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2018年5月20日は大相模調節池でウナギが見られるらしい

突然ですが、読者の皆様はウナギ好きですか?ブログ主は大好きです。

どのくらい好きかと言うと、もうもうと煙を吐き出す「うなぎ屋さん」の前を車で通りかかると、必ずアクセルを緩めつつ、ドアガラスを全開にして煙を溜め込んで幸せに浸るぐらい好きです。

いやいや、勿論食べるのも大好きなんですが、ウナギという生き物のハイパーなスペックに、同じ生き物としてリスペクトを感じているというのも偽らざる事実なんです。

ウナギ、正確には「ニホンウナギ」は、最近の調査では遥か南の「西マリアナ海嶺」(グアム島の付近)で孵化した稚魚が、約3,000kmの大回遊をして、何故ゆえにか日本の川を遡ってくることが分かっています。

しかしこれは我らが「ニホンウナギ」だけのことではなくて「ヨーロッパウナギ」も大西洋を横切って、アメリカ大陸付近のサルガッソ海まで回遊して産卵し、孵化した稚魚はまたヨーロッパの川へ戻るらしいですね。

他の回遊魚(例えばサケ)や渡り鳥もそうなんですけど、よくもまあこんな大遠距離を帰って来られるもんだと驚嘆します。いったいどんなメカニズムがそれを可能にさせているんでしょう?

また、ウナギは産卵をすると死んでしまうらしいですけど、産卵をしないなどの条件があると結構長生きするようで、養殖ウナギでは80年ほど生きた記録があるようです。更にスェーデンでは155歳という、とてつもない輩がいたそうです(ほんまかいな?)

そんなウナギ様が越谷レイクタウンの大相模調節池にいらっしゃるなんて、ブログ主はついこの間まではついぞ知りませんでした。

レイクタウンの湖でウナギを見ませんか!?
越谷市制60周年記念 川柳生き物調査
〜大相模調節池にはどんな生き物がいるのか?〜

越谷レイクタウンのシンボルである「大相模調節池」には、淡水性や汽水性の多くの種類の生き物が暮らしています。一緒に観察して見ませんか。

日時:2018年5月20日(日) 午前10時00分〜11時30分(小雨決行)
場所:大相模調節池ビオトープ周辺(芝生広場)
参加:無料 川柳地区在住の親子(川柳地区外在住の方も参加可能)
主催:川柳地区コミュニティ推進協議会
講師:NPO法人 越谷ふるさとプロジェクト・柵瀬信夫 氏
協力:埼玉東部漁業共同組合・埼玉県水環境課・越谷市環境政策課

★調査前日
漁協の皆さんが調査用の網を仕掛けます
★調査当日
網を引き揚げて、水棲動物を確認します
テント内に水槽を設置! 講師が解説!!

昨年の生き物調査では、ウナギを含めて40種類以上が確認されました!(テナガエビ、タナゴ、ギンブナ 等)

☆荒天時は、川柳地区センター・公民館にて「生き物講座」を開催します!

問合わせ
川柳地区センター・公民館(越谷市川柳町2-485)
TEL 048-987-8213

「川柳地区コミュニティ推進協議会」が主催のこのイベントは、川柳地区以外の人でも参加できるとのことなので、ブログ主も是非観察したいと思います。開催場所は以前の記事で紹介したビオトープ周辺です。

レイクタウンビオトープ 人の意思で守られる自然領域

北池や バンがついばむ 餌の音(ブログ主、心の俳句)

ふと「越谷レイクタウンまちびらき10周年記念式典」の写真展では、その監修をしてくださった写真家の山崎弘義氏の作品を思い出してしまいました。

山崎 弘義 写真展 「Around LAKE TOWN」2017年9月29日〜10月4日 オリンパスギャラリー東京にて開催

いつの日にか「吉川のなまず」の向こうを張って「越谷レイクタウンのウナギ」が名物になる日は来るのでしょうか?(本記事とは無関係ですが「EveryOne’s Garden(調整池)のなまず」っていいかも! やっちゃえ吉川

まあ、絶滅危惧種に指定される天然ウナギを食するなどは論外ですが、水辺を守る人々がいる限り、綺麗な水を取り戻した大相模調節池に魚たちが溢れる、そんな未来が来る日を勝手に妄想するブログ主です。(勿論テーマソングは「越谷の葱」ならぬ「完全養殖レイクタウンの鰻」をタンク☆ポップさんに発注します。)

引き続きウォッチします。