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いつの日か大相模調節池にも綺麗な水辺を…ネイチャーアクアリウムの美術展を見てきました


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読者の皆様は「ネイチャーアクアリウム」と言う言葉をご存知ですか?

水景クリエーターとして世界的に知られた「天野尚(あまのたかし)」氏が提唱し、広めた自然の生態系を再現する水草水槽のことです。

その美しさから今では世界中に愛好家がいる「ネイチャーアクアリウム」と著名な写真家でもあった同氏の大判写真作品を組み合わせた、独自の自然観と水槽を融合した”生きたアート展”「天野尚 NATURE AQUARIUM展」を観て参りました。

 

「越谷レイクタウンと関係無いんじゃないの?」 と思われる方も多いと思います。その通りです(笑)

いやいや、この 「ネイチャーアクアリウム」こそ、当ブログを書くことになった遠因であり、以前公演をさせていただいた中で、水辺(の浄化)こそが越谷レイクタウンを、他の新興住宅地には無い魅力だと主張した、心の中の拠り所でもあるのです。

 



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館内に入ると本展を象徴する「金剛杉」の大写真に圧倒されます。

東山魁夷を連想させるような圧倒的な迫力です。でも絵ではありません。


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2008年の「G8北海道洞爺湖サミット」で日本を代表する自然として紹介されました。


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天野氏愛用のカメラ。今ではお目にかかれなくなった、リバーサルフィルム(ポジフィルム)をこれで撮影してたんですね。しかも8×20インチの超大判も撮れる。

金剛杉の荘厳な姿はこれぐらいじゃないと捉えきれません。
そして、以下はお目当ての「ネイチャーアクアリウム」の画像を黙々と。


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ブログ主の拙い写真撮影の技量ではお伝え出来ず、とても歯がゆいのですが、どれも宝石のような美しさです!

しかも、一つひとつの水槽がひとつの生態系として成り立っています。魚が泳ぎ、そのフンを微生物が栄養素として分解浄化し、二酸化炭素を水草が酸素に換え…。
装飾的な美しさではなく、大自然の美を切り取ってここに再現した、力強い美しさです。


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2013年にリスボン海洋水族館からのオファーで制作した、全長40メートル世界最大の淡水水槽「水中の森」の制作過程の映像。


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ブログ主と「ネイチャーアクアリウム」の出会いは2003〜2004年頃のこと。
世界大会が行われていたのを観て、自分もやってみたい!とは思ったのですが、趣味というにはハンパないスケールに圧倒されて断念した思い出があります。(当時は今ほど知名度がなく、スターターキットも充実していなかった。)

時は流れ、大相模調節池のほとりを歩く時にいつも感じるのは、「この水辺がもっと綺麗だったら、もっともっと大勢の人が集まってくるのになあ」ということです。
今でも水質浄化に様々な工夫がなされているのは知っていますが、十分とは言えません。

妄想するのは巨大な「ネイチャーアクアリウム」として輝く大相模調節池の姿…。

ご興味のある方は是非ご覧あれ。

天野尚 NATURE AQUARIUM展

期間 2017.11.8[wed] – 2018.1.21[sun]
 
時間 平日 12:00~17:00
土日祝 10:00~17:00
※最終入館は閉館時間の30分前まで。
※年末年始の営業時間については下記の通りとなります。
  12月30日(土)12:00~17:00
  12月31日(日)12:00~17:00
  1月1日(祝) 12:00~17:00
  1月2日(火) 10:00~17:00
  1月3日(水) 10:00~17:00
 
場所 Gallery AaMo(場所は下の地図を参照)