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2016年11月13日「動物愛護フェスティバル」に行ってきたよ

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2016年11月13日(日)に越谷市動物管理センターで行われた「動物愛護フェスティバル」に行ってきました。お隣のリユース第一工場で行なわれている「リユースまつり」のような賑々さはないですが、同じくその活動を知ってもらうための試みです。

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門のところには「犬 猫 譲渡会」と表示が。

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怪我から復帰した成猫と、5匹の子猫が里親との出会いを待っていました。

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また、主に関東圏の動物愛護センターから処分される犬猫を引取/保護して、新しい飼い主様へ譲渡する活動を行っておられる「特定非営利活動法人アルマ」さんによる、里親を探しているワンちゃんたちが広々としたドッグランで元気に走り回っていました。
こういう地道な活動には本当に頭が下がる思いです。

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今回ブログ主が特に印象に残ったのはこの「マイクロチップ」に関してです。

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「マイクロチップ」とは犬や猫などの動物の「個体識別」をするためのものです。
ペットが何らかのアクシデントで飼い主と離れ離れになったときに、飼い主証明をするために、首の後ろのたるんだ部分の皮下に専用のインジェクター(チップ注入器)で埋め込むのだと、職員の方が教えてくださいました。

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上の写真の右にある、輪っか状の器具がリーダー(読み取り機)です。
これを保護された動物にかざすと、液晶部分に15桁のコード番号が表示されます。

例)392 14 10 56780123
最初の3文字は国コード(392は日本)
次の2文字は動物コード(14は伴侶動物=ペット※近年は愛玩動物とは言わなくなっているようです)
次の2文字は販売会社コード(チップの販売元)
次の8文字が個体識別番号

つまり飼い主が特定され、再び家元に帰る確率が上がるというわけですね。
写真中央の小さなビニール袋には「マイクロチップ」の実物が入っています。

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拡大した写真です。左は拡大図で右が実物です。
直径約2mm、長さ約12mmのチューブ状の物体です。
埋め込みは法律により獣医師でなければ行えません。埋め込んだあとは必ず「日本獣医師会(AIPO事務局)」へデータを登録して完了です。
埼玉県の実績では、約17,000頭に対して、約3,000頭にチップが装着されており、年々普及率は高まっているとのことです。

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こちらが「越谷市動物管理センター」です。
2015年4月にできたばかりなので、非常に綺麗で清潔な施設です。

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ペットの普及とその命の尊厳の問題は、本当に難しいですね。
殺処分をできうる限り減らしたいと頑張っている方々に報いるためにも、保護される動物の件数そのものを減少させねばなりませんね。(もちろんペットたちのためにも)
その第一歩は、このようなイベントを通して、まず現状を知ることから始まるのだと強く思いました。