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【プレイバック】【感激リターンズ】2019年5月11日 「越谷レイクタウンのウナギ」に再会~~「川柳生き物調査」は昨年以上の超賑わいだった件

人間達の熱狂はさて置いて、メインの水辺の住人達のご紹介です。

40種類以上の水辺の生き物達の中から、ブログ主が独断と偏見で一部をご紹介です。

モクズガニ(藻屑蟹)Eriocheir japonica (De Haan, 1835)は、エビ目(十脚目)・カニ下目・イワガニ科に分類されるカニの一種。食用として有名な「上海蟹」(チュウゴクモクズガニ)の同属異種である。日本各地で食用にされている内水面漁業の重要漁獲種である。
成体は主に晩夏から秋に河川の淡水域に出現する。雌雄とも、一部の個体は越冬するが、多くの個体は秋から冬にかけて繁殖のために海へ下る。そのため成体は春以降夏の終わりまで淡水域ではほとんど採集されない。
河口や海岸では、秋から翌年の初夏にかけて甲幅3-8cm程度の成体が採集される。長く海にいる成体には甲に海藻が付着していることがあり、時には20cm以上に成長した緑藻が見られることもある。また繁殖期の終わりには、海域に毛の禿げた個体や脚の欠損した個体が多く見られるようになる。脱皮しない限り、毛は伸びることはなく脚も生えてこないので、脱皮しない繁殖参加個体は禿げて脚の無いまま死ぬことになる。
様々な塩分濃度の環境に出現することは、モクズガニが非常に強力な体液(血リンパ)浸透圧調節能力を有することを意味している。カニ類の中でも海域にしか出現しない種ではほとんど浸透圧調節能力がなく、外液の浸透圧に受動的に変化し、塩分濃度が低くても高くても体液浸透圧が変化して死んでしまう。また海水と淡水の混ざり合う河川の感潮域(汽水域)に生息する種では、ある程度の薄い塩分濃度に対して、体液浸透圧を保つ働きが見られ、通常の海水の塩分濃度(3%前後)の他に薄い塩分濃度の範囲でも生存できる能力を獲得している。モクズガニはさらにその上をいく体液浸透圧調節能力があり、かなり薄い塩分濃度に対して耐える能力があるだけでなく、高い塩分濃度に対してもある程度浸透圧を保つ能力があることが知られている。このことは塩分濃度の低い淡水環境だけでなく、塩分濃度の高まる干潟の潮間帯の環境への適応能力が備わっていることを意味する。

by ウィキペディア大先生

あの中華料理でお馴染みの「上海蟹」の親戚「モクズガニ」さん。春から夏の繁殖期には海に降りるらしいですから、こちらに座すお方は「越谷レイクタウン」が居心地よくて定住しちゃった派でしょうか。

チチブ (英: Dusky tripletooth goby、学名: Tridentiger obscurus) は、スズキ目ハゼ科に分類されるハゼの一種。東アジア温帯域の淡水・汽水域で見られるハゼで、地方によっては食用に漁獲される。同属でよく似たヌマチチブ T. brevispinis とは、学術的な調査等を除けば区別されないことが多い。
内湾や河口の汽水域・純淡水域に生息する。純淡水域を好むヌマチチブとは棲み分けるが、チチブが純淡水域まで遡る、また逆にヌマチチブが汽水域に出現する例もある。転石やコンクリートブロックのある隠れ場所の多い区間を好み、空き缶やパイプなどゴミの中の空間に潜んでいることもある。アベハゼほどではないが水の汚れにも強く、海に面した都市の港や川でも見られる。食性は雑食性で、藻類や小動物を食べる。

by ウィキペディア大先生

ハゼの一種の「ヌマチチブ」。沼に住むので「ヌマチチブ」なんですが、こちらも海に近いところまで降りたりもする行動派。でも隠れ家が多い場所が大好き♡

こうして見ると「大相模調節池」は海とつながっているんだなあ〜と、改めて思います。十数年前にこの場所が広大な田んぼだった時には、おそらく居なかったニューフェイスの生き物達が住み着いた姿は「越谷レイクタウンピープル」の姿によく似ていませんか?

越谷レイクタウンって何ですか?(土地改良記念碑)

さて、どん尻に控えしは真打「レイクタウンのウナギ」様です!!

今年は、アクティブに水槽にダイブする姿を捉えてみました。よう!一年ぶりだなあ、元気だったかい?

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