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南高校の向かい側の「アルト動物病院」の骨格ができそう

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前回の記事では「アルト動物病院」が、県立南高校の向かい側に、2017年2月7日に開院することをお伝えしました。こちらもその骨格ができつつあります。
 


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当院のツイッターがあったので見てみたところ、更地から基礎工事に至る写真がいくつか紹介されていました。やっぱり動物のお医者さんといえども、自分の城の出来具合は気になるものですよね。

その中に耳慣れない「鎮物(しずめもの)埋没」という言葉と、お札のようなものが基礎に置かれている写真が出てきたので調べてみました。

鎮物(しずめもの)とは地鎮祭の際に、土地の神霊を和めるための所作のひとつである「鎮物埋納の儀(しずめものまいのうのぎ)」に用いられるもので、古くは鉄板によって作られた人形(ひちがた)や刀、楯・矛・鏡、また石やガラスの玉、氏神様の境内の清浄な砂か小石、五色の幣串や祭典で神籬として用いた榊の芯など数々のものが用いられたようです。それらは建物の基礎下に埋められます。

地鎮祭は見た事や参列した事もありますが、そういうものを埋めていたとは知りませんでした。
ブログ主が知らないだけで、この越谷レイクタウンには無数の鎮物が埋納されている訳ですね。
いや、我が家の地下にも、ご近所さんの地下にも…。

モダンな越谷レイクタウンの街並みと、その平安を祈るための鎮物。
科学の最先端と古来からの伝統が同居する、ニッポンの縮図みたいに見えてきます。