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湖畔をいつも綺麗に守る【大相模調節池の守護天使】「森さん」たちの素晴らしき活動を見よ!!

ブログ主が知る限りにおいて「レイク」こと「大相模調節池」に魅せられて「越谷レイクタウン」に移り住んで来られた方は、じつは思ったよりも大勢います。

息子に「湖」の一文字を与えた人や、眼前の水辺をリゾート地になぞらえて移住を即決した方…

いかに整ったニュータウンでも、水辺の潤いがあると無いとでは、心に感じる潤いに大きな差があるものです。

しかし一方、水辺に漂うゴミを目の当たりにして、心を痛めている人々もまた少なからずいるはずです。

本記事でご紹介するのは、そんな心の痛みを胸にしまい込まずに、活動に移した「大相模調節池の守護天使」の皆さんです。

2020年8月29日(土)ようやく陽が昇った「大相模調節池」に集う「守護天使」の皆さん。

連日猛暑日を記録する「越谷市」でも、比較的過ごしやすい早朝5:30。ブログ主が向かったのはおなじみ「大相模調節池」の「レイクタウン大芝生広場」です。

いや、美しい光景ですね。早朝から「レイクサイドウォーク」をジョギングする人の多さも納得できるというものですな。

この場所に人知れず、湖畔のゴミ拾いをしてくれている方々がいると聴き、取材を申し込んだ次第でございます。

こちらが「大相模調節池の守護天使」こと「森さん」(左から3人目)とその仲間たち。(ちなみに一番左は「越谷レイクタウンのホタルマスター」こと池田さん

「森さん」は湖畔のゴミの多さに心を痛め、2020年5月からたった一人で湖畔のゴミ拾いを始めたそうです。

陽もまだ昇らぬ早朝4:00から7:00まで、雨の日以外は来る日も来る日も、広大な湖畔に漂うゴミを拾い集める…。

考えただけでも気が遠くなる話ですね。

故にブログ主が伺った時には、すでにゴミ拾いはほぼ終了状態でした。とほほ…。
2020年9月3日追記
厳密には、「森さん」はたった一人で早朝ゴミ拾いを始めたのではなく、ご近所の若い奥さんと、小さな女の子が湖畔でゴミ拾いをしている姿を偶然見かけたことがきっかけだったということです。
しかし、6月以降はお二人がゴミ拾いをしている姿を見かけていないとのこと。

もしも、本記事をご覧になっていましたら「森さん」と声を掛けてあげてください。よろしくお願いします。

折しも、コロナ禍の中で在宅勤務を強いられている方々が湖畔をジョギングやウォーキングをするケースが増えておりました。

そんな人々が「森さん」の孤高の行いを見た時に、心を動かされないはずもありません。ひとり、またひとりと「森さん」に声をかけ、ゴミ拾いに加わったそうです。

そして、気づけば自然発生的に同志が集まり、ひとつのムーブメントになったというわけです。

「守護天使」の皆さんの年齢も性別も様々。ただひとつ「自分の愛する街の湖畔を綺麗に保ちたい」との意思のみを共有して…

(次のページ:人は集った。されど集めたゴミの行き場所は…。