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産業道路の西の空き地に4階建倉庫が建築開始

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前回の記事では、2017年3月25日に長年の計画が成就して開通を迎えた「産業道路」の様子をお伝えしました。あれから2ヶ月、道路の西側に広がる広大な工場跡地に、なにやら建設の気配です。

上の写真は地盤改良マシンが入った、敷地の様子です。



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上の写真の赤い矩形の黄色い線の左右に建つのは「4階建ての倉庫」で、その高さは30m。
越谷レイクタウン寄りの草加市に予定されている「産業団地」に建てられる一番高い建物(31m)とほぼ同等の高さです。
つまりこの建物を見れば、レイクタウン第5公園の南側に立つ工場?の規模が大体想像できるというものです。
※赤い矩形の面積を無理やり他の施設と比較すると、只今、歳末宝くじ大売り出し中の「越谷市場(越谷総合食品地方卸売市場)」より若干小さい程度です。

設計を請け負った「(株)フクダ・アンド・パートナーズ」によれば…

新日鉄興和不動産様の「LOGIFRONT越谷Ⅰ」の起工式が行われました。

2017年12月01日

 当社が設計監理業務を行った、新日鉄興和不動産㈱様の「 LOGIFRONT越谷Ⅰ」の起工式が2017年12月1日に行われました。

 本件は、新日鉄興和不動産㈱様がマルチテナント型物流施設の開発を行うものです。新日鉄興和不動産㈱様としては、「LOGIFRONT(ロジフロント)」の名称で新規展開する初のマルチテナント型施設となります。

 本計画において弊社は、新日鉄興和不動産㈱様が土地購入を検討される段階から計画作成支援を実施、その後設計監理業務を受託し、今後、工事監理を実施する予定です。

 本計画地は、国道16号線の内側、都心から25km圏内、東京外環自動車道「草加」ICから約6kmに位置し、また、国道4号線へのアクセスも良好なため、道路の混雑状況に応じて東京都内や埼玉県の消費地への配送ルートを選択できる利便性の高い立地です。

 本施設は、延床面積約20,000坪の4階建てのマルチテナント型物流施設で、1~3階まで大型トラックが直接乗り入れ可能なシングルランプ型を採用するとともに、テナント様の要望に応じ冷凍・冷蔵設備等も設置可能な計画にする等、多様なニーズに対応できる施設となっております。  また、街並みとの調和を図るために、道路から建物をセットバックする配棟計画とし、外周部に植栽を配置しました。敷地内にトラック待機スペースを17台設けることで、路上駐車による周辺道路の渋滞を防止する計画としております。

 2019年2月の竣工に向け、社会インフラの一端を担う施設として、高品質な施設づくりに貢献してまいります。

建築主 新日鉄興和不動産株式会社  
計画敷地 埼玉県越谷市西方3076-1(地番)
敷地面積 27,021.23㎡(8,173.92坪)
建築面積 17,984.83㎡(5,440.41坪)    
延床面積 66,510.99㎡(20,119.57坪)   
用途 倉庫
構造規模 鉄骨造4階建

工期 2017年12月1日着工 2019年2月竣工予定

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俯瞰パース

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南面パース

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北面パース
 

※(株)フクダ・アンド・パートナーズ ホームページ「新着情報」より引用

つまり、上の俯瞰パースにある右側の建物が今回建設が始まった「LOGIFRONT越谷Ⅰ」と言うことですね。

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上の一枚は産業道路東側の様子。
こちらは、以前あった圧延工場の名残も完全に撤去され、完全な更地になっています。
西が「LOGIFRONT越谷Ⅰ」なら、東は「LOGIFRONT越谷II」でしょうかね。

まさに「産業道路」のポテンシャルを活かせる計画です。
越谷レイクタウンには直接の影響はないと思いますけど、周辺地域にどんな変化が見られるかはちょっと興味がありますね。

引き続きウォッチします。