New吉川橋建設の2020年1月の進捗状況〜この秋予定の新橋への付け替えを目指して工事は進む
4車線道路をアンダーパスする「ボックスカルバート」の現況
こちらは「吉川橋」の橋台の下を潜って、集落の南北を繋ぐ「ボックスカルバート」、平たく言えばコンクリート製のトンネルの現状です。
南側から覗いてみると、何故だか入り口が半分塞がってますね。↓
仮橋の上から見下ろすとこんな感じ。↑
実は現在の仮橋はカーブした状態で4車線道路に接続しているので、そのつなぎ目辺りにある「ボックスカルバート」の一部が盛り土で埋まってしまっているという訳。
本当の新しい吉川橋は、4車線道路に対してストレートに繋がりますから心配無用です。
北側からのぞむ「ボックスカルバート」。向こう側の半分隠れた入り口の様子がよく分かりますね。
埼玉県の工事資料より抜粋。赤い部分が「ボックスカルバート」で、その幅は4メートル。
計画当初にはなかったのですが、地元の県会議員の方が折衝の末に勝ち取った?便利機能です。しかも最初は歩行者用で考えられていた物を、自動車も通れる様に計画変更させたのだから天晴れです!!
ちなみに「ホンダ N-WGN」の幅は1.475m、「トヨタ プリウス」の最大幅は1.76m、「トヨタ アルファード」で1.85m(いずれもサイドミラーの幅を含まず)ですから…
これらの車に乗った読者の皆様同士が「ボックスカルバート」で鉢合わせたとすると、そのサイドミラーを格納した場合の隙間は以下の表の通りです。(隙間は壁面と車両間の合計です)
N-WGN | プリウス | アルファード | |
N-WGN | 105cm | 76.5cm | 67.5cm |
プリウス | – | 48cm | 39cm |
アルファード | – | – | 30cm |
「ホンダ N-WGN」同士ならサイドミラー全開(+30cm)でも注意しながらすれ違えます。「トヨタ プリウス」同士ならば、どちらか一方がミラーを開いているとギリギリ。「トヨタ アルファード」同士になってくると、双方がミラーを畳んでギリです。あ「アルファード」は高さがヤバイかも…
ここはひとつ「譲り合い埼玉」で参りましょうね。
と、まあいろんなことを妄想してしまいましたが、今年2020年の秋には「仮橋」から「New吉川橋」の片側2車線暫定供用が予定されています。
抑えきれない、この胸のトキメキ… 引き続きウォッチしてまいります。