は当ブログで「レイクタウン・ホーク」と称し、その正体はハッキリと分からないままだったのですが、鮮明なその姿から「チョウゲンボウ」だと判明した次第です。

越谷レイクタウンの空を護るのは黄色いアヒルに非らず「レイクタウン・ホーク」出現〜ついに動画と鳴き声をゲット!!

ちなみに「ファルコン」は「ハヤブサ」の英名です。

繁殖期でカリカリしている「カラス」との熾烈なバトル!!

「レイクタウン」エリアで大繁殖している「ムクドリ」。そしてそれを餌として住み着いたハンター「チョウゲンボウ」。

そしてどこにでもいてテリトリーが被る「カラス」はこの時期3月から夏にかけてが繁殖期ということで、バトルが勃発したということらしいです。

ちなみに「カラス」も「ムクドリ」のヒナや若鳥を狙うことがあるそうです、ということはこの両雄は実は増えすぎた「ムクドリ」の鳥害からこの街を守っている守護神ならぬ「守護鳥」同志なんですね。

まあまあ、そんなに喧嘩しないで、うまく折り合いをつけて欲しいと切に願うブログ主です。

引き続きウォッチして参ります。

(次のページ:「イオンレイクタウンmori」界隈の自然の驚異に関するエトセトラ