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「小林さんちのメイドラゴンS」6話の「川の合流地点」について考察する

唐突ですが読者の皆様は「小林さんちのメイドラゴン」なるTVアニメをご存知ですか?

「越谷市」をモデルにしたと思しき「朧塚」という架空の都市を舞台に繰り広げられる、25歳SEのOL「小林さん」とドラゴンが変化したメイド「トール」の日常を描いた作品です。

あの「京都アニメーション」が手掛けただけあって、素晴らしい完成度とエンタメ度を兼ね備えております!

それに加えて越谷市民にとっては、越谷駅前(朧塚駅前)市役所周辺「しらこばと橋」などの見知った風景が随所に描かれており、その意味でもちょっとしたブームとなっています。

そのTVアニメ第2期となる「小林さんちのメイドラゴンS」(2021年7月7日より放送中)の第6話において、当ブログが執拗に取り上げている「New吉川橋」あたり、すなわち「元荒川」と「中川」の合流地点が登場しました。

それも、ただ単なる背景画としてではなく、物語の重要な一部としての登場となれば、ご当地の当ブログも黙ってはいられません!!

ということで、いわゆるプチ「聖地巡礼」いざ!!

※当ブログの読者である「一般越谷市民」さん、情報ありがとうございました。

先ずは予備知識「聖地巡礼」について

あ、そうそういわゆる「聖地巡礼」とは「四国八十八か所霊場めぐり」のことではなく、様々なドラマやアニメ作品の舞台として(あるいはモデルとして)描かれた実在の場所に訪れることを指しています。

今やアニメにおける「聖地巡礼」は一つのカルチャーとして根付いており、地域活性化の起爆剤としても重要視されているほどです。

「聖地巡礼 アニメ」でググると約379万件がヒットすることからも、その熱さが窺い知れます。

「小林さんちのメイドラゴンS」第6話のあらすじなどを少しだけ

本作品の詳しい内容は公式サイトAmazonなどでご覧いただくとして…

「小林さんちのメイドラゴンS」第6話の後半Bパートでは、地元の小学校に通う「カンナ」(実はドラゴン)とその親友「才川リコ」が、クラスメートの男子との見栄の張り合いから、遥か彼方の「川の合流地点」を目指すことに。そのプチ「スタンドバイミー」の旅がテーマです。

Base map and data from OpenStreetMap and OpenStreetMap Foundation

その目的地こそ「New吉川橋」の架かるあたり「元荒川」と「中川」の合流地点というわけです。

※以下、引用した画像の著作権は「クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会」に帰属します。

本作で描かれる合流地点は上のキャプチャー。下のマップと見比べても「ほぼ」完全一致ですね。

ちなみに左からが「元荒川」とそこに架かる「中島橋」、上からが「中川」。右下が工事中の「New吉川橋」と仮橋です。

New吉川橋建設の2017年2月の進捗状況

2021年3月に暫定共用を開始した「New吉川橋」がまだ工事中であることから妄想すると、本作は2017年の春頃の出来事であると思われます。

「越谷市神明町」の結婚式場「ベルヴィギャザホール」付近から「元荒川」の右岸沿いに歩くこと約7.2km!! その間にお弁当を食べたり、越谷市役所付近でドラゴンが水浴びしているのに遭遇したり、色んな出来事に遭遇するわけですが、その辺の詳細はご専門のサイトに譲ることにしましょう。

道中のエピソードの大半は「しらこばと橋」より西で展開しており、ブログ主の大好きな「元荒川緑道」でヤギに出会ったりこいのぼりを眺めたりはしてないのがちょっと残念。

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